1990年のスポーツ
できごと
編集- 1月5日 - 日本相撲協会、女性初の森山真弓内閣官房長官による総理大臣杯授与を拒否
- 1月20日 - 国際陸上競技連盟、男子100メートル競走の世界記録について、ベン・ジョンソンの9秒83を抹消し、カール・ルイスの9秒92にすると発表
- 1月28日 - 第1回日本女子サッカーリーグ(JLSL)閉幕 初優勝は鈴与清水FCラブリーレディース
- 3月17日 - 横綱千代の富士貢、大相撲史上初の通算1000勝達成
- 3月17日 - 台湾プロ野球開幕
- 4月7日 - 競輪選手・吉岡稔真が初出走
- 4月21日 - 第2回日本女子サッカーリーグ(JLSL)開幕(~1991年1月27日)
- 4月25日 - IOC、アパルトヘイト政策の南アフリカで競技した全ての選手を、国際大会から締め出すと勧告
- 6月9日 - テニスのモニカ・セレシュ、全仏オープンで「16歳6ヶ月7日」の大会最年少優勝記録を樹立
- 6月11日 - 米大リーグのノーラン・ライアン、史上最多、最年長の通算6度目、43歳でのノーヒット・ノーラン達成
- 7月7日 - マルチナ・ナブラチロワ、ウィンブルドン選手権で3年ぶり9度目の優勝。52年ぶりに大会史上最多優勝記録を更新
- 8月30日 - 日本学生選手権水球競技で日本体育大学が300連勝達成
- 9月8日 - 巨人が東京ドームのヤクルト戦に勝ち、史上最短でセ・リーグの優勝決定。
- 9月9日 - テニスのピート・サンプラス、全米オープンで「19歳28日」の大会最年少優勝記録を樹立。100年ぶりの記録更新
- 9月19日 - IOC総会、オリンピック憲章改定案を採択、プロ・アマオープン化へ
- 10月5日 - オリックス・ブレーブス、来シーズンより新ニックネーム「ブルーウェーブ」への変更を発表。同時に上田利治監督の勇退と土井正三新監督の就任を発表。
- 10月11日 - 分断後初の南北統一サッカー大会が平壌で開催
総合競技大会
編集アイスホッケー
編集- スタンレーカップ決勝(1989-1990シーズン)
- エドモントン・オイラーズ (4勝1敗) ボストン・ブルーインズ
アメリカンフットボール
編集NFL
編集- AFCチャンピオンシップゲーム(1月14日、マイルハイ・スタジアム)
- デンバー・ブロンコス 37 - 21 クリーブランド・ブラウンズ
- NFCチャンピオンシップゲーム(1月14日、キャンドルスティック・パーク)
- サンフランシスコ・49ers 30 - 3 ロサンゼルス・ラムズ
- 第24回スーパーボウル(1月28日、フロリダ州タンパ・スタジアム)
- サンフランシスコ・49ers (NFC、2年連続4度目) 55-10 デンバー・ブロンコス (AFC)
日本の大会
編集- 第43回ライスボウル(1月3日、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)
- 日本大学フェニックス(学生代表) 42-14 アサヒビールシルバースター(社会人代表)
- 第45回毎日甲子園ボウル(12月16日、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)
- 日本大学フェニックス(関東学生代表) 34-7 京都大学ギャングスターズ(関西学生代表)
- 第4回東京スーパーボウル(12月12日、東京都文京区・東京ドーム)
大相撲
編集→詳細は「1990年の相撲」を参照
- 一月場所(両国国技館・7日~21日)
- 三月場所(大阪府立体育会館・11日~25日)
- 幕内最高優勝 : 北勝海信芳(13勝2敗,6回目)
- 十両優勝 : 益荒雄広生(10勝5敗)
- 五月場所(両国国技館・13日~27日)
- 七月場所(愛知県体育館・8日~22日)
- 幕内最高優勝 : 旭富士正也(14勝1敗,3回目)
- 十両優勝 : 若花田勝(12勝3敗)
- 九月場所(両国国技館・9日~23日)
- 幕内最高優勝 : 北勝海信芳(14勝1敗,7回目)
- 十両優勝 : 小城ノ花昭和(11勝4敗)
- 十一月場所(福岡国際センター・11日~25日)
- 幕内最高優勝 : 千代の富士貢(13勝2敗,31回目)
- 十両優勝 : 大輝煌正人(11勝4敗)
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):旭富士正也(70勝20敗)
競馬
編集日本のGI競走
編集- 中央競馬
- 桜花賞(阪神・4月8日) 優勝:アグネスフローラ、騎手:河内洋
- 皐月賞(中山・4月15日) 優勝:ハクタイセイ、騎手::南井克巳
- 天皇賞(春)(京都・4月29日) 優勝:スーパークリーク、騎手:武豊
- 安田記念(東京・5月13日) 優勝:オグリキャップ 騎手:武豊
- 優駿牝馬(オークス)(東京・5月20日) 優勝:エイシンサニー、騎手:岸滋彦
- 東京優駿(日本ダービー)(東京・5月27日) 優勝:アイネスフウジン、騎手:中野栄治
- 宝塚記念(阪神・6月10日) 優勝:オサイチジョージ、 騎手:丸山勝秀
- 天皇賞(秋)(東京・10月28日) 優勝:ヤエノムテキ、騎手:岡部幸雄
- 菊花賞(京都・11月4日) 優勝:メジロマックイーン、騎手:内田浩一
- エリザベス女王杯(京都・11月11日) 優勝:キョウエイタップ、騎手:横山典弘
- マイルチャンピオンシップ(京都・11月18日) 優勝:パッシングショット、騎手:楠孝志
- ジャパンカップ(東京・11月25日) 優勝:ベタールースンアップ、騎手:マイケル・クラーク
- 朝日杯3歳ステークス(中山・12月9日) 優勝:リンドシェーバー、騎手:的場均
- 阪神3歳ステークス(京都・12月9日) 優勝:イブキマイカグラ、騎手:南井克巳
- スプリンターズステークス(中山・12月16日) 優勝:バンブーメモリー、騎手:武豊
- 有馬記念(中山・12月23日) 優勝:オグリキャップ、騎手:武豊
JRA賞
編集ゴルフ
編集世界4大大会(男子)
編集- マスターズ優勝者:ニック・ファルド(イギリス)
- 全米オープン優勝者:ヘール・アーウィン(アメリカ)
- 全英オープン優勝者:ニック・ファルド(イギリス)
- 全米プロゴルフ優勝者:ウェイン・グラディ(オーストラリア)
世界4大大会(女子)
編集- ナビスコ・ダイナ・ショア大会優勝者:ベッツィ・キング(アメリカ)
- 全米女子プロゴルフ優勝者:ベス・ダニエル(アメリカ)
- 全米女子オープン優勝者:ベッツィ・キング(アメリカ)
- デュモーリエ・クラシック優勝者:キャシー・ジョンストン(アメリカ)
日本
編集- 賞金王(男子):尾崎将司
- 賞金女王:高村博美
サッカー
編集- 天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝
- 日本サッカーリーグ(JSL)
- 第1回日本女子サッカーリーグ(JLSL)
- 第11回全日本女子サッカー選手権大会
- 優勝:高槻FC女子チーム
自転車競技
編集トラックレース
編集- トラック世界選手権(前橋)
- スプリント優勝:ミハエル・ヒューブナー(東ドイツ)
- 1kmタイムトライアル優勝:アレクサンドル・キリチェンコ(ソビエト連邦)
- ケイリン優勝:ミハエル・ヒューブナー(東ドイツ)
ロードレース
編集- 第73回ジロ・デ・イタリア
- 第77回ツール・ド・フランス
- ロード世界選手権(宇都宮)
市川雅敏が、この年のジロ・デ・イタリアで日本人として初めて完走(50位)を果たす。
テニス
編集グランドスラム
編集バスケットボール
編集- NBAファイナル(1989-1990シーズン)
- デトロイト・ピストンズ(イースタン) (4勝1敗) ポートランド・トレイルブレイザーズ(ウェスタン)
バレーボール
編集→「1990年のバレーボール」を参照
プロレス
編集- プロレス大賞MVP:大仁田厚(FMW、初受賞)
- 世界最強タッグ決定リーグ戦(全日本プロレス) 優勝:テリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムス「殺人魚雷コンビ」組(初優勝)
モータースポーツ
編集世界
編集- F1世界選手権
- ドライバーズ:アイルトン・セナ
- コンストラクターズ:マクラーレン・ホンダ
- 世界ラリー選手権(WRC)
- 世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)
- ドライバーズ:ジャン=ルイ・シュレッサー/マウロ・バルディ
- チームズ:ザウバー・メルセデス
- ル・マン24時間レース
- 優勝車:ジャガーXJR-12LM
- 優勝ドライバー:マーティン・ブランドル/ジョン・ニールセン・プライス・コブ
- ロードレース世界選手権(WGP)
- 500ccクラス:ウェイン・レイニー(ヤマハ)
- 250ccクラス:ジョン・コシンスキー(ヤマハ)
- 125ccクラス:ロリス・カピロッシ(ホンダ)
日本
編集野球
編集→「1990年の野球」を参照
誕生
編集- 1月3日 - 柿谷曜一朗(大阪府、サッカー)
- 1月4日 - トニ・クロース(ドイツ、サッカー)
- 1月7日 - エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(グルジア、フィギュアスケート)
- 1月7日 - グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア、スキージャンプ)
- 1月8日 - ジェイミー・ハンプトン(アメリカ、テニス)
- 1月8日 - 河野広貴(神奈川県、サッカー)
- 1月11日 - 座安琴希(沖縄県、バレーボール)
- 1月22日 - アリーゼ・コルネ(フランス、テニス)
- 1月22日 - 河合由貴(大分県、バレーボール)
- 1月24日 - 入江陵介(大阪府、水泳)
- 2月11日 - ハビエル・アキーノ(メキシコ、サッカー)
- 2月15日 - 海老沼匡(栃木県、柔道)
- 2月23日 - 美濃部ゆう(東京都、体操)
- 3月8日 - ペトラ・クビトバ(チェコ、テニス)
- 3月9日 - 町田樹(神奈川県、フィギュアスケート)
- 3月11日 - 森田あゆみ(群馬県、テニス)
- 3月23日 - ハイメ・アルグエルスアリ(スペイン、モータースポーツ)
- 3月24日 - 大津祐樹(茨城県、サッカー)
- 3月26日 - サラ・メネゼス(ブラジル、柔道)
- 3月30日 - ミハル・ブジェジナ(チェコ、フィギュアスケート)
- 4月2日 - エフゲニア・カナエワ(ロシア、新体操)
- 4月4日 - 齋藤学(神奈川県、サッカー)
- 4月5日 - 大江香織(山形県、ゴルフ)
- 4月7日 - ソラナ・チルステア(ルーマニア、テニス)
- 4月12日 - 酒井宏樹(千葉県、サッカー)
- 4月13日 - アナスタシヤ・セバストワ(ラトビア、テニス)
- 4月16日 - トニー・マッケイ(アメリカ、陸上)
- 4月22日 - イブ・ミュアヘッド(イギリス、カーリング)
- 5月6日 - 工藤壮人(東京都、サッカー)
- 5月7日 - 平野ジェニファー(アメリカ、ゴルフ)
- 5月8日 - アナスタシア・ズエワ(ロシア、水泳)
- 5月11日 - 竹村真琴(大阪府、ゴルフ)
- 5月15日 - 青野令(愛媛県、スノーボード)
- 5月18日 - 大迫勇也(鹿児島県、サッカー)
- 6月1日 - 深津英臣(愛知県、バレーボール)
- 6月7日 - アリソン・シュミット(アメリカ、水泳)
- 6月11日 - クリストフ・ルメートル(フランス、陸上)
- 6月18日 - サンドラ・イズバサ(ルーマニア、体操)
- 6月20日 - 丁寧(中国、卓球)
- 6月20日 - 平岡琴(神奈川県、キックボクサー)
- 6月21日 - サンドラ・ペルコビッチ(クロアチア、陸上)
- 6月23日 - バセク・ポシュピシル(カナダ、テニス)
- 7月2日 - ケイラ・ハリソン(アメリカ、柔道)
- 7月3日 - 伊藤涼太(三重県、ゴルフ)
- 7月11日 - キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク、テニス)
- 7月11日 - モナ・バルテル(ドイツ、テニス)
- 7月11日 - 新鍋理沙(鹿児島県、バレーボール)
- 7月20日 - 東慶悟(福岡県、サッカー)
- 7月22日 - 秋吉翔太(熊本県、ゴルフ)
- 8月3日 - 田知本遥(富山県、柔道)
- 8月12日 - マリオ・バロテッリ(イタリア、サッカー)
- 8月20日 - ラノミ・クロモウィジロ(オランダ、水泳)
- 8月21日 - 星奈津美(埼玉県、水泳)
- 8月26日 - イリーナ=カメリア・ベグ(ルーマニア、テニス)
- 8月27日 - トリ・ボウイ(アメリカ、陸上競技)[1]
- 9月5日 - 金妍兒(韓国、フィギュアスケート)
- 9月5日 - フランコ・スクリーニ(アルゼンチン、サッカー)
- 9月24日 - 緒方亜香里(熊本県、柔道)
- 9月25日 - 浅田真央(愛知県、フィギュアスケート)
- 10月5日 - フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン、テニス)
- 10月6日 - 山口蛍(三重県、サッカー)
- 10月11日 - 高瀬愛実(北海道、サッカー)
- 10月15日 - 中井貴裕(愛知県、柔道)
- 10月16日 - 守屋宏紀(東京都、テニス)
- 10月17日 - 熊谷紗希(北海道、サッカー)
- 10月17日 - 村田愛里咲(福岡県、モーグル)
- 11月7日 - ダビド・デ・ヘア(スペイン、サッカー)
- 11月10日 - 西勇輝(三重県、野球)
- 11月10日 - バネッサ・フェラーリ(イタリア、体操)
- 11月12日 - フローラン・マナドゥ(フランス、水泳)
- 11月13日 - イェジ・ヤノヴィッツ(ポーランド、テニス)
- 11月19日 - 坂井達弥(福岡県、サッカー)
- 11月23日 - アリョーナ・レオノワ(ロシア、フィギュアスケート)
- 12月1日 - 酒井志穂(福岡県、水泳)
- 12月4日 - 乾友紀子(滋賀県、シンクロ)
- 12月7日 - ダビド・ゴファン(ベルギー、テニス)
- 12月7日 - ウルシュラ・ラドワンスカ(ポーランド、テニス)
- 12月10日 - 富沢祥也(千葉県、オートバイレーサー、+2010年)
- 12月24日 - 三宅諒(千葉県、フェンシング)
- 12月27日 - ミロシュ・ラオニッチ(カナダ、テニス)
- 12月31日 - パトリック・チャン(カナダ、フィギュアスケート)
- 12月31日 - 趙菁(中国、水泳)
死去
編集- 1月10日 - 栃錦清隆(東京都、相撲、*1925年)
- 2月10日 - トニー・ソレイタ(サモア、野球、*1947年)
- 3月5日 - エトムント・コーネン(ドイツ、サッカー、*1914年)
- 3月20日 - レフ・ヤシン(ソビエト連邦、サッカー、*1929年)
- 3月23日 - 村松栄紀(山梨県、自動車レース、*1965年)
- 8月23日 - 金井豊(群馬県、陸上競技、*1959年)
- 8月23日 - 谷口伴之(東京都、陸上競技、*1961年)
- 8月29日 - ルイージ・ベッカリ(イタリア、陸上競技、*1907年)
- 10月10日 - 濃人渉(広島県、野球、*1915年)
- 11月13日 - ボビー・マルカーノ(ベネズエラ、野球、*1951年)
- 12月4日 - 田島直人(山口県、陸上競技、*1912年)
- 12月13日 - アリス・マーブル(アメリカ、テニス、*1913年)
- 12月21日 - マグダ・ユーリン(スウェーデン、フィギュアスケート、*1894年)
脚注
編集- ^ “Tori Bowie”. IAAF. 2016年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月24日閲覧。