ゴジラ

日本の特撮映画シリーズ
ゴジラシリーズから転送)

ゴジラ(Godzilla)は、日本東宝1954年に公開した特撮怪獣映画ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品および、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品(ゴジラ映画作品の一覧参照)のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。

『ゴジラ』(1954年)のポスター

本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照のこと。

概要

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1954年に第1作が公開されて以降、半世紀以上にわたって製作されている怪獣映画円谷英二が担当する特撮技術のもと、演技者(スーツアクター)がぬいぐるみ着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後の日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった[注釈 1]。怪獣や怪獣同士の格闘のみならず、逃げ回る住民や攻防する軍隊などの周辺の人間描写も毎回描かれ、好評を得ている。日本のみならず海外でも上映されて人気を呼び、2004年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも登録されている[1]

タイトルロゴは、第1作以来「ゴジラ」の「ゴ」と「ラ」の角が欠けているのが特徴で、日本国内作品の多くでこれを踏襲している[2]。カラー化された『キングコング対ゴジラ』以降、「ゴジラ」のロゴは赤色や朱色であることが多い[2]。昭和期の作品では、エンドマークとして「終」の文字が打たれていた[3]

なお、「ゴジラ」は東宝登録商標である[4]

1950年代、アメリカでも原水爆をきっかけに生まれた怪獣映画『放射能X』や『原子怪獣現わる』などが製作されていたが、これらと比較して『ゴジラ』の出来は頭一つ抜けており、アメリカ国内でも評判になった[5]

映画の変遷

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昭和ゴジラシリーズ

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シリーズの特徴・経緯

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キング・コング』(1933年)
『原子怪獣現わる』(1953年)
『ゴジラ』(1954年)

1954年11月3日、監督を本多猪四郎、特殊技術を円谷英二、脚本を村田武雄、音楽を伊福部昭が担当し、特撮映画の製作を熱望していたスタッフが、当時の社会問題となっていたビキニ環礁核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。東京タワーが竣工する以前でもあった当時、他に高い建物が存在しない東京の街を破壊していく身長50メートルのゴジラは、人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれたほか、人間が生み出した核兵器によって現れた怪獣が人間の手で葬られるという、人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作品の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている[6]。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けた[7][8]『ゴジラ』の観客動員数は961万人を記録し、この成功を受けて直ちに続編が準備された後、翌1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』では怪獣同士の対決が初めて描かれた[9]。しかし、この後しばらく東宝はゴジラ以外の怪獣・特撮映画の製作に注力し、ゴジラシリーズの新作の企画は途絶えることとなる[10][11]

7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』は、アメリカの映画キャラクターキングコングとの対決作品として制作された[12]。明るい作風で当時人気を博していたプロレスさながらの対決を描いた『キングコング対ゴジラ』は、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1,255万人を動員し[12]、アメリカなど日本国外でも上映されて大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。

第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方としての戦いを見せて以降、ゴジラは恐怖の対象として役目が希薄になる[13]。次第に娯楽作品へのシフトが進み、当初のテーマであるSFとしての特色もシリアス路線からエンターテインメント性重視のものに変わっていく[14]第一次怪獣ブームにより競合作品が増え、ゴジラの有り様も変化していった[14][15]。第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に正義のヒーローとして描かれるようになった[16]

当時の「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビ普及などもあり、新作を公開するたびに観客動員数は前作を下回っていった[11]。この時期はテレビアニメ最盛期だったことからも、テレビ作品と混載5 - 6作品混合プログラム『東宝チャンピオンまつり』内の1作という扱いになった[17][11]。円谷英二の死去や東宝の制作体制の変化などもあり[18]、上映時間は短縮されて制作費も縮小された結果、特撮シーンの多くに過去作品の流用フィルムが多用されるようになる。そして、1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』では観客動員数97万人と、歴代ワースト1位を記録した。これを受け、東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。

平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)

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シリーズの経緯(vsシリーズ)

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1983年になるとゴジラシリーズ再開のため、関西や関東、九州地区などで過去の映画作品を縦断上映する『ゴジラ復活フェスティバル』が催された[19]

1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに、第16作『ゴジラ』が製作された。第16作は第1作をオマージュした作風であり、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。ストーリー上も第1作の直接の続編という形をとっており、ゴジラは1954年に一度だけ日本を襲って倒され、30年ぶりに新たな個体が日本を襲ったという設定であった[20][15]。以降の平成シリーズは第16作の続編であり、同一の世界観を舞台としている[15]

第16作では、都市の高層化に合わせ、ゴジラの身長を50メートルから80メートルと大型化された[20][21]。さらに後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は100メートルとなった[22][21]

5年後の1989年、第16作の直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開されるが、観客動員数は振るわなかった。

その後、「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラvsデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された[23][24]

第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーもマニア層向けであった。しかし実際の観客は親子連れが多数を占めていたため、徐々にファミリー向け娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やエンターテイメント性が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が評価を得なかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる[25]。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、スタジオジブリ作品などと並び、毎年の邦画興行ランクの1・2位を争うドル箱シリーズとして定着していった。

その後、ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定をきっかけとし、いったんシリーズの終了が決定[注釈 2]。シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』で劇中ではゴジラの「死」を描きシリーズが終了した[26][15]。シリーズ7作品の観客動員数合計は2,330万人、総配給収入は119億3,000万円におよぶ[27]

このゴジラ休止の時期には、平成モスラ3部作が公開された。

シリーズの特徴(vsシリーズ)

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総称として、平成ゴジラシリーズVSシリーズ復活ゴジラシリーズなどの呼称が用いられている[28][15]

「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』の全7作まで一貫した世界観となっており、『ゴジラvsビオランテ』で初登場した超能力少女・三枝未希(演:小高恵美)がシリーズの要として続けて登場している。ゴジラは一貫して人類の脅威として描かれ、対決相手は人類側の兵器ないし味方(メカキングギドラ、モスラ、メカゴジラ、モゲラ)あるいは三つ巴の戦いとなっている。後半、『ゴジラvsメカゴジラ』からは自衛隊に代わる新たな対ゴジラ組織・Gフォースと新怪獣のベビーゴジラ(後のリトルゴジラ)が登場した。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。クライマックスとなる戦場には公開当時に話題となった名所が選ばれることが多い(新宿都庁、みなとみらい、幕張メッセなど)。

この当時は、主に新作公開の時期に合わせて『金曜ロードショー』(vsモスラ)、『水曜ロードショー』(vsビオランテ)、『ゴールデン洋画劇場』(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。

この当時に防衛庁の広報課で対外広報を担当していた潮匡人によれば、1992年ごろにゴジラ映画に対する協力体制が本格化したという[29]

各作品の別名として『ゴジラ』を『ゴジラ1』とするナンバリングタイトルが存在し、(例:『ゴジラvsメカゴジラ』=『ゴジラ5』、『ゴジラvsスペースゴジラ』=『ゴジラ6』、『ゴジラvsデストロイア』=『ゴジラ7』)劇場版本編終了後の特報などで見られる。

このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去し[30]、ゴジラシリーズとしては『ゴジラvsデストロイア』が最後の参加となった。

海外製作作品(トライスター版)

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1998年にトライスター ピクチャーズ提供による『GODZILLA』が公開された。興行面では世界的に成功を収めたものの、軽快な作風のモンスタームービーに仕上げられた作品は従来のゴジラ像の乖離から日米のゴジラファンを満足させるものではなかった[31]。今までにない生物感溢れるゴジラの造形や劇中のVFXは評価されたものの、第19回ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞、最低助演女優賞を受賞。予定されていたシリーズ化には至らなかった。

ミレニアムシリーズ

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シリーズの経緯(ミレニアムシリーズ)

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当初の予定では平成ゴジラシリーズ終了後、平成モスラ三部作と地球防衛軍三部作を製作し、21世紀に入ってからゴジラを復活させるという計画であった。だが、東宝系の劇場や営業の方からモスラでは興行成績が厳しいという意見が起き、ゴジラ復活の要望が起こる[32][33]

そうした声に押される形で、1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でシリーズが再開された。この作品で2度目の世界観のリセットが行われる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。

本シリーズの一部は第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし200万人から400万人と比較的高い観客動員数を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人ほどと大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラキングギドラメカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となった。2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映されることになり、その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分ほど、上映時間が短縮化されている。

2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。制作サイドの目指す本当に新しい「ゴジラ映画」を制作することが当時の技術では困難として[34]、ゴジラ50周年の節目である2004年にシリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げて締めくくろうということになり[35]、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となり、東宝が製作するゴジラシリーズは10年以上途絶えることとなる[注釈 3]。ゴジラシリーズに数多く出演した水野久美佐原健二らは『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントを寄せた。

シリーズの特徴(ミレニアムシリーズ)

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ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない[15]

ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。怪獣のサイズがVSシリーズの100メートル級から昭和シリーズに近い50から60メートル級に縮小された[21](『ゴジラ FINAL WARS』のみ100メートル級に戻された)。ミニチュアのスケールも1/50から1/25に大型化したことでその作り込みがより精密になった。本シリーズは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の3作品で、優れた戦闘能力とリーダーシップを持つ女性自衛官が主役または準主役でゴジラと直接戦う設定を取り入れている。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』以降のシリーズでは、『ゴジラの逆襲』以降の東宝特撮映画では通例となっていた特技監督の肩書きが「特殊技術」となった。

2010年代 -

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シリーズの経緯(2010年代 - )

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ハリウッド版(後述)の世界的ヒットを受けて、2014年12月8日、東宝製作によるシリーズ新作が約12年ぶりに全国公開されることが明らかになった[36][37]2015年4月1日、脚本と総監督を庵野秀明、監督と特技監督を樋口真嗣が務めることが発表され[38]、同年秋から撮影が開始された後、2016年7月29日に『シン・ゴジラ』のタイトルで公開された。

2016年8月19日、初のアニメーション映画作品となる『GODZILLA』の製作が発表された。監督を静野孔文瀬下寛之、ストーリー原案・脚本を虚淵玄が務める[39]。2017年1月19日には新たなコンセプトアートと声優陣が[40]、同年3月26日には3部作になることがそれぞれ発表された後、同年11月17日には第1部『怪獣惑星』が、2018年5月18日には第2部『決戦機動増殖都市』がそれぞれ公開され[41]、同年11月9日には第3部『星を喰う者』が公開された。

2020年10月7日、劇場3部作とは世界観を一新した完全新作アニメーション『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』が翌2021年4月よりテレビ放送およびNetflixにて先行配信されることが発表された[42]

2022年11月3日、国産実写映画としては7年振りとなる新作ゴジラを2023年11月3日に公開することが発表された。タイトルは『ゴジラ-1.0』で、監督・脚本・VFXは山崎貴が務める[43][44]

シリーズの特徴(2010年代 - )

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2010年代以降のゴジラの特徴としては、「第1作も含めた過去作品全てと世界観がつながっていない」という設定が挙げられる。過去のシリーズでは、それ以降の時間軸は異なりつつも、1954年(第1作)に人類の前に初めて姿を現したという設定だけは共通していた。

しかし、『シン・ゴジラ』ではゴジラが初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、第1作との世界観のつながりが存在しない。このことを裏付けるかのように劇中では「怪獣」という概念や文言自体がなく、当初はゴジラを「巨大不明生物」と呼称している。また、アニメーション3部作でもゴジラは2030年に初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、やはり過去作品との世界観のつながりが存在しない。『-1.0』では第1作よりもさらに昔の第二次世界大戦後間もない日本が舞台となっている。

海外製作作品(レジェンダリー版)

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2014年には、ワーナー・ブラザースの提供、レジェンダリー・ピクチャーズの製作による『GODZILLA ゴジラ』が公開された。ゴジラのデザインはトライスター版と異なって原典を踏襲したものとなったほか、内容には自身もゴジラファンである監督のギャレス・エドワーズによる「SF要素を排し、徹底して現実的な路線で制作している」との方針が示されている。

2019年公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではゴジラに加えてラドン、モスラ、キングギドラが登場した[45]ほか、2021年公開の『ゴジラvsコング』では、有名モンスター同士を対決させるモンスター・ヴァースの一環としてキングコングが登場した[46]

映画一覧

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ゴジラの逆襲(1955年)

国内歴代シリーズ

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日本国外版

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括弧内は原題。

  1. 怪獣王ゴジラGodzilla, King of the Monsters!)』(1956年)
  2. 炎の怪獣ジャイガンティスGigantis, the Fire Monster)』(1957年)
    • 『ゴジラの逆襲』の日本国外版。『怪獣王ゴジラ』同様、アメリカにて再編集を経て公開された。
    • 当初は『ゴジラの逆襲』と主要なストーリーは同様ながら、ゴジラではなく「ジャイガンティス」と名づけられた新怪獣[注釈 4]とアンギラス(海外版での名称はアンジラ)が戦う、という形で日本オリジナル版のシナリオに若干の変更を加えた作品が企画されており、変更・追加される特撮シーンをアメリカにて撮影する、という予定であった。しかし、アメリカ人アクターが着ぐるみでの演技に慣れておらず、ゴジラの動きをうまく再現できないことに加え、予算面の問題が発生したなどの諸事情から新撮を断念し、日本オリジナル版に再編集のみ行ったものが上記のタイトルで公開された。
    • ジャイガンティスについては、『ゴジラの逆襲』で使用されたものではなく新規に製作された着ぐるみまで完成していたが、新撮の断念を経てまったく使用されず、他の作品で使用されることもないまま後に処分され、数枚の写真のみが現存する幻の存在となった。
  3. ゴジラvsザ・シングGodzilla vs. the Thing)』(1964年)
    • 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
  4. ゴジラ1985Godzilla 1985)』(1985年)
    • 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
  5. GODZILLA』(1998年)
  6. 『ゴジラ2000(Godzilla 2000)』(2000年)
    • 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
  7. GODZILLA ゴジラGodzilla)』(2014年)
  8. ゴジラ キング・オブ・モンスターズGodzilla: King of Monsters)』(2019年)[47]
  9. ゴジラvsコングGodzilla vs. Kong)』(2021年)[47]
  10. ゴジラxコング 新たなる帝国Godzilla x Kong: The New Empire)』(2024年)[48]
    • 『ゴジラvsコング』の続編。「モンスター・ヴァースシリーズ」の第5弾。アダム・ウィンガード監督。

再編集版

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  1. 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
    • 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
  2. 『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
    • 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
  3. 『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
    • 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。
  4. シン・ゴジラ:オルソ』(2023年)
    • 『シン・ゴジラ』のモノクロ編集版。
  5. ゴジラ-1.0/C』(2024年)
    • 『ゴジラ-1.0』のモノクロ編集版。

ゴジラ・フェス特撮作品

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『ゴジラ・フェス』は2017年よりゴジラ誕生日に開催の生誕記念イベント。作品はいずれも数分から10分程度の短編である。2020年、2021年はオンライン配信のみ。

フェス・ゴジラシリーズ

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『ゴジラ ゴジラ・フェスに現わる』(2020年)
2020年11月3日配信の『ゴジラ・フェス オンライン2020』にて上映された短編映像。監督は中川和博が担当した[49][50]。内容は、ゴジラによる都市破壊シーンを描くメタフィクション調のものとなっており、東宝スタジオの駐車場に都市セットを並べて撮影された。
『ゴジラVSヘドラ』(2021年)
2021年11月3日配信の『ゴジラ・フェス 2021』にて公開されたフェス用新作特撮第2弾。監督は中川和博が担当した。内容は、工業地帯にてゴジラとヘドラの交戦を描くものとなっている。ゴジラとヘドラのスーツは2体とも『FINAL WARS』のものが使用されており[51]、同年9月下旬に東宝スタジオの敷地内へ『ゴジラ・フェスに現わる』の3倍近くの広さでの設置を経て、舞台となる工業地帯のオープンセットにて撮影された[52]
  • 監督・画コンテ・編集 - 中川和博 / 制作会社 - シネバザール / 製作 - 大田圭二 / 企画プロデュース - 吉川哲矢 / プロデューサー - 石塚紘太
  • ゴジラ - 松本直也 / ヘドラ - よしだひかる / メイキングレポーター - 笠井信輔 / 流動映像 - 中山晃子
『フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲』(2022年)
2022年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2022』にて公開されたフェス用新作特撮第3弾。監督は中川和博が担当した。内容は、『VSヘドラ』の当夜に海へ帰ろうとするゴジラのもとへ襲来したガイガンとの激闘を描く後日譚となっている。ガイガンのスーツはガイガン50特別企画「ガイガンスーツ起動プロジェクト」で制作されたものが使用されており、東宝スタジオ6stで3日間をかけて撮影された[53]
  • 監督・画コンテ・編集 - 中川和博 / 制作 - 大田圭二 / 企画プロデュース - 吉田哲矢、山崎倫明 / アクション監修 - 新堀和男 / 制作会社 - EPISCOPE
  • ゴジラ - 松本直也 / ガイガン - よしだひかる / 現場リポーター - 笠井信輔 / ニュースの声 - かおる
『フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー』(2023年)
2023年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2023』にて公開されたフェス用新作特撮第4弾。監督は中川和博が担当した。内容は、『ガイガン来襲』の後日に日本各地を蹂躙するゴジラへの対抗手段として開発されたジェットジャガーとの激闘を描く後日譚となっている。ゴジラのスーツは『ガイガン来襲』から引き続いて『FINAL WARS』のものが使用されており、ジェットジャガーのスーツはジェットジャガー50企画「ジェットジャガースーツ再現プロジェクト」で制作されたものが使用されている[54]
その後、2024年4月28日に開催された『ゴジラ・フェス 大阪』でも公開された際には、尾上克郎が市販の玩具を用いて駐車場で撮影したジェットジャガーの飛翔シーンがサプライズとして追加されており、観客席からどよめきが上がった[55][注釈 5]
  • 監督・画コンテ - 中川和博 / 制作 - 大田圭二 / 制作会社 - エピスコープ
  • ゴジラ - 松本直也 / ジェットジャガー - 斎藤謙也 / 博士 - 笠井信輔 / 軍人 - 開田裕治 / ナレーション - 富岡佑介
  • EDテーマ - 「ゴジラとジェットジャガーでパンチパンチパンチ」子門真人
『フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦』(2024年)
2024年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2024』にて公開されたフェス用新作特撮第5弾。監督は中川和博が担当した。内容は、『オペレーション ジェットジャガー』で予告された同作品から直接続く続編として、フェス・ゴジラシリーズの集大成ともいえる作品となっている[56]。前作までよりも広大な東宝スタジオ9stにて、4日間をかけて撮影された[57]。当初はガイガンも再登場する予定だったが撮影期間の関係で実現せず、その代わりとして中川の発案によるジェットジャガー専用の新武装「Gクロー」が登場した。
  • 監督・脚本・画コンテ・編集 - 中川和博 / 制作会社 - エピスコープ
  • ゴジラ - 松本直也 / ジェットジャガー - 斎藤謙也 / キングギドラ - 井口尚哉
  • 出演 - 開田裕治、伊藤祐輝、イワゴウサトシ、笠井信輔、富岡佑介(声の出演)
  • EDテーマ - 「ランランゴジラン」ドミンゴス

G vs.Gシリーズ

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『G vs.G』
2019年の東宝による才能発掘オーディション・プロジェクト「GEMSTONE」での入賞作[58]。2代目の所作や平成VSシリーズの設定に沿ったゴジラと、過去作品のどれとも容姿が異なるガイガンの大群「ガイガンミレース」[59]の交戦を描く、予告編のような内容となっている。
  • 監督・VFX - 上西琢也
  • アーティスト - 山根光
『ゴジラVSガイガンレクス』(2022年)
2022年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2022』にて公開されたフェス用新作作品[60]。『G vs.G』の続編であり、ガイガンミレースを統率するさらに巨大な赤い個体「ガイガンレクス」[59]も登場し、ゴジラと交戦する[60]
  • 脚本・監督・VFX - 上西琢也
  • 製作 - 大西圭二
  • 声の出演 - 小高恵美
『ゴジラVSメガロ』(2023年)
2023年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2023』にて公開されたフェス用新作作品[61]。メガロ50周年記念作品にして『ゴジラVSガイガンレクス』の続編であり、ガイガンレクスを倒した後もガイガンミレースの残骸を破壊して都市を蹂躙し続けていたゴジラのもとへ、地中から謎の少女と共に過去作品とは容姿が異なるメガロが現れ、交戦する。
その後、2024年6月28日にはオムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』内の1作として劇場公開された[62]。映像や音響をYouTube版よりも向上した「シネマティック・バージョン」となっている[62]
  • 出演 - 岡本弥歩、度会結希、高島大幹、平野隼人、Kenji Sakamono、ジパング、Sierra Y、Mozc、めっさん/sakumoto
  • 声の出演 - 阿座上洋平、城岡祐介、山本悠貴、井上優、松舞奈、笠井信輔
  • 脚本・監督・VFX - 上西琢也、制作 - 大田圭二、VFX - 白組、alphaliez、撮影監督 - 柴田晃宏
  • 劇中使用曲 - ゴジラVSスペースゴジラより「Hyper Battle Area」、ゴジラ対メガロより「無敵のメガロ」、モスラ対ゴジラより「ゴジラ出現のテーマ」、ゴジラより「ゴジラのテーマ」

イベント上映など

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  • 『がんばれ!ゴジラ』
    • 1967年ごろにイベント用に上映されたもの[63]
  • 怪獣プラネットゴジラ』(1994年)
  • 『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』(2017年)[64]
  • 『ゴジラVR』(2018年)
    • 2018年9月13日より「VR ZONE OSAKA」[66]、同年11月3日より「VR ZONE SHINJUKU」のほか日本全国の「VR ZONE Portal」にて稼働のVRアクティビティ[67]
  • 『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』(2019年)
  • 『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』(2019年)
    • 2019年5月31日から8月25日まで上映されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンの体感型シアター・ショー。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズとコラボレーションしている[69]。なお、監督を担当した中川和博による隠し要素として、ジェットジャガーもわずかながら登場している[55]
  • 『ゴジラ迎撃作戦オリジナルアトラクション映像』(2020年 - )
    • 2020年10月10日よりニジゲンノモリのアトラクション「ゴジラ迎撃作戦」内のプレシアターにて上映されている短編映像。監督・脚本は中川和博が担当した[70]
  • 『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(2021年 - )
  • 『ゴジラVSタイガース』(2022年)
  • 『ゴジラ都庁襲撃 〜GODZILLA:ATTACK ON TOKYO〜』(2024年)
    • 2024年4月27日より都庁第一本庁舎で投影上映のプロジェクションマッピング。都庁舎壁面に平成VSシリーズのゴジラとスーパーX2改が対決する[73]
    • 企画・監修 - 東宝 吉川哲矢、加藤凱 / 映像制作 - 東宝映像美術 郡眞剛、敦賀松太郎 / 監督 - 中川和博
  • 『中部電力 MIRAI TOWERにゴジラ襲来! 〜Directed by NAKED, INC.〜』
    • 2024年6月20日から9月23日まで中部電力 MIRAI TOWER 展望台で上映のプロジェクションマッピング。中部電力 MIRAI TOWER開業70周年記念タイアップ特別ナイトイベントである[74]
  • 『TOKYO GODZILLAs』
    • 2024年11月30日より都庁第一本庁舎で投影上映のプロジェクションマッピング第2弾。前半は監督の中川和博によるスーツを用いた特撮とCG、後半は『ゴジラ』から『ゴジラ-1.0』までの7体の歴代ゴジラが東京を蹂躙するといった内容であり、白組も参加している[75][76]

その他の媒体展開

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映画作品のノベライズ、コミカライズなどは各作品の項目を参照。

テレビ番組

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紹介番組

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1990年代には、新作映画PRのために子供向けバラエティ番組が放送された[77]

『冒険!ゴジランド』(1992年10月1日 - 12月24日[出典 1]、1993年10月7日 - 12月30日[出典 2]
テレビ東京系、毎週木曜日7時15分 - 7時30分放送[出典 3]。全26回[出典 4]
司会はラサール石井、アシスタントはコスモス(1年目)、ブカブカ(2年目)[83]、ゴジラのスーツアクターは破李拳竜が務めた[82]。また、ゴジラ博士として東宝映像事業部の石井信彦が出演した[82][84]。番組ディレクターは豊島浩行と小藤浩一。
『ゴジラvsモスラ』の公開に際し、児童層へのアピールとコスモスの周知を狙って制作された[84][83]。東宝怪獣映画を「動く怪獣図鑑」のような内容で紹介した[80]。翌年も継続されたが、ブカブカによる楽曲はコスモスほどの売上には至らなかった[85][83]
『ゴジラ王国』(1996年10月1日 - 1997年8月15日[出典 4][注釈 6]
テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日7時30分 - 7時35分放送[出典 4]。全224回[出典 4]
CGキャラクターの博士(声 - 井上喜久子[注釈 7]とメガバイト(声 - 大谷育江)が映画のライブフィルムを使い、東宝怪獣たちの戦闘力や特徴などを教える[83][80]
『ゴジラTV』(1999年10月4日 - 2000年3月31日[出典 5]
テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日6時40分 - 6時45分放送[出典 4]
『ゴジラ2000 ミレニアム』のPR番組として放送された[83]。帯番組で曜日ごとに異なるコーナーで構成されるが[83]、ライブフィルムを編集した映像は少なく、スタジオでさまざまなゴジラネタを収録するバラエティ[80]
1999年11月28日16時54分から17時25分には特別番組『ゴジラTVスペシャル』が放送され、『ミレニアム』主演の村田雄浩も出演した[83]

アニメ

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すすめ!ゴジランド(1994年、1996年)
東宝と学習研究所の共同制作による幼児向け知育アニメ[83][80]。VHS全4巻、未DVD化[83]
登場怪獣はゴジラ(声 - 三田ゆう子)、ゴジリン(雌のゴジラ、1996年限定、声 - 岡村明美)、モスラ(声 - 伊倉一恵)、アンギラス(声 - 岩男潤子愛河里花子)、キングギドラ(声 - 岡村明美)、バラゴン(声 - 長沢美樹)、メカゴジラ(1996年限定、声 - 稀代桜子[83]。ゴジランドに住む怪獣たちと基礎的な勉強をする[80]
ただいま!ちびゴジラ』(2020年)
Webアニメ。キャラクター「ちびゴジラ」のアニメ化。
ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2021年)
ちびゴジラの逆襲』(2023年)

人形劇

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  • 怪獣人形劇『ゲキゴジ』(2004年 - )
    • 劇団こがねむしによる人形劇。2004年5月よりデパートやイベント会場などで上演された[87]。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。
  • 『怪獣人形劇 ゴジばん』
    • ネット配信番組[80]。YouTube東宝特撮チャンネルで配信の東宝公式の人形劇[80]。『かまってゴジラ』のみ実写ドラマ。第1シーズンは最後に短編コーナー『ヘドじい』が流れる。
    • 脚本・監督・造形・編集・音楽[80] - 小林英幸 / 美術・人形劇製作[80] - アトリエこがねむし / 人形操作[80] - 劇団こがねむし
    • ゴジラくんの声[80] - 高橋由美子
    • 怪獣の声(第1期)[80] - 大谷美起、勝浦まりえ、金子はりい
    • 怪獣の声(第2期)[80] - 川野芽久美、久保田純子、小林英幸、米野賢道、川野芽久美
    • 声(第2期もしモス)[80] - るな、大谷美紀
    • ゴジダン(歌とダンス) - 勝浦まりえ、下村梨乃、るな / 「If's=モシモスの歌」るな&クレア

漫画

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『大あばれゴジラ』(1955年、杉浦茂
少年少女おもしろブック』1955年6月号附録、集英社
『怪奇冒険まんが さいごのゴジラ』(1957年、橋本よしはる
『続ゴジラ アンギラスの逆襲』(1958年11月15日、原作:香山滋、漫画:藤田茂
『怪獣ラバン』(1958年、水木しげる
『ゴジラ』(1972年-1973年、久松文雄
『ゴジラの最後』(1976年、川崎ゆきお[89]
月刊漫画ガロ』1976年1月号に掲載[89]
『'79ゴジラ東京大襲来』(1979年、原作:沼礼一、漫画:いしいしんいち)[90]
月刊少年マガジン1979年7月号に同誌創刊5周年記念特別編として掲載[90]。60ページ[90]
『イエローマン』(1983年、杉浦茂)
『杉浦茂のおもしろ世界』の一物語。
『ゴジラサンド日和』(1984年、清原なつの
『THEゴジラCOMIC』(1990年)
アンソロジーコミック
『ゴジラくん』(1990年-1991年, 沢田ユキオ
『ゴジラCOMICの逆襲』(1991年)
アンソロジーコミック。
怪獣王ゴジラ
『4コマランド ゴジラワールド』(1993年)
アンソロジーコミック。
『ガオガオおれゴジラ!』(1993年-1996年、ひかわ博一)
『感動王列伝 ゴジラ創生――ゴジラを発明した男たち』 (取材・構成:根岸康雄、作画:藤原芳秀)
ビッグコミックオリジナルゴジラ増刊号』(2014年)
アンソロジーコミック。
『日本特撮映画師列伝 ゴジラ狂時代』(西川伸司
『超合金 メカゴジラ〈生頼範義ポスターVer.〉誕生秘』(2017年、西川伸司)
超合金 魂MIX メカゴジラ(生頼範義ポスターVer.)のパックイン漫画。

ゲーム作品

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発売(稼働)順。

ゴジラ VS 3大怪獣(MSX)1984年発売
シネスコ・アドベンチャー『ゴジラ』東宝(株)事業部、(PC-8801[91][92]、1984年11月発売[92]
ゴジラ』(1954年(昭和29年)公開)を基にしたアドベンチャーゲーム[92]
NEW GODZILLA (PC-8801) 1985年4月発売
ゴジラ』(1984年(昭和59年)公開)を基にしたアドベンチャーゲーム。
暴龍ゴジラ 大都市壊滅(FM-7)1985年発売
ゴジラくん(MSX)1985年発売
ディフォルメされたゴジラが登場するアクションパズルゲーム。のちにゲームボーイへ『ゴジラくん 怪獣大行進』(1990年12月18日発売)として移植された。
インファント島の秘密 モンスターズフェア (MSX) 1986年発売
モスラはプレイヤーキャラクター。ゴジラとミニラは敵キャラクター。
ゴジラ(ファミリーコンピュータ[91]1988年12月9日発売[93]
ゴジラとモスラを操作し、ゴジラ怪獣だけでなく、モゲラやゲゾラなどの東宝映画の怪獣を倒していくアクションゲーム[91]。ストーリーは地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込むというもの。
ゲームは移動パートとアクションパートに大きく分かれており、シミュレーションゲームのようなヘクスマップを移動して敵怪獣と対決したり敵基地を破壊したりする。開発はコンパイル
アクションパートで対戦する敵怪獣はゲゾラ、モゲラ、バラン、ヘドラ、バラゴン、ガイガン、メカゴジラ、そして最後の敵として立ち塞がるキングギドラである。また、ラストステージでは移動パート中に轟天号も登場する。
Godzilla 2: War of the Monsters(Nintendo Entertainment System)1991年発売(日本未発売)
日本でも「ゴジラ2」のタイトルで発売予定だったが、発売中止になった。
コンパチヒーローシリーズ
コンパチヒーローシリーズの一部の作品にはゴジラも出演している。パワーやディフェンスが高めに設定されることが多い。
バトルサッカー フィールドの覇者(スーパーファミコン)1992年12月11日発売
バトルベースボール(ファミリーコンピュータ)1993年2月19日発売
ゴジラ(アーケードゲーム)1993年稼動
ゴジラ(PC-9801)1993年10月15日発売[94]
大戦略』のシステムを使って作られたシミュレーションゲーム[94]。『ゴジラ 列島震撼』と同じくプレイヤーは防衛軍や自衛隊を指揮し、ゴジラをはじめとする怪獣たちを撃退する。初代ゴジラから、『ゴジラvsキングギドラ』までをカバーしている。実在兵器だけでなくメーサー戦車などの架空兵器も登場するが、怪獣たちの攻撃力はあまりに強力であるため、なんとか被害を抑えつつ勝利条件を満たすことが必要となってくる。
怪獣王ゴジラ(ゲームボーイ)1993年12月17日発売
超ゴジラスーパーファミコン)1993年12月22日発売
ゴジラ 爆闘烈伝PCエンジン)1994年2月26日発売
アルファ・システムが開発。対戦型格闘ゲーム
ゴジラはスーツ別で10匹以上おり、キングギドラも「宇宙超怪獣」「超ドラゴン怪獣」「メカ」に分かれ、メカゴジラIIは首がなくなっても動ける。ゴジラのアクションも、各エピソードの元になった映画作品の演出を採用している(全身発光など)。ストーリーモードでは次に戦う怪獣のシルエットと共に、鳴き声が再生されていた。ボーナスゲームとして、ゴジラ映画に関連するクイズコーナーもある。
ゴジラ 怪獣大決戦(スーパーファミコン)1994年12月9日発売
ジャンボゴジラ (アーケードゲーム)1995年稼動
ゴジラ どきどき怪獣島!!(キッズコンピュータ・ピコWindows)1995年7月25日(PICO)、1999年2月17日(Win)発売
ゴジラ 怪獣大進撃ゲームギア)1995年12月8日発売
ゴジラ 列島震撼セガサターン)1995年12月22日発売
ゴジラ・ムービースタジオ・ツアー(Windows、Macintosh)1996年月発売[95]
撮影スタジオをテーマパーク化したという設定で、映画編集や音付け、ポスターのデザインなど、映画の制作工程を体験するデジタルコンテンツ[95][96]
編集体験の映像素材は、未使用カットも含めた『vsモスラ』から『vsスペースゴジラ』までの特撮シーンで構成しており、当時助監督であった手塚昌明が編集を手掛けた[96]。この映像は後に各作品のDVDに再録された[96]。また、ポスターの映像素材として未制作企画『モスラVSバガン』に登場予定であった魔獣バガンのイラストも使用できる[96]
ゴジラ・ジェネレーションズ(ドリームキャスト)1998年11月27日発売[97]
ゴジラをはじめとする怪獣を操作し、日本の大都市を破壊するというゲーム[97][98]。敵としてGフォースの戦車や戦闘機が登場するほか、特定のステージにて街の破壊率が一定の数値に達すると、スーパーX、X2、XIIIがボスとして登場する。
操作可能な怪獣はゴジラ、メカゴジラ、初代ゴジラ、ハリウッド版ゴジラ、ミニラの5体に加え、隠しキャラクターとしてジャイアント芹沢博士というキャラクターが登場する[98]
ゴジラ・トレーディングバトル(PlayStation)1998年12月3日発売[99]
東宝映像事業部が開発した、『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演するトレーディングカードゲーム[99]。オリジナル怪獣も6体登場する[100][98]
GODZILLA: The Series(ゲームボーイカラー)1999年11月30日発売(日本未発売)[101]
ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト(ドリームキャスト)1999年12月23日発売[102]
『ゴジラ・ジェネレーションズ』の続編として作られたソフト。操作できる怪獣はゴジラのみであるが、各ステージが「町の破壊」と「怪獣との戦い」の2段階になっている。敵怪獣は、ビオランテ、キングギドラ、モスラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラ、そして最終ボスがデストロイア(幼体・完全体)となっているほか、スーパーXIIIやゲームオリジナルキャラクターのモゲラIIやスーパーメカゴジラIIなども登場する[100][98]
Godzilla: The Series Monster Wars(ゲームボーイカラー)2000年11月30日発売(日本未発売)
ゴジラ怪獣大乱闘ニンテンドーゲームキューブ)2002年12月12日発売
ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス(ゲームボーイアドバンス)2003年12月11日発売
ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦(PlayStation 2)2004年12月9日発売[93]
Godzilla: Unleashed Double Smash(ニンテンドーDS)2007年11月20日発売(日本未発売)[103]
Godzilla: Unleashed(PlayStation 2Wii)2007年11月20日(PS2)、2007年12月5日(Wii)発売(日本未発売)[104]
ゴジラ-GODZILLA-PlayStation 3)2014年12月18日発売
ゴジラ 怪獣コレクション(HEROZ スマホアプリ 2015年4月21日サービス開始、2016年4月21日サービス終了)[105]
3対3で怪獣バトルを行うアクションRPG[105]
ゴジラ VS(PlayStation 4)2016年7月16日発売[106]
『ゴジラ-GODZILLA-』のアップグレード版[106]
ゴジラ ディフェンスフォース(ネクソン スマホアプリ 2019年5月23日サービス開始)
リアル脱出ゲーム 対 ゴジラ シン・ゴジラからの脱出(公演型の体感型ゲーム/東京ミステリーサーカス B1F ヒミツキチラボ)2018年4月26日 - 10月14日開催
リアル脱出ゲーム 対 ゴジラ シン・ゴジラからの脱出 リバイバル公演(東京ミステリーサーカス B1F ヒミツキチラボ)2019年10月4日 - 11月10日開催
ゴジラ 謎ファイル(全3種)(持ち帰り型の体感型ゲーム)2019年11月3日発売
ゴジラver「首都防衛戦線―大怪獣ゴジラを迎撃せよ!―」
モスラver「博士の残したインファント島の謎」
ビオランテver「第四種警戒態勢発動!」
ゴジラ デストラクション/GODZILLA DESTRUCTION(TOHO Games スマホアプリ 2021年4月27日サービス開始)
ラン ゴジラ/RUN GODZILLA(TOHO Games スマホアプリ 2021年6月3日サービス開始(日本外では同年3月25日先行開始))
ゴジラ バトルライン/GODZILLA BATTLE LINE(TOHO Games スマホアプリ 2021年6月15日サービス開始)
ゴジラ (アークライト ボードゲーム)2022年4月23日発売
『Kaiju on the Earth』シリーズの番外編『Kaiju on the Earth LEGENDS』の1作目。『ゴジラ』(1954年公開)をモチーフとした1人対多人数(最大4人)の対戦・協力型ボードゲーム。1人がゴジラ、その他のプレイヤーが関東4都県の知事となり、ゴジラは各施設の破壊を、知事たちは住民や報道関係者の避難とオキシジェン・デストロイヤーの発動を、得点として競う。
リアル脱出ゲーム 対 ゴジラ 対 熱海ベイリゾート後楽園『ゴジラ迫るホテルからの脱出』(施設内周遊型の体感型ゲーム)
宿泊コース 2022年5月27日 - 2023年7月23日開催
日帰りコース 2022年7月14日 - 2023年10月31日開催
ゴジラ ボクセルウォーズ(TOHO Games スマホアプリ 2023年11月1日サービス開始)

別ゲーム内コラボ

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モンスターストライク(mixi アプリ)
コラボイベント「ゴジラ×モンスターストライク」(2014年7月18日配信)[107]
コラボイベント「ゴジラ×モンスターストライク 続・大怪獣猛進撃!」(2014年11月11日配信)
コラボイベント「ゴジラ対エヴァンゲリオン×モンスト」(2016年8月2日配信)
スーパーロボット大戦X-Ωバンダイナムコエンターテインメント アプリ)
ゴジラ対エヴァンゲリオン 期間限定参戦(2016年8月1日 - 8日配信[108]
巨影都市 (バンダイナムコエンターテインメント PlayStation 4)2017年10月19日発売
戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITEDポケラボ アプリ)
コラボイベント「ゴジラVSシンフォギア」(2019年11月30日配信[109]
星のドラゴンクエストスクウェア・エニックス アプリ)
コラボイベント「ゴジラ大決戦!!-大怪獣総進撃編-」(2020年8月5日配信[110]
SD シン・仮面ライダー 乱舞(バンダイナムコエンターテインメント Nintendo Switch/PC(Steam))
追加ダウンロードコンテンツ「シン・ゴジラパック」(2023年配信[111]
GigaBash (Passion Republic Games Nintendo Switch/PC(Steam)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X/S)

パチンコ

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CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
川北紘一演出による完全新作映像『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。前作同様、映画で使われた着ぐるみを使用した川北の演出による完全新作映像。登場怪獣は、ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガン。ゴジラのスーツアクターは岩崎晋弥

舞台

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『ゴジラ』(劇団離風霊船[112]
1987年5月1日初演[112]。脚本は大橋泰彦[112]。人間の少女に恋をしたゴジラの物語[112]
戯曲は1988年4月15日に白水社より発行された[113]岸田國士戯曲賞受賞[112]

オーディオドラマ

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『大怪獣戦 30怪獣大あばれ!!』(朝日ソノラマ、1966年8月20日[注釈 8][114]
ゴジラをはじめとする怪獣たちとキングギドラ・ドゴラ・モゲラら宇宙怪獣との戦いを描いたソノシートドラマ[114]。脚本は金城哲夫[114]
イラスト部分のみ1999年に『大復刻怪獣ソノシートブック』に復刻収録された[114]
『ゴジラは王様』(朝日ソノラマ、1966年11月5日)[115]
書籍『怪獣大図鑑』付録のソノシートドラマ[115]。脚本は金城哲夫[115]
ゴジラ、ラドン、サンダ、ガイラがキングギドラと戦う[115]
『われら怪獣部隊』(東宝レコード、1971年)[116]
ゴジラとオリジナル怪獣との戦いを描いたレコードドラマ[116]。作・演出は平松仙吉[116]
「第4集 無音怪獣サウンナ」「第5集 時間怪獣セコンドリア」の発売も予定されていたが、実現には至らなかった[117]
3作品とも2006年に『ゴジラ・サウンドトラック・パーフェクトコレクション BOX4』に再録された[116]
「第1集 T(タダシ)少年の巻」(1971年7月1日)[118]
地底人が操る怪獣ナーモンが登場[118]。音楽は和田則彦[118]
「第2集 水中怪獣ブルワラー」(1971年8月1日)[119]
水中怪獣ブルワラーが登場[119]。音楽は薊けいじ[119]
「第3集 銀河怪獣キラスター」(1971年9月1日)[117]
銀河怪獣キラスターが登場[117]。音楽は薊けいじ[117]

上記ゲーム・映画のCMは除く。

アサヒ飲料バャリースオレンヂ」(1964年)
『モスラ対ゴジラ』とのタイアップCM[120]
やまじるしみそ(1970年代初期)
映像は『ゴジラ対ヘドラ』からの流用[120]
グリコ協同乳業 プッチンプリン(1983年 - 1984年)
パターンが2つある。前者はゴジラがのど自慢大会に出場し、「花笠音頭」を踊っては歌いだしで雄叫びをあげた直後に鐘が一つ鳴って失格となり落胆し、参加賞としてプッチンプリンを貰うというもの[120]。後者はゴジラの子供[注釈 9]水野晴郎と共演し、映画館で『ゴジラ』(1984年版)を見ていたが、父が攻撃されるシーンを見て泣き出し、一緒にいた水野に「お父さんも大変だね…」と慰めてもらうというものだった。
アサヒビール アサヒ黒生(1980年代)
1983年版は、ゴジラに似た怪獣クロラがジョッキを片手に海へ去るという内容[120]。制作は東宝映像[120]
1984年版は、ビールジョッキを持ったゴジラと、観覧車を眺めていた子供のゴジラが親子で夜空の月を見つめるというもの。
バンダイ「キャラコンゴジラ」(1984年)
ゴジラが迷子になった子供を探して派出所を訪れるという内容[120]。制作は東映[120]
ナイキ「バリスティック・フォース・ハイ」(1992年11月)
バスケットボール選手のチャールズ・バークレーがゴジラとボールの奪い合いをするという内容[121]。制作はILMが担当[84]。アメリカで放送された後、日本でも公開された[122]
同時期には、ナイキのスポーツイベントにもゴジラが登場している[84]
京都銀行(1992年ごろ)
『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする[123][120]
西友(1992年 - 1994年)
ゴジラvsモスラ[84]、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』および、『ヤマトタケル』の公開時期に放映された。演出は川北紘一が担当しており、当該作品の特撮シーンと登場キャストの新撮映像で製作されていた。ゴジラの熱線で巨大な「¥」が爆発したり、モスラの羽ばたきで沢山の「¥」が舞い上がったりといった演出が盛り込まれている。
日清食品「出前一丁」(1992年)
ゴジラの映像を前に2人の島倉千代子が歌唱するという内容[120]
天神愛眼(1994年)
福岡の眼鏡販売店で、『vsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
ウベハウス(1995年 - 1997年ごろ)
一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
パールライス(1995年頃)
ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
ダイハツ工業オプティ」(1999年)
『vsデストロイア』のスーツが用いられた[124]
セボン(2001年)
演出は川北紘一。スーツは『ゴジラ2000 ミレニアム』と同タイプの胴体にVSシリーズの頭部と背びれをつけたもの[125]。ファンの間では「セボンゴジ」と呼ばれる[125]
2002年には、同社「セボンタウン」のCMで『vsデストロイア』のスーツが用いられた[124]
ベスト電器(2002年)
ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年)
ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
キリンビバレッジ FIRE(2009年)
松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。
スニッカーズ(2014年)[126]
レジャーに興じる人間大のゴジラが空腹のため巨大化して暴れ出し、スニッカーズで空腹を満たして元に戻るという内容[126]
アメリカで第86回アカデミー賞の放送中に初公開された[126]。日本未公開[126]。着ぐるみはアメリカでの新規造形[126]
パルコ 夏のグランバザール(2016年)
ゴジラが巨大化したパルコアラと対決するもの。『シン・ゴジラ』の公開時期に合わせて夏のグランバザールが同作とコラボしたものだが、ゴジラ自体は映画のシーンのものとの合成になっている。
サントリー・BOSS『顔の映らない主役』篇 (2019年 WebCM)
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開記念として中島春雄をメインとしたCMを放送[127]。東宝スタジオでのゴジラ特撮撮影は15年ぶりであり、造型師の酒井ゆうじによる監修のもとで初代ゴジラスーツも再現された。
監督 - 本郷伸明、特殊操演 - 上松盛明、美術 - 稲村正人、美術デザイナー:三池敏夫、東宝取締役・音楽事業担当・チーフゴジラオフィサー - 大田圭二、中島春雄役 - 齊藤謙也
マクドナルド(2023年 - 2024年)
「ゴジラvsマクドナルド」と称し、ゴジラ、ハンバーグラーグリマス、バーディをアクションフィギュア「BE@RBRICK」化して2023年12月20日から数量限定・抽選販売する[128]ほか、ゴジラの迫力を謳った限定メニュー「ゴジラバーガー」を2024年1月5日から数量限定・コラボレーション特別パッケージで発売する[129]。さらには、夕方5時からの夜マックとゴジラのコラボレーションを「ポテ|ナゲはゴジダ」と称し、夜マック限定メニュー「ポテナゲ」の限定品を1月17日から2月中旬まで発売する[130]
タイトルロゴなどは平成VSシリーズに沿ったものとなっており、テレビCMには同シリーズでの外見や描写に沿ったゴジラが市街地に登場する[注釈 10]ほか、マクドナルド店員の制服姿を模した巨大ロボット「マクドナルドロボ」も登場する[131]
マクドナルドロボのデザインを担当した西川伸司によれば、その細部にはさまざまな東宝メカのモチーフを引用しているほか、平成VSシリーズの世界観に人型ロボは異質なので悩んだという[132]。また、当初はCGで制作する予定になっていたが、実際にはミニチュアになったうえに映像も同シリーズへの愛あるものになったので嬉しいと評している[132]

アトラクション、展示会

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  • ゴジラ迎撃作戦〜国立ゴジラ淡路島研究センター〜

このほか、ゴジラをテーマとする期間限定の展示会が下記のように多数開かれてきた。

  • 「大ゴジラ特別展」「大ゴジラ特撮王国」(2014年 - 2017年、全国を巡回)[134]
  • 「ゴジラ展」(2017年、名古屋市博物館[135]

その他

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絵物語『A SPACE GODZILLA』(1979年)[136][137]
SF雑誌『スターログ』日本版1979年2月号および4月号に掲載された絵物語[136][注釈 11]。構成は大林宣彦石上三登志、イラストは大友克洋白山宣之[136][137]
物語は九十九里浜にゴジラの死体が打ち上げられるところから始まり、霊媒師の口を借りて自らが宇宙から来た種族であることを明かしたゴジラが人類の手により宇宙へ旅立ち、故郷のゴジラ星を占領する悪の異星人と戦う[136]

日本国外

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アニメーション
Godzilla』(1978年)
アメリカのハンナ・バーベラ社が制作したテレビアニメ。全26話。
ゴジラ ザ・シリーズ』(1999年 - 2000年)
1998年のアメリカ映画『GODZILLA』をベースにしたテレビアニメ。全40話。
コミック
Cinema Shares International『Godzilla Vs. Megalon』(1976年)
ゴジラシリーズ初のアメコミ化作品[138]
マーベル・コミック版『Godzilla, King of the Monsters』(1977年 - 1979年[出典 6]
マーベル・コミックより出版されたアメリカンコミックシリーズ[141]。全24号[141][139]。ゴジラとS.H.I.E.L.D.アベンジャーズファンタスティック・フォーといったスーパーヒーローたちとの戦いを描く[出典 7]。第6号では巨大ロボット レッドローニン(Red Ronin)[出典 8]、第10号ではイエティ風の怪獣Yetrigarなど、オリジナルキャラクターも登場している。
ダークホースコミックス版『en:Godzilla (comics)』(1987年 - 1996年)[140]
ダークホースコミックスより出版されたものは、当初は『ゴジラ』(1984年版)の日本版漫画の英訳であったが、1992年よりオリジナル作品を出版[141][139]。後者は、『ゴジラ対ゲキド・ジン』のタイトルで邦訳された[141]
1994年にはナイキとのタイアップにより、ゴジラとプロバスケットボール選手チャールズ・バークレー[注釈 12]が対決する『ゴジラVSバークリー』が描かれた[141]
IDWパブリッシング版『en:Godzilla (comics)』(2011年 - )[140]
『Godzilla The Half-Century War』(2012年)では、第1作『ゴジラ』で初代ゴジラと戦った自衛隊員が主人公となっている[138]
レジェンダリーコミックス版『en:Godzilla (comics)』(2014年 - )
玩具
プラモデル「GODZILLA」(1964年9月)[142]
オーロラ社から発売された世界初のゴジラのプラモデル[142]
『Godzilla Gang』(1979年頃)
玩具メーカーのポピーが日本でウルトラシリーズのヒーローや怪獣のソフビ人形ブランドとして展開し、ゴジラなどもラインナップしたキングザウルスシリーズをベースに新規原型で製作されたソフビ人形ブランド。アメリカの玩具メーカーマテル社が発売。東宝怪獣はゴジラのみラインナップ。
ショーグン・ウォリアーズ』(1970年代)
アメリカで展開された、日本のロボットアニメの主役ロボットや怪獣たちによる玩具ラインナップ。ゴジラとラドンがジャンボマシンダー規格の玩具として発売されている[143]。玩具としてのギミックが多く付加されており、ゴジラがロケットパンチを放つ。『FINAL WARS』でメインタイトルをデザインしたカイル・クーパーはこの玩具を「僕の初めてのゴジラだ」と大切に所持している[144]

未製作作品

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昭和シリーズでの未制作作品

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『ゴジラの花嫁?』[出典 9]
1955年の6月に海上日出男による初の総天然色映画を予定していた検討用脚本で、『ゴジラの逆襲』(1955年)の続編[149][147]。花嫁ロボット(脚本上は「人工人間」と記載)や2体目のアンギラスが登場する[出典 10]
1970年代後半に本脚本を原案として中西隆三によって『ゴジラの復活』が執筆され『ゴジラ』(1984年版)の源流の1つとなり、本脚本に登場するゴジラに寄生するノミの設定は、同作品のショッキラスへと継承された[149][147]
なお、1972年に『ゴジラのお嫁さん』というタイトルのレコードが東宝レコードから発売されたが、本作品とは無関係。
『続 キングコング対ゴジラ』(1962年ごろ)[出典 11]
キングコング対ゴジラ』(1962年)の直接の続編として、関沢新一によるプロットが執筆された[出典 12]。全18ページ[151][154]
前作の戦いから生き延びていた両怪獣が瀬戸内海で再び対決し、阿蘇山で決戦を迎える[155][151]。ゴジラが四国へ上陸する描写も存在した[154]。怪獣を見世物にしようとする悪徳業者の設定は、『モスラ対ゴジラ』と共通している[出典 13]
1964年夏に公開を予定していることが同年1月に報じられていたが実現せず、代わって『キングコング対ゴジラ』がリバイバル上映された[153]
『怪獣島』(1963年)
東宝テレビ部の宇佐美仁とアニメ制作会社のスタジオ・ゼロによるテレビ番組企画案。『ゴジラ』をはじめとした全8本の東宝怪獣映画の特撮場面を流用したオリジナルストーリーで1クール分のシノプシスが作成されたが、映像の使用権が当時はアメリカに渡っていたため、頓挫した[156]
『フランケンシュタイン対ゴジラ』(1964年)[出典 14][注釈 13]
ガス人間第一号』(1960年)の続編として企画された『フランケンシュタイン対ガス人間』から改訂された作品[出典 15]。ただし、『対ガス人間』は『ガス人間第一号』のアメリカでの配給権を獲得したブレンコ・ピクチャーズによる企画であったが、こちらはヘンリー・G・サパースタインによる企画であった[152]。執筆は馬淵薫(木村武)[出典 16]
その後、フランケンシュタイン側のエピソードはほぼそのままで、対戦相手をゴジラから新怪獣のバラゴンに差し替えて『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965年)が制作されている[出典 17]
本企画と前後してサパースタインは『モスラ対ゴジラ』のアメリカでの劇場公開権およびテレビ放映権を獲得しており、以後東宝特撮映画に携わることとなる[152]
『バットマン対ゴジラ』[162](1965年)
バットマン』とのクロスオーバー作品。1965年11月に関沢新一によるプロットが書かれた[163]ワイオミング大学のアーカイブに英語版のプロットが保管されている[163]
ドイツ人の科学者クラウス・フィンスターが日本政府に5千万ドルの支払いを要求し、拒否するならば日本を滅ぼすと脅迫する[163]バーバラ・ゴードンとともに日本旅行中だったジェームズ・ゴードンの要請により、フィンスターの野望を食い止めるべく来日したバットマンロビンがフィンスターと戦い、さらにはフィンスターによって操られたゴジラと戦う[163]。ゴジラがバットガールに恋をするなどを経て、バットマンはゴジラがメスを探していると推測する[163]。日本で開発されたロボットメスゴジラにバットマンが乗り込み、戦うことが予定されていたが、同ロボットの登場は取り消され、意識を失ったゴジラをロケットに乗せて宇宙に追放するとの展開に変更された[163]
『怪獣大襲撃』(1966年)[162]
小川英による検討稿が執筆されている[162]
『ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣番外地』(1970年)[出典 18][注釈 14]
東宝チャンピオンまつり用に円谷プロダクション製作・東宝配給作品として企画していた映画[160][164][注釈 15]金城哲夫満田かずほによるプロットのもと、沖縄を舞台とした風刺的な作品となっている[出典 19]
新作ゴジラ映画(1970年)[152]
東宝チャンピオンまつり1970年冬期のラインナップとして発表されていた作品[152]。監督には本多猪四郎が予定されていたが実現には至らず、代わって『モスラ対ゴジラ』の再編集版が上映された[152]
『ゴジラ対ヘドラ 2』
ゴジラ対ヘドラ』(1971年)の続編として、同作を監督した坂野義光によるプロットが存在する[168]
『キングギドラの大逆襲!』(1971年)[出典 20]
関沢新一による『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972年)の検討稿[出典 21]
『ゴジラ対宇宙怪獣 地球防衛命令』(1971年)[出典 22]
馬渕薫による脚本[出典 23]。地球征服を狙う宇宙人ミコーが操るキングギドラ、ガイガン、メガロの3大宇宙怪獣に対し、ゴジラ、アンギラス、魔神ツールが立ち向かうという内容[157][169]。ガイガンやゴジラタワーの設定は『ゴジラ対ガイガン』へ引き継がれた[160]。『ゴジラ対メガロ』(1973年)以前にメガロが登場しているが[160][169]、同作品のメガロとは描写が異なる。また、魔神ツールは後のキングシーサーを彷彿とさせるものと評されている[160][169]
『大怪獣沖縄に集合! 残波岬の大決斗』(1974年)[162]
登場怪獣、人物の一部、沖縄を舞台にした作品というプロットは『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)に流用された。
怪獣王ゴジラ・仮題(1979年)[152]
ドラえもん のび太の恐竜』の併映として発表されていた作品[152]。歴代映画の総集編と予定されていたが、実現には至らず、代わって『モスラ対ゴジラ』の再々編集版が上映された[152]。同作品の冒頭に追加されたハイライト映像は、本企画の名残であったとされる[152]
企画に際して漫画家の松本零士にも何らかの関与が打診されていたが、最終的には『モスラ対ゴジラ』のポスターアートを描くのみに留まった[152]

『ゴジラ』(1984年版)関連の未制作作品

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『ゴジラの復活』(1977年、1978年、1980年)[出典 24]
メカゴジラの逆襲』(1975年)の後に企画されたシリーズ再開案[171]。同一タイトルの脚本が何度か書かれており、いずれも後の『ゴジラ』(1984年版)の原形となっている[出典 25]
1977年ごろに書かれたものは、テロリストに占拠された静岡の原発をゴジラが襲うという内容[出典 26]。『ゴジラの花嫁?』を原案としており、『ゴジラ』(1984年版)のショッキラスがこの段階で登場しているが、この時点ではダニの怪獣であった[出典 27]。監督を福田純、脚本を中西隆三で製作が予定されていたが、プロデューサーの田中友幸ともども急遽製作が決定した『惑星大戦争』(1977年)へ移行した[175]。印刷された検討稿は、中西が執筆したものに村尾昭が手を入れたものである[出典 28]
1978年には、SF作家の光瀬龍による同名のプロットも執筆されている[149]。このプロットでは、ゴジラを宇宙人の使いと設定し、UFOUMAとも関連づけている[149]
1980年ごろに書かれたものは、ゴジラと猿神獣・水神獣・竜神獣の3形態に変身する中国の伝説の怪獣バガンが戦うという内容[出典 29]。執筆は村尾昭[出典 30]。『ゴジラ』(1984年版)で描かれた「ゴジラが核物質をエネルギーとする」という設定がこの段階で登場している[177]。バガンは後に『モスラ対バガン』の企画へ流用された[出典 31]
三度目に書かれた永原秀一による検討用脚本が改題し、『ゴジラ』(1984年版)として製作された[出典 32]
『ゴジラ』(1978年)[149]
SF作家の眉村卓によるプロット[149]。光瀬による『ゴジラの復活』ともども田中友幸がゴジラ復活会議に際しSF作家クラブで交流のあった作家に執筆を依頼したものである[178]
このプロットでは過去の作品とのつながりをなくし、ゴジラを宇宙人の残したメッセンジャーと設定している[149]
『ゴジラ、大復活!』(1978年)[170]
関沢新一によるものとみられるプロット[170]。眉村や光瀬らによるプロットを要約して紹介している「企画メモ」に掲載されていた[170]
外山朗によるプロット(1978年)[170]
1978年に開催された「ゴジラ復活会議」の参加者の1人である東京新聞の外山朗により2本のプロットが執筆されている[170]。外山がいかなる人物で、どのような経緯で会議に参加したのかは明らかになっていない[170]
両プロットとも、ゴジラと空飛ぶ円盤を関連づけた内容となっている[170]
『ザ・ゴジラ』(1979年)[170][179]
田中友幸の部下である東宝映像の中川原哲治が二階堂哲というペンネームで執筆したプロットの1つ[170]
ゴジラをノアの方舟伝説における大洪水の役割を担うものと位置づけ、先史文明との関連を言及している[170]
『よみがえる魔神 ゴジラの復活』(1979年)[170]
二階堂哲(中川原哲治)によるプロットの1つ[170]
コンピューターが管理する世界でゴジラが人類と戦うという内容である[170]
『God's Godzilla 神々のゴジラ』(1979年)[149][113]
中篇小説『スーパーゴジラ 神々の怒れる使者』(1979年)[149][180]
SF作家の荒巻義雄によるプロットとそれを発展させた原作小説[149]。光瀬や眉村と同様に『ゴジラ』(1984年版)へ至る企画検討の中で制作されたものだが、荒巻への依頼は両者よりも後であったとされる[149]。小説として発売する予定もあったが、映画の企画が中断したことにより立ち消えとなった[149]
荒巻は、英語圏でゴジラが「GOD」を含む「GODZILLA」と訳されていることから、ゴジラを神の使いと位置づけ、ゴジラが世界中を襲い厄災をもたらすという終末思想的な物語としている[149]

サパースタインによる合作企画

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『ゴジラ対ガルガンチュア』[181][注釈 16](1977年[182]
ヘンリー・G・サパースタインが1970年代初頭に東宝に持ち込んだ企画[121][181]。ルーベン・バーコビッチによる脚本[181]、UPAピクチャーズとの共同制作[182]のもと、サイボーグ化したゴジラが『The War of the Gargantuas』に登場したガルガンチュアと戦う内容[121][181]。1977年に東宝のアメリカとの共同制作予定作品としてジョージ・パルと共同制作する『タイム・マシン 80万年後の世界へ』のリメイク作品や、パンチ・プロダクションとの共同制作作品『MORTAL』とともに発表された[182]
『ゴジラ対デビル』[出典 33]
ヘンリー・G・サパースタインが東宝に持ち込んだ企画[121][178]。映画『エクソシスト』の成功を受けているとされる[121]。1979年の公開が予定されていた[183]。予算は400万ドル以上とされ、脚本はアメリカ側が担当する予定だった[183]
サバーンスタインや田中文雄によるメモでは『ゴジラの怒り』という仮題も記されていた[170][147]
日米合作 ゴジラ[171][184]
1980年代にヘンリー・G・サパースタインから合作の申し入れもあり、日米双方から提示されたストーリーを元に2本の脚本が書かれた[185][171]
これ以前にも、東宝1977年冬のラインナップに「日米合作ゴジラ」が記されていたが、詳細は明らかになっていない[171][147][注釈 17]。また、『スター・ウォーズ』に影響を受けた宇宙を舞台にしたゴジラ映画の企画がサバ―スタインによって東宝に持ち込まれたと『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』に記載されているが、こちらも詳細は明らかになっていない[121]
この企画に際し、恐竜アーティストとして知られるウィリアム・スタウトによるゴジラのデザインが描かれており、後に『ゴジラvsビオランテ』(1989年)の企画書や製作準備稿の表紙に流用されている[186]
アニメーション映画(1988年)[181]
ヘンリー・G・サパースタインがユナイテッド・プロダクションズ・オブ・アメリカの元スタッフを集め、東宝と共同でゴジラのアニメーション映画を制作するとバラエティによって報道された[181]

VSシリーズ関連の未制作作品

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『ゴジラ伝説 アスカの要塞』[出典 34]
『ゴジラ』(1984年版)の公開後に行われたストーリー公募で準佳作に選ばれた『ゴジラ対巨大ロボット軍団』を元にした脚本が、関沢新一によって書かれている[189][188]。ゴジラとコンピュータ「アスカ」が操る巨大な移動要塞の戦いが展開される。
シナリオ化は『vsビオランテ』の制作と併行する形で行われたが、アイデアはその後も残り、『vsビオランテ』の続編としても映像化の案があったとされる[189][188][注釈 18]。東宝プロデューサーの田中文雄は、「アスカ」は『地球防衛軍』に登場するミステリアンドームをイメージしており、それをゴジラと戦わせてもうまくいかず、ゴジラ映画ではない感じになってしまったと述懐している[171]。書籍『平成ゴジラ大全』では、本作品を関沢の事実上の遺作として紹介している[171]
『SOS日本!ゴジラ特攻作戦』(1985年前後)[189]
『対メカゴジラ』の脚本を手掛けた山浦弘靖によるプロット[189]。『ゴジラ』(1984年版)の公開後に、ストーリー公募と並行して田中友幸が複数の脚本家に依頼したものの1本である[189]
1984年版の続編企画であるが同作品の世界観は継承しておらず、異星人の侵略を描き、ガイガンも登場するなど昭和シリーズを思わせる内容となっている[189]
主人公の名称が一文字隼人となっているが、『仮面ライダー』に登場する同名キャラクターと同じであった理由については明らかになっていない[189]
『二匹のゴジラ 日本SOS!』(1985年前後)[189]
『ゴジラの息子』の脚本を手掛けた斯波一絵による脚本[189]。『SOS日本!ゴジラ特攻作戦』と同じく、『ゴジラ』(1984年版)の続編企画として依頼されたものの1本[189]
こちらも1984年版の世界観は継承しておらず、ゴジラの息子であるゴジラジュニアが登場し、島での気象コントロール実験が行われているなど、『ゴジラの息子』のリメイクのような趣となっている[189]
『モスラVSバガン』(1990年)[出典 35]
モスラが主役の映画であるがストーリーは『vsビオランテ』の続編で、ゴジラもラストで復活して少しだけ登場するはずだった。企画は『vsモスラ』(1992年)の原型になっている[150][151]
ビオランテのキャラクターの弱さが東宝社内で指摘され、「スター怪獣ゴジラでも対決物興行が難しい」という結果が出たうえ、新怪獣とモスラの組み合わせではキャラクターが弱かろうとの判断が下されたことから、制作は見送られた。その代わり、アンケート人気第1位を獲得したキングギドラが登場する『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)が制作された[191][190]
『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』 → 『ゴジラvsギガモス』(1991年)[162][192]
『ゴジラvsキングギドラ』の続編として川北紘一を中心に企画された作品[193][192]。ゴジラと新怪獣ギガモスの戦いと並行して原子炉化したゴジラを止めるため、ミクロ化した主人公たちによるゴジラの体内での行動が描かれる。アメリカを舞台とし、全米での公開も見込まれていた。
ギガモスのほか、アメリカ軍の兵器としてメカニコングの登場も予定されていた[192]。当初はキングコングの登場を検討していたが、『vsキングギドラ』に登場したメカキングギドラが好評であったことから、同じメカ怪獣であるメカニコングに変更された。
プロットがまとめられた1か月後に東宝のプロデューサー側がキングギドラの次に人気のあったモスラをメインとすることを決定したため、登場怪獣をモスラとギガモスとした『ゴジラvsギガモス』に内容が変更された。この段階でギガモスは名前だけ残してモスラと同じ卵から生まれた「悪のモスラ」という設定に変わり、最後はモスラと融合してゴジラを倒すという展開であった。『vsモスラ』のポスター画では、卵から誕生する2匹のモスラ幼虫が描かれており、『モスラ対ゴジラ』のイメージと言われることもあるが、実際には『vsギガモス』のプロットを元にしている[194][192]。最終的には大森一樹による『モスラVSバガン』をベースとした内容に決定されたため、このプロットは実現には至らなかったが、「悪のモスラ」の設定はバガンと合わせてバトラの原型となっている[194]
『ミクロスーパーバトル』での海外上陸展開は、場所は異なるが後に『ゴジラvsデストロイア』(1995年)において海外上陸には慎重な意見であった富山省吾を押し切り、川北が実現させている[192]
『ゴジラの逆襲』 → 『ゴジラ対メカニコング』 → 『マイクロユニバース イン ゴジラ』(1991年)[192]
モスラ登場案へと変更された『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』に対し、同プロットから「メカニコング」と「ゴジラの体内での戦い」という要素を引き継いだ作品[192]。メカニコングの登場は、権利関係が東宝とアメリカ側[注釈 19]の間で曖昧であったことからこれを明確にしようという意図もあったが、アメリカ側から製作した場合にトラブルが生じる可能性があるとの回答が出されたため、この案は中止となった[195][192]
「怪獣の体内での戦い」は、後に『モスラ2 海底の大決戦』(1997年)にてモスラとダガーラの戦いの中で実現されている[196][192]。『vsメカゴジラ』(1993年)でのGクラッシャーの設定も、「ゴジラを体内から攻撃する」という展開の名残である[195]。また、メカニコングに思い入れの強かった川北は『幻星神ジャスティライザー』(2004年)でこれをモデルとしたメカ巨獣ブルガリオを登場させている[192]
『キングギドラの逆襲』(1991年)[197][157]
『vsキングギドラ』の続編。メカキングギドラとの戦いの後、宇宙怪獣のキングギドラが出現するというストーリー[197][157]。田中友幸は、キングギドラが連続してしまうことから『vsモスラ』になったと述べている[197]
『ゴジラVSベルサーク』(1993年頃)[198]
『vsメカゴジラ』の企画時に、デザイナーの出渕裕によって提出されたプロット[198]
宇宙から飛来した金属生命体ベルサークが成長してゴジラを模したメカゴジラになるという展開で、出渕自身によるデザイン画も描かれていた[198]。また、『vsキングギドラ』に登場する新堂靖明の息子が帝洋グループを率いており、スーパーXIIIを開発しているという描写も存在する[198]
『ゴジラvsゴーストゴジラ』[162]
『vsデストロイア』の前身企画。
『ゴジラvsバルバロイ』[162]
『vsデストロイア』の企画時に執筆された特撮班監督助手の岡ひできによる企画書および脚本。

2000年代以降の未制作作品

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『ゴジラ×バラン・バラゴン・アンギラス 大怪獣総攻撃』(2000年)
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の前身企画。
『GODZILLA REBORN』(2001年)
脚本家のマイケル・シュレジンジャー[注釈 20]によってアメリカ映画として企画された、『Godzilla 2000』(2000年)の続編[199]。休暇中のテレビレポーターの女性とホテルのオーナーである男性を主人公として、佐野史郎演じる宮坂四郎の再登場や、敵怪獣としてコウモリ型の怪獣ミーバの登場が予定されていた[199]。日本ではなくハワイが舞台として設定されているが、その理由にはアジア人俳優とアメリカ人俳優が演じるキャラクターが混在しても違和感がない土地柄であることや、ハワイで映画を撮影すると減税制度の恩恵を受けられることが挙げられている[199]。監督はシュレジンジャーの友人でもあるジョー・ダンテが担当する一方、特撮は日本側スタッフが担当することで制作費の削減が期待され、予算は2,000万ドルとなった[199]。シュレジンジャーによる脚本の草案は2001年2月に脱稿したが、ゴジラがアメリカ陸軍の攻撃で死亡してクローンのゴジラがミーバと戦うストーリーに東宝が難色を示したため、死亡ではなく昏睡状態に陥るストーリーに修正されて脚本は完成した[199]。しかし、コロンビア ピクチャーズの制作責任者が交代して後任となったシド・ガニス英語版が本企画に興味を示さなかったため、中止となった[199]。シュレジンジャーは他の映画会社に企画を移すことも考えたが、東宝から高額な前金を要求されたため、断念したという[199]
『ゴジラ大戦』(2004年)[200]
小森陽一によるプロット[200]。当時、ゴジラシリーズの終了にあたって広く求められたプロットの1本であり、東宝からの要望を受け修正も行われたが、最終的には『FINAL WARS』が正式に採用された[200]
2017年に書籍『シン・ゴジラ機密研究読本』(KADOKAWA/富士見書房)に全文が掲載された[200]
ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX"
2005年に坂野義光の率いる先端映像研究所が、製作を発表。後にこのプロジェクトは『GODZILLA ゴジラ』(2014年)製作に移行した。

関連作品

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東宝怪獣・特撮作品
ゴジラシリーズに登場するラドンモスラバランなどの怪獣たちやメーサー兵器轟天号といった架空兵器の一部はゴジラ以外の東宝怪獣・特撮映画にその源流を持っている。元作品からフィルムを流用することもある。また『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のように過去の怪獣・特撮映画と明確に繋がった設定を持つ作品もある。
超星神シリーズ
2000年代前半から中期に東宝が製作した特撮ヒーローテレビドラマ。歴代ゴジラ怪獣を連想させる怪獣(新規造型であるが、イメージソースに意図的に過去の東宝怪獣を使っている)が登場する。また、一部スタッフはかつてゴジラシリーズの製作に携わっている(川北紘一鈴木健二など)。映画で使われた兵器や建物のミニチュア、特撮カットの一部も流用されている。
ウルトラQウルトラマン
製作当時東宝傘下であった円谷プロ製作の特撮テレビドラマ。ゴジラやバラゴンの着ぐるみなどが流用されている。『ウルトラQ』第1話のゴメス、『ウルトラマン』第10話のジラースはゴジラがベース。演じたのもゴジラ同様、中島春雄である。
プルガサリ 伝説の大怪獣
1985年にゴジラ制作スタッフが北朝鮮に招かれて制作した怪獣映画。
行け!ゴッドマン行け! グリーンマン
『おはよう!こどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画による製作のもと、サンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場したほか、ゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場する。
じゃりン子チエ』(1981年)
主人公であるチエと母親・ヨシ江が映画館で『ゴジラの息子』を鑑賞する。作中に同作の映像が挿入されている。
ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)
ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場[201]。ゴジラのメイン・テーマも使用されている[201]。このゴジラはフルCGで表現され[201]、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので[202]、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』(2018年)
テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版。東宝が製作に関わっていることから、ゴジラをモチーフにした怪獣ヒーロー・ゴジロが登場し、鳴き声には平成ゴジラシリーズのものが用いられている[203]
劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X
2019年12月27日公開。ゲスト出演。

関連製品と専門店

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ゴジラを題材とした玩具、書籍、映像・音楽媒体は多数発売されてきた。ゴジラ関連製品の専門店は、丸井グループが2016年から期間限定で展開。2017年10月30日には東宝と共同で、世界初のゴジラ公式常設店を新宿マルイアネックス(東京)にオープンした[204][205]。このほか東宝は通販サイト「ゴジラ・ストア」を運営している[206]

戦った組織

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本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』をはじめとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称し、東宝自衛隊との通称で呼ばれることもある[207][208]。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。

なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した[注釈 21]

防衛隊
第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
防衛軍
第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
自衛隊
ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作品が最初である。『シン・ゴジラ』においてはこれまでのような対怪獣用の超兵器はなく、現実の自衛隊に即したものが登場する。
Gフォース(G-Force)
『vsメカゴジラ』、『vsスペースゴジラ』『vsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった対ゴジラ用戦闘マシンを使用する。
Gグラスパー
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門の特別G対策本部に所属する実働部隊。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
特生自衛隊
『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対物」の略称。英文略記号は「JXSDFJapan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
Gガード
『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
地球防衛軍(Earth Defence Force)
ゴジラ FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かうために、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車などの対怪獣用の強力な兵器を有する。
S.H.I.E.L.D.
アメコミ版ではアメリカ合衆国をぶらつき大西洋に消えるまで、S.H.I.E.L.D.は下位組織としてゴジラを捕獲するためのゴジラスカッドを結成した。このユニットはダムダム・デュガンによって率いられ、レッドローニンと呼ばれる巨大ロボやベヒーモスとして知られている小型ヘリキャリアを使用した。
アメリカ軍
ハリウッド版で登場。2作とも装備は公開当時のものをそのまま反映する。『シン・ゴジラ』では大使館防衛を名目にB-2ステルス戦略爆撃機を3機派遣するが全機撃墜されてしまう。その後、国連を動かして熱核兵器使用を計画した。
巨大不明生物災害対策本部 / 巨災対
『シン・ゴジラ』に登場。通称は巨災対。巨大不明生物(ゴジラ)の再上陸に備え設置された架空の災害対策本部
巨大不明生物統合対策本部
『シン・ゴジラ』に登場。政府機能の立川広域防災基地移管後に設置された組織。内閣総理大臣臨時代理を本部長、特命担当大臣(巨大不明生物防災担当)に任命された矢口を副本部長とし、生き残った巨災対のメンバーを中心に構成されている。
在日アメリカ軍
『シン・ゴジラ』に登場。本国の核ミサイル使用に反対して自衛隊に協力した。
地球連合
アニメゴジラ3部作に登場。人類がエクシフ・ビルサルドと共に発足させた組織。

破壊された地域、建物

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『ゴジラ』(1954年)でゴジラに松坂屋和光を無断で破壊・炎上させた際にクレームが付き、和光は以後2年間ほど東宝のロケ使用を一切許可しなかった。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため、「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来たことがある[注釈 22]。平成シリーズ以降は、映画公開前後に建設される新名所を襲撃するのが恒例となった[209]

四国地方にはシリーズを通じて一度も上陸していない[注釈 23]。なお、以下のリストにはゴジラではなく敵の怪獣や別の怪獣が破壊したもの、および怪獣の攻撃を受けた航空機などが破壊したものが複数含まれている。

地域

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日本国内の地域

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日本国外の地域

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建物、場所

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日本国内の建物、場所

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日本国外の建物、場所

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「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの

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人物

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団体・製品

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  • ピザーラ(PIZZA-LA) - 社名の由来は「ピザ」と「ゴジラ」を合わせたもの。
  • Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
  • Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
  • 日産・スカイラインGT-R(主にR32 - R34型)および日産・GT-R - レースでの活躍などから諸外国で「ゴジラ」と呼称されることがある。
  • ゴジララーメン - 台湾のラーメン店「女巫貓葵」(斗六店)にてゴジラのファンでもある店主が提供している、ワニの前脚を具として用いたラーメン[出典 94]
  • ゴングジラ英語版 - ジャズ・ロック・バンド。ゴングの元メンバー、関係者によって結成され、1995年のデビュー・アルバム "Suffer" のジャケットはゴングを叩くゴジラの姿が描かれている。

生物

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その他

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  • ゴジラ岩 - 日本の各地においてゴジラを連想させる奇岩がこう呼ばれている。
  • ゴジラ・メガムリオン - 沖ノ鳥島から南東約700キロメートルの海底にあるドーム状の岩塊。世界最大とされるその大きさからゴジラの名を冠して命名され、論文でも使われている。
  • ゴジラの滑り台(神奈川県) - くりはま花の国冒険ランド内にある滑り台。観音崎 (神奈川県)にはゴジラの足跡も存在する。
  • スポーツゴジラ - 日本スポーツ学会が主体となって発行している季刊小冊子[366]
  • GODZILLA Room - フロリダ州マディソンブルー泉の中にある、ゴジラ人形がぶら下げられている水中洞
  • UGC 2885 - ペルセウス座にある巨大な渦巻銀河。「ゴジラ銀河」の別名を持つ。

著作権訴訟

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事の発端は、本多猪四郎監督の遺族がパチンコ『CRゴジラ〜破壊神降臨〜』CMでゴジラが登場していることに関し、2010年6月にニューギンに対して本多の著作権を侵害していると抗議文を送ったもので、ニューギンは著作権を東宝が管理しているとして東宝と遺族間で交渉するものの決裂し、東宝は2010年6月に遺族に対して著作権侵害の主張は無効と訴えた。それに対し、2011年10月13日に遺族がゴジラは本多の著作物であり、商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法と主張したうえ、1億2,700万円の損害賠償を求めてニューギン、東宝、タカラトミー加賀電子の4社に対して東京地裁に提訴していたが、2013年6月に和解が成立した。和解内容については明らかにされていない[367]

脚注

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脚注

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  1. ^ 欧米の特撮は長らく、ウィリス・オブライエンによる『キングコング』に始まる人形アニメストップモーション・アニメーション)が主流だった。
  2. ^ 当初、第20作『ゴジラvsメカゴジラ』が同様の理由で最終作として製作されていたが、ハリウッド版の企画が遅れていたため、シリーズ延長となった。
  3. ^ 『FINAL WARS』のクランクアップ後、長年ゴジラ映画の海上シーンの撮影に使用された東宝撮影所の大プールが取り壊された。
  4. ^ ただし、デザインはほぼゴジラを踏襲しており、事実上はゴジラそのものである。
  5. ^ この飛翔シーンは、後の『フェス・ゴジラ5』の初上映前に上映された前作までのダイジェスト映像にも含まれている。
  6. ^ 書籍『ゴジラ365日』では、1997年10月3日までと記述している[79]
  7. ^ 一時期、岡村明美田中敦子が代役を務めた[83]
  8. ^ 復刻版の奥付では1966年10月30日と記述している[114]
  9. ^ ミニラではなく、ゴジラをそのまま子供化した人間サイズの怪獣で、当CMのオリジナルキャラクター。容姿はミニラよりも後年のゴジラジュニアに近い。
  10. ^ ただし、「夜マック店長 / 5時のゴジラ」篇に登場するゴジラはコラボレーションにちなんで途中から「ゴジダ」と称されるほか、夜マック店長にぞんざいな扱いを受けて赤い目で怒るという、コミカルな描写になっている。
  11. ^ 書籍『ゴジラ365日』では、第4号と第6号と記述している[137]
  12. ^ 邦訳版作中では「バークリー」と表記[141]
  13. ^ 書籍『ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』では、『キングコング対ゴジラ』以前の脱稿と推測していた[160]
  14. ^ 資料によっては、1973年と記述している[157][162]
  15. ^ 資料によっては、『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』(1972年)に続く第2弾と記述していたが[165][166]、満田かずほは1970年にアメリカ統治下の沖縄を訪れて金城と執筆したと証言している[167]
  16. ^ オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史では、『600万ドルのゴジラ対ガルガンチュア』と記載されている[121]
  17. ^ 資料によっては、上記『ゴジラ対デビル』を指していたものと記述している[147][152]
  18. ^ 『vsビオランテ』の検討稿には、関沢が『ゴジラ対巨大ロボット軍団』の第4稿に取りかかっている旨のメモが田中友幸によって付されている[188]
  19. ^ 川北は、当時キングコングの権利を有していたのはユニバーサル映画であったと証言している[195]
  20. ^ アメリカの気候学者のマイケル・シュレジンジャー英語版とは同姓同名の別人。
  21. ^ かつてはトドが有害鳥獣駆除のため、自衛隊に駆除されていた。トド#人間との関係を参照。
  22. ^ 『vsビオランテ』でゴジラに破壊される大阪ビジネスパークTWIN21などを中心になって建設した松下グループに許可をもらいに行くと逆に大歓迎されたり、朝日新聞千葉版の『vsメカゴジラ』の広告に「今度の決戦はご当地・幕張ベイエリア!」というキャッチコピーが付けられたこともある。
  23. ^ 『vsデストロイア』では、ゴジラが愛媛県伊方町伊方発電所に迫るも自衛隊の攻撃によって上陸を阻止されるシーンがある。
  24. ^ 劇中の台詞にのみ登場。
  25. ^ 劇中の台詞にのみ登場。
  26. ^ a b 映像は『空の大怪獣 ラドン』からの流用[232]

出典

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参考文献

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原作小説

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  • 香山滋『ゴジラ、東京にあらわる』(小説版の最新版タイトル)ISBN 4-265-06307-1
  • 香山滋『ゴジラとアンギラス』(『ゴジラの逆襲』の小説版『ゴジラ 大阪編』の最新版タイトル)ISBN 4-265-06316-0
  • 香山滋・福島正実『怪獣総進撃(怪獣小説全集1)』(本来の原作である企画書版の小説を収録)ISBN 4-88293-071-4

資料集類

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  • 山田誠二『ゴジラ大全集 - 東宝特撮映画ポスターコレクション』ISBN 4-88718-364-X
  • 講談社ヒットブックス(講談社
    • 『ゴジラvsキングギドラ 怪獣大全集』構成・執筆・編集:岩畠寿明、小野浩一郎(エープロダクション)、講談社〈講談社ヒットブックス20〉、1991年12月5日。ISBN 4-06-177720-3 
    • 『ゴジラvsモスラ』構成・執筆・編集 岩畠寿明、小野浩一郎(エープロダクション)、講談社〈講談社ヒットブックス30〉、1992年12月18日。ISBN 4-06-177730-0 
    • テレビマガジンビジュアル全集 ゴジラvsメカゴジラ』構成・執筆・編集 岩畠寿明、小野浩一郎(エープロダクション)、講談社〈講談社ヒットブックス43〉、1993年12月30日。ISBN 4-06-177741-6 
  • Gakken MOOK(Gakken
    • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 新モスラ編』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1992年12月10日。 
    • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。 
    • 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [スペースゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1994年12月10日。 
  • 『増補改訂新版 超最新ゴジラ大図鑑』企画・構成・編集 安井尚志クラフト団)、バンダイ〈エンターテイメントバイブルシリーズ50〉、1992年12月25日。ISBN 4-89189-284-6 
  • 『ゴジラVSモスラ』東宝出版・商品事業室〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.7〉、1993年1月15日。ISBN 4-924609-43-9 
  • テレビマガジン特別編集 誕生40周年記念 ゴジラ大全集』構成・執筆:岩畠寿明(エープロダクション)、赤井政尚、講談社、1994年9月1日。ISBN 4-06-178417-X 
  • 『幻想映画美術体系 大ゴジラ図鑑』[監修]西村祐次 [構成]ヤマダマサミ、ホビージャパン、1995年1月27日。ISBN 4-89425-059-4 
  • 『ゴジラ映画クロニクル 1954-1998 ゴジラ・デイズ』企画・構成 冠木新市、集英社集英社文庫〉、1998年7月15日(原著1993年11月)。ISBN 4-08-748815-2 
  • 坂井由人、秋田英夫『ゴジラ来襲!! 東宝特撮映画再入門』KKロングセラーズ〈ムックセレクト635〉、1998年7月25日。ISBN 4-8454-0592-X 
  • 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5 
  • 『ゴジラ1954-1999超全集』構成・執筆 間宮“TAKI”尚彦、小学館てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2000年1月1日。ISBN 4-09-101470-4 
  • 『平成ゴジラ大全 1984-1995』編著 白石雅彦、スーパーバイザー 富山省吾双葉社〈双葉社の大全シリーズ〉、2003年1月20日。ISBN 4-575-29505-1 
  • 木原浩勝、清水俊文、中村哲 編『「ゴジラ」東宝特撮未発表資料アーカイヴ プロデューサー・田中友幸とその時代』角川書店、2010年3月31日。ISBN 978-4-04-854465-8 
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社
    • 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2 
    • 『別冊映画秘宝 オール東宝怪獣大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年4月27日。ISBN 978-4-8003-0362-2 
    • 『別冊映画秘宝 特撮秘宝』 vol.4、洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月27日。ISBN 978-4-8003-1005-7 
    • 『別冊映画秘宝 オール東宝メカニック大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2018年6月14日。ISBN 978-4-8003-1461-1 
  • DENGEKI HOBBY BOOKS(アスキー・メディアワークス/KADOKAWA
    • 『平成ゴジラパーフェクション』監修:川北紘一、アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2012年2月10日。ISBN 978-4-04-886119-9 
    • 電撃ホビーマガジン編集部 編『ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション』KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2014年11月29日。ISBN 978-4-04-866999-3 
  • 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2 
  • 『東宝特撮全怪獣図鑑』東宝 協力、小学館、2014年7月28日。ISBN 978-4-09-682090-2 
  • 『ゴジラ大辞典【新装版】』野村宏平 編著、笠倉出版社、2014年8月7日(原著2004年12月5日)。ISBN 978-4-7730-8725-3 
  • 野村宏平『ゴジラと東京 怪獣映画でたどる昭和の都市風景』一迅社、2014年。ISBN 978-4-7580-1397-0 
  • コンプリーションシリーズ(ホビージャパン)
    • 『ゴジラVSビオランテ コンプリーション』ホビージャパン、2015年12月16日。ISBN 978-4-7986-1137-2 
    • 『ゴジラ×3式機龍〈メカゴジラ〉コンプリーション』ホビージャパン、2016年12月21日。ISBN 978-4-7986-1353-6 
    • 『ゴジラVSデストロイア コンプリーション』ホビージャパン、2017年12月9日。ISBN 978-4-7986-1581-3 
    • 『ゴジラ1984コンプリーション』ホビージャパン、2019年1月31日。ISBN 978-4-7986-1853-1 
    • 『ゴジラVSキングギドラ コンプリーション』ホビージャパン、2020年3月31日。ISBN 978-4-7986-2176-0 
    • 『ゴジラVSスペースゴジラ コンプリーション』ホビージャパン、2021年3月31日。ISBN 978-4-7986-2463-1 
    • 『キングコング対ゴジラ コンプリーション』ホビージャパン、2021年9月24日。ISBN 978-4-7986-2566-9 
    • 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 コンプリーション』ホビージャパン、2022年3月31日。ISBN 978-4-7986-2779-3 
    • 『モスラ対ゴジラ コンプリーション』ホビージャパン、2022年10月4日。ISBN 978-4-7986-2946-9 
    • 『ゴジラ FINAL WARS コンプリーション』ホビージャパン、2023年4月4日。ISBN 978-4-7986-3135-6 
    • 『三大怪獣 地球最大の決戦 コンプリーション』ホビージャパン、2023年9月29日。ISBN 978-4-7986-3284-1 
  • 『ゴジラの超常識』[協力] 東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN 978-4-575-31156-3 
  • 『シン・ゴジラWalker [怪獣王 新たなる伝説]』KADOKAWA、2016年8月6日。ISBN 978-4-04-895632-1 
  • 映画秘宝COLLECTION(洋泉社)
    • 『別冊映画秘宝 ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年9月21日。ISBN 978-4-8003-1050-7 
    • 野村宏平、冬門稔弐『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  • 『シン・ゴジラ機密研究読本』編著 柿谷哲也 協力 東宝、KADOKAWA(富士見書房)、2017年2月28日。ISBN 978-4-04-072208-5 
  • 『シン・ゴジラ GENERATION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2017年7月31日。ISBN 978-4-7986-1417-5 
  • 『「ゴジラ検定」公式テキスト』監修 東宝株式会社/協力 東宝 ゴジラ戦略会議、宝島社、2018年11月3日。ISBN 978-4-8002-8860-8 
  • 『ゴジラ70年記念 テレビマガジン特別編集 ゴジラ大鑑 東宝特撮作品全史』講談社〈テレビマガジン特別編集〉、2024年10月15日。ISBN 978-4-06-536364-5 

評論系

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雑誌

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  • 『テレビランド 1983年8月号』徳間書店、1983年。 

関連項目

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  • 伊福部昭 - 「ゴジラのテーマ」の作曲者。彼が担当したゴジラなどの特撮映画のテーマをメドレー風に組み合わせた『SF交響ファンタジー(第1 - 3番、「ゴジラVSキングギドラ」)』という管弦楽曲も作曲している。
  • 倉敷保雄 - フリーアナウンサー。DVD特典のオーディオコメンタリーのほとんどで聞き手を担当。『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開の際に制作されたプロモーション用のテレビ番組『さとう珠緒のゴジラ研究所』ではゴジラ博士を務めた。
  • デーモン小暮 - ゴジラの鳴き真似コンテストに出場して優勝した実績を持つ。また、『ゴジラvsビオランテ』には本人役で出演した。
  • クローバーフィールド - 2008年公開の米映画。製作者は来日の際、原宿キディランドでゴジラのフィギュアを見て、映画の着想を得たとのこと。エンディングで流れるBGM(全編手持ちカメラによるドキュメント風に製作されているため、基本的には劇中のBGMは無い)は東宝の怪獣映画にインスパイアされたといい、伊福部昭の曲を彷彿とさせる箇所が存在する。なお同映画の日本語パンフレット内では、ゴジラはすべて「HAKAISHA」と置き換えられて語られている。
  • 浦賀駅 - たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことにちなんで、駅の接近メロディにゴジラのテーマ曲を採用。ただし劇中においてゴジラがたたら浜に上陸するシーンは存在しない。

外部リンク

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