深津英臣
深津 英臣(ふかつ ひでおみ、1990年6月1日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1990年6月1日(34歳) | |||
出身地 | 愛知県豊田市 | |||
ラテン文字 | Hideomi Fukatsu | |||
身長 | 181cm | |||
体重 | 70kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | ウルフドッグス名古屋 | |||
背番号 | 3 | |||
愛称 | ヒデオミ | |||
ポジション | S | |||
指高 | 230cm | |||
スパイク | 325cm |
来歴
編集愛知県豊田市出身。3人兄弟の末弟。長兄旭弘は東京グレートベアーズ所属のセッター、次兄貴之はウルフドッグス名古屋コーチ[1][2](現役時代はアウトサイドヒッター)というバレーボール一家に育ち、英臣も小学2年次よりバレーボールを始めた[3]。
豊田市立崇化館中3年の時に全国中学選抜(21名)に選ばれた[4]。星城高校に進学し、2008年の春高バレーでは準優勝、インターハイ・国体では優勝に輝いた。全日本ユース監督の本多洋(崇徳高校監督)は、「素質は英臣が一番いいものを持っている」と述べている。
東海大学に進学後は、2011年の全日本インカレで優勝し、自らもセッター賞・サーブ賞に輝いた[5]。
2013年4月、Vプレミアリーグのパナソニックパンサーズに入団し[6]、同月、全日本メンバーに登録された[7]。
翌月に開催された第62回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会ではチーム準優勝に貢献し、自らも若鷲賞(最優秀新人賞)を獲得した[8]。
同年7月に開催された第27回ユニバーシアードカザン大会に日本代表として出場し、4大会ぶりとなるメダル獲得に大きく貢献し、自らもベストセッターに輝いた[9]。
2013/14Vプレミアリーグにおいて正セッターとなり、パナソニック二年ぶりの優勝に貢献し、自らも最優秀新人賞に輝いた[10]。
2015年8月に開催された第18回アジア選手権で優勝に貢献し、自らもベストセッター賞を受賞した[11]。
2022年2月20日、V.LEAGUE DIVISION1のJTサンダーズ広島戦(大阪府枚方市・パナソニックアリーナ)でVリーグ通算230試合出場となり、Vリーグ特別表彰制度の「Vリーグ栄誉賞」の表彰基準に到達し、シーズン終了後に受賞した[13][14][15]。
2024年6月、11年間在籍していたパナソニックパンサーズを退団した[16]。新たに新リーグ『SVリーグ』が発足される時期であり、それを機にパナソニックを退社しプロ選手として活動することを決断した[17]。7月にウルフドッグス名古屋入団が発表された[18]。
球歴
編集受賞歴
編集- 2013年 - 黒鷲旗大会 若鷲賞
- 2014年
- 2013/14 Vプレミアリーグ 新人賞
- 第63回黒鷲旗大会 ベスト6
- 2015年
- 第18回アジア選手権 ベストセッター賞
- 2022年 - 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN Vリーグ栄誉賞
所属チーム
編集- 豊田JV朝日
- 豊田市立崇化館中学校
- 星城高等学校
- 東海大学
- パナソニックパンサーズ(2013-2024年)
- ウルフドッグス名古屋(2024年-)
脚注
編集- ^ “深津貴之選手現役引退→コーチ転身のお知らせ”. 豊田合成トレフェルサ (2015年4月22日). 2016年6月6日閲覧。
- ^ “スタッフ紹介”. 豊田合成トレフェルサ. 2016年6月6日閲覧。
- ^ 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 46ページ
- ^ 平成17年度全日本ジュニアオールスタードリームマッチ - 国内大会:日本バレーボール協会
- ^ 全日本大学バレーボール連盟. “第64回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 - 男子個人賞”. 2013年5月10日閲覧。
- ^ パナソニックパンサーズ. “2013年度 新人選手紹介”. 2013年5月9日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “2013全日本男子”. 2013年4月19日閲覧。
- ^ 大阪府バレーボール協会. “第62回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 特別表彰選手( 男子)”. 2013年5月7日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “第27回ユニバーシアード競技大会 バレーボール競技男子”. 2013年7月18日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “2013/14 V・プレミアリーグ 男子表彰選手”. 2014年4月14日閲覧。
- ^ worldofvolley.com. “ACH M: Kunihiro Shimizu won the MVP award”. 2015年8月9日閲覧。
- ^ 2020年東京オリンピックに向けて、全日本男子チーム・龍神NIPPONが始動! - JVA 日本バレーボール協会、2017年5月15日
- ^ “パナソニックパンサーズ・深津英臣 選手 Vリーグ出場通算230試合出場達成のお知らせ”. Vリーグ機構 (2022年2月20日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “深津選手がVリーグ通算230試合出場によりVリーグ栄誉賞受賞”. パナソニックパンサーズ (2022年2月20日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “サントリーサンバーズが2年連続9度目の優勝 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V.FINAL STAGE結果・最終順位・個人賞”. Vリーグ機構 (2022年4月17日). 2022年4月19日閲覧。
- ^ “深津 英臣選手 退団のお知らせ | ニュース | パンサーズ | パナソニック スポーツ | Panasonic”. パナソニックのバレーボールチーム、パナソニック パンサーズ. 2024年6月3日閲覧。
- ^ 田中夕子「「え、パナソニック辞めるの?」SVリーグ異例の移籍“セッター入れ替え”…34歳深津英臣がついに本音「しがみついてでもバレーボール選手で」」『Number Web』、文藝春秋、2024年10月29日、2024年10月29日閲覧。
- ^ “「2024-25シーズン新体制」および新加入選手入団のお知らせ | ウルフドッグス名古屋 オフィシャルサイト | トピックス”. www.wolfdogs.jp. 2024年7月3日閲覧。