優駿牝馬

日本の中央競馬の重賞競走
阪神優駿牝馬から転送)

優駿牝馬(ゆうしゅんひんば)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GI)である。1965年から(オークス)の副称が付けられており、競馬番組表での名称は「優駿牝馬(オークス)[4]、回次を含める表記では「優駿牝馬(第○回オークス)[3]と表記している。

優駿牝馬(オークス)
Yushun Himba(Japanese Oaks)[1]
第84回優駿牝馬(2023年5月21日)
優勝馬:リバティアイランド、鞍上:川田将雅
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 東京競馬場
創設 1938年11月23日[2]
2024年の情報
距離 芝2400m
格付け GI
賞金 1着賞金1億5000万円
出走条件 サラ系3歳牝馬(国際)(指定)
負担重量 馬齢(55kg)
出典 [3][4]
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「オーク(Oak)」は、を意味する英語[5]。「ダービーステークス」創設者の第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは樫の森が茂る「オークス」と呼ばれる土地を所有しており、1779年にエリザベス・ハミルトンと結婚した際、記念に競馬を開催することを発案[5]。その中に夫人の希望を入れて3歳牝馬のレースを行い、これが「オークスステークス」と名づけられたのが由来とされている[5]。日本では本競走の優勝馬を「樫の女王」という通称で呼ぶこともある[6]

正賞は内閣総理大臣賞日本馬主協会連合会会長賞[3][4]

概要

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1938年にイギリスオークスステークスを範として、4歳(現3歳)牝馬限定の「阪神優駿牝馬(はんしんゆうしゅんひんば)」を阪神競馬場(旧鳴尾競馬場)に創設[7]横浜農林省賞典四歳呼馬(現: 皐月賞)東京優駿(日本ダービー)京都農林省賞典四歳呼馬(現: 菊花賞)中山四歳牝馬特別(現: 桜花賞)とともに日本のクラシック競走のひとつとされる。桜花賞は最もスピードのある繁殖牝馬の検定競走とされたのに対し、本競走はスピードとスタミナを兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのレースとされている[7]

距離は創設当初芝2700mだったが、1940年から1942年まで芝2450mで施行した後、1943年から芝2400mに変更[7]。施行場も1946年から東京競馬場に変更され、この際に名称を「優駿牝馬」に改称。1965年から(オークス)の副称が付けられ、現在に至る[7]。施行時期は1952年まで秋季だったが、1953年から春季に変更された[7]

1984年よりグレード制が施行され、GI[注 1]に格付け。1995年から地方競馬所属馬が、2003年からは外国産馬がそれぞれ出走可能になり[8]、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[9]

2018年から2020年まで、本競走の1 - 3着馬には当該年に行われるヴェルメイユ賞への優先出走権が与えられていた。同年よりヴィクトリアマイル安田記念とともにデスティナシオンフランスの名称で提携していた[10]が、2021年より対象競走から外された[11]

競走条件

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以下の内容は、2024年現在[3][4]のもの。

出走資格: サラ系3歳牝馬(出走可能頭数 :最大18頭)

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量: 馬齢(55kg)

  • 第3回 - 第6回は57kg[2]

未勝利馬・未出走馬(収得賞金が0の馬)には出走権がないものの、未勝利馬・未出走馬でも出走できるフローラステークススイートピーステークスで収得賞金を加算し、優先出走権を得れば出走できる。2017年までは、フローラステークス3着・スイートピーステークス2着でも優先出走権を得られたものの、これらの着順では収得賞金を得られないため、未勝利馬・未出走馬がこれらの着順となった場合は出走資格を得られなかった[12]

出馬投票を行った馬のうち優先出走権を持つ馬から優先して割り当て、その他の馬は通算収得賞金の総計が多い順に出走できる。なお、出馬投票の結果同順位の馬が多数おり出走可能頭数を超過した場合は、抽選で出走馬を決める[12]

優先出走権

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出馬投票を行った外国馬は、優先出走できる[12][13]

JRA所属馬・地方競馬所属馬は以下の競走で所定の成績を収めた馬に、優先出走権が付与される[12][14]

優先出走権トライアル競走
競走名 競馬場 距離 必要な着順
桜花賞 GI  阪神競馬場 芝1600m 5着以内
フローラステークス
(オークストライアル)
GII  東京競馬場 芝2000m 2着以内
スイートピーステークス
(オークストライアル)
L  東京競馬場 芝1800m 1着馬

地方競馬所属馬は上記のほか、NHKマイルカップの2着以内馬、およびJRAで施行する芝の3歳重賞競走優勝馬にも出走資格が与えられる[12][14][7]

その他の前哨戦

優先出走権の付与はされないが、以下のレースも本競走に繋がるレースとなっている。

競走名 競馬場 距離
忘れな草賞 L  阪神競馬場 芝2000m

賞金

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2024年の1着賞金は1億5000万円で、以下2着6000万円、3着3800万円、4着2300万円、5着1500万円[3][4]

歴史

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年表

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  • 1938年 - 4歳牝馬限定の競走「阪神優駿牝馬」を創設[7]
  • 1939年 - 距離を2450メートルに短縮。1位入線のヒサヨシが競走後、薬物使用が判明し失格となり、2位入線のホシホマレが繰り上がりで優勝(ヒサヨシ事件)。
  • 1943年 - 施行場を京都競馬場に変更、距離を2400メートルに短縮。
  • 1944年・1945年 - 太平洋戦争の影響で中止。
  • 1946年 - 施行場を東京競馬場に変更、名称も「優駿牝馬」に変更[7]
  • 1965年 - これ以降「オークス」の副称が付く[7]
  • 1984年 - グレード制導入、GI[注 1]に格付け。
  • 1995年 - 指定交流競走となり、地方所属馬も出走が可能になる[2]
  • 2001年 - 馬齢表示を国際基準へ変更したことに伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。
  • 2003年 - 外国産馬が最大2頭まで出走可能となる[8]
  • 2007年 - 格付表記をJpnIに変更[15]
  • 2010年
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施。
  • 2024年 - 負担重量を馬齢表記に変更。

歴代優勝馬

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優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競馬場について、第5回までの「阪神」は鳴尾競馬場を表す。

競走名は第6回まで「阪神優駿牝馬」、第7回以降は「優駿牝馬」[7]

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主 単勝オッズ 単勝人気 1着本賞金
第1回 1938年11月23日 阪神 2700m[注 2] アステリモア 牝3 2:57 2/5 保田隆芳 尾形景造 タイヘイ   1[17]
第2回 1939年10月1日 阪神 2450m[注 2] ホシホマレ 牝3 2:55 3/5
+ 大差[注 3]
佐々木猛 大久保房松 ハクヨウ 2
第3回 1940年10月6日 阪神 2450m[注 2] ルーネラ 牝3 2:38 0/5 近藤貞男 青池良佐 天野弥三郎 2
第4回 1941年10月5日 阪神 2450m[注 2] テツバンザイ 牝3 2:43 1/5 稲葉幸夫 鈴木甚四郎 1
第5回 1942年10月11日 阪神 2450m[注 2] ロツクステーツ 牝3 2:39 0/5 玉谷敬治 尾形景造 吉田善助 1
第6回 1943年10月3日 京都 芝2400m クリフジ 牝3 2:34 0/5 前田長吉 尾形景造 栗林友二 1
第7回 1946年11月24日 東京 芝2400m ミツマサ 牝3 2:46 2/5 新屋幸吉 上村大治郎 東浜一行 1
第8回 1947年10月19日 東京 芝2400m トキツカゼ 牝3 2:40 2/5 佐藤嘉秋 大久保房松 川口鷲太郎 1
第9回 1948年11月14日 東京 芝2400m ヤシマヒメ 牝3 2:32 0/5 佐藤嘉秋 大久保房松 小林庄平 1
第10回 1949年11月13日 東京 芝2400m キングナイト 牝3 2:38 0/5 高橋英夫 函館孫作 浜谷年雄 4
第11回 1950年11月19日 東京 芝2400m コマミノル 牝3 2:38 0/5 渡辺正人 西塚十勝 山内伝作 6
第12回 1951年11月18日 東京 芝2400m キヨフジ 牝3 2:33 4/5 阿部正太郎 田中和一郎 山口茂治 2
第13回 1952年10月5日 東京 芝2400m スウヰイスー 牝3 2:31 2/5 八木沢勝美 松山吉三郎 高峰三枝子 2
第14回 1953年5月17日 東京 芝2400m ジツホマレ 牝3 2:36 3/5 杉村一馬 杉村政春 中塚志つゑ 4
第15回 1954年5月22日 東京 芝2400m ヤマイチ 牝3 2:39 0/5 八木沢勝美 尾形藤吉 永田雅一 3
第16回 1955年5月28日 東京 芝2400m ヒロイチ 牝3 2:32 4/5 岩下密政 矢倉玉男 吉田一太郎 4
第17回 1956年5月27日 東京 芝2400m フエアマンナ 牝3 2:33 4/5 佐藤嘉秋 大久保房松 小林庄平 5.8[18] 2 120万円
第18回 1957年5月19日 東京 芝2400m ミスオンワード 牝3 2:32 0/5 栗田勝 武田文吾 樫山純三 2.4 1
第19回 1958年5月18日 東京 芝2400m ミスマルサ 牝3 2:33 0/5 八木沢勝美 古賀嘉蔵 木村健次 9.6 4
第20回 1959年5月17日 東京 芝2400m オーカン 牝3 2:33 4/5 清田十一 伊藤勝吉 吉田一太郎 2.0 1 150万円
第21回 1960年5月22日 東京 芝2400m スターロツチ 牝3 2:33.4 高松三太 松山吉三郎 藤井金次郎 37.8 9 200万円
第22回 1961年5月21日 東京 芝2400m チトセホープ 牝3 2:32.5 伊藤修司 伊藤勝吉 野間勘一郎 2.9 1 400万円
第23回 1962年5月20日 東京 芝2400m オーハヤブサ 牝3 2:31.9 藤本勝彦 藤本冨良 笠木政彦 21.7 8
第24回 1963年5月19日 東京 芝2400m アイテイオー 牝3 2:32.4 伊藤竹男 久保田金造 伊藤忠雄 10.1 4 500万円
第25回 1964年5月24日 東京 芝2400m カネケヤキ 牝3 2:31.1 野平祐二 杉浦照 金指吉昭 3.6 1 550万円
第26回 1965年5月23日 東京 芝2400m ベロナ 牝3 2:31.3 加賀武見 田中和夫 田中はな[注 4] 11.4 4 650万円
第27回 1966年5月22日 東京 芝2400m ヒロヨシ 牝3 2:36.2 古山良司 久保田彦之 勝川玉子 20.6 5 700万円
第28回 1967年5月13日 東京 芝2400m ヤマピツト 牝3 2:29.6 保田隆芳 浅見国一 小林信夫 3.0 1 1000万円
第29回 1968年6月30日 東京 芝2400m ルピナス 牝3 2:31.6 中野渡清一 茂木為二郎 藤田正明 17.0 8 1300万円
第30回 1969年5月18日 東京 芝2400m シャダイターキン 牝3 2:32.4 森安重勝 尾形藤吉 吉田善哉 19.8 5 1500万円
第31回 1970年5月17日 東京 芝2400m ジュピック 牝3 2:40.6 森安重勝 工藤嘉見 松井照夫 31.2 12 1700万円
第32回 1971年6月6日 東京 芝2400m カネヒムロ 牝3 2:36.0 岡部幸雄 成宮明光 金指利明 24.3 9 2000万円
第33回 1972年7月2日 東京 芝2400m タケフブキ 牝3 2:28.8 嶋田功 稲葉幸夫 近藤たけ 10.9 3 2300万円
第34回 1973年5月20日 東京 芝2400m ナスノチグサ 牝3 2:28.9 嶋田功 稲葉幸夫 那須野牧場 5.5 2 2600万円
第35回 1974年5月19日 東京 芝2400m トウコウエルザ 牝3 2:29.1 嶋田功 仲住達弥 渡辺喜八郎 19.4 9 3000万円
第36回 1975年5月18日 東京 芝2400m テスコガビー 牝3 2:30.6 菅原泰夫 仲住芳雄 長島忠雄 3.0 1 3400万円
第37回 1976年5月23日 東京 芝2400m テイタニヤ 牝3 2:34.4 嶋田功 稲葉幸夫 原八衛 5.0 1 3800万円
第38回 1977年5月22日 東京 芝2400m リニアクイン 牝3 2:28.1 松田幸春 松田由太郎 桶谷辰造 1 4000万円
第39回 1978年5月21日 東京 芝2400m ファイブホープ 牝3 2:30.2 横山富雄 山岡寿恵次 榊原富夫 23.3 5 4100万円
第40回 1979年5月20日 東京 芝2400m アグネスレディー 牝3 2:29.6 河内洋 長浜彦三郎 渡辺孝男 6.2 1
第41回 1980年5月18日 東京 芝2400m ケイキロク 牝3 2:32.3 岡部幸雄 浅見国一 内田敦子 29.8 10 4500万円
第42回 1981年5月24日 東京 芝2400m テンモン 牝3 2:29.5 嶋田功 稲葉幸夫 原八衛 4.6 1 5000万円
第43回 1982年5月23日 東京 芝2400m シャダイアイバー 牝3 2:28.6 加藤和宏 二本柳俊夫 吉田善哉 23.5 7 5400万円
第44回 1983年5月22日 東京 芝2400m ダイナカール 牝3 2:30.9 岡部幸雄 高橋英夫 (有)社台レースホース 4.9 2 5600万円
第45回 1984年5月20日 東京 芝2400m トウカイローマン 牝3 2:31.9 岡冨俊一 中村均 内村正則 27.7 9
第46回 1985年5月19日 東京 芝2400m ノアノハコブネ 牝3 2:30.7 音無秀孝 田中良平 小田切有一 84.9 21 5800万円
第47回 1986年5月18日 東京 芝2400m メジロラモーヌ 牝3 2:29.6 河内洋 奥平真治 (有)メジロ牧場 1.8 1 6000万円
第48回 1987年5月24日 東京 芝2400m マックスビューティ 牝3 2:30.9 田原成貴 伊藤雄二 田所祐 1.8 1 6500万円
第49回 1988年5月22日 東京 芝2400m コスモドリーム 牝3 2:28.3 熊沢重文 松田博資 田邉廣己 23.1 10 7000万円
第50回 1989年5月21日 東京 芝2400m ライトカラー 牝3 2:29.0 田島良保 清田十一 伊藤照三 34.8 10 7800万円
第51回 1990年5月20日 東京 芝2400m エイシンサニー 牝3 2:26.1 岸滋彦 坂口正則 平井豊光 12.2 5 8300万円
第52回 1991年5月19日 東京 芝2400m イソノルーブル 牝3 2:27.8 松永幹夫 清水久雄 磯野俊雄 12.1 4 9000万円
第53回 1992年5月24日 東京 芝2400m アドラーブル 牝3 2:28.9 村本善之 小林稔 根岸治男 15.1 4 9600万円
第54回 1993年5月23日 東京 芝2400m ベガ 牝3 2:27.3 武豊 松田博資 吉田和子 3.4 1
第55回 1994年5月22日 東京 芝2400m チョウカイキャロル 牝3 2:27.5 小島貞博 鶴留明雄 新田嘉一 4.7 2
第56回 1995年5月21日 東京 芝2400m ダンスパートナー 牝3 2:26.7 武豊 白井寿昭 吉田勝己 4.6 3 9700万円
第57回 1996年5月26日 東京 芝2400m エアグルーヴ 牝3 2:29.1 武豊 伊藤雄二 吉原毎文 2.5 1
第58回 1997年5月25日 東京 芝2400m メジロドーベル 牝3 2:27.7 吉田豊 大久保洋吉 メジロ商事(株) 2.9 2
第59回 1998年5月31日 東京 芝2400m エリモエクセル 牝3 2:28.1 的場均 加藤敬二 山本慎一 13.4 7
第60回 1999年5月30日 東京 芝2400m ウメノファイバー 牝3 2:26.9 蛯名正義 相沢郁 梅崎敏則 16.9 7
第61回 2000年5月21日 東京 芝2400m シルクプリマドンナ 牝3 2:30.2 藤田伸二 山内研二 (有)シルク 3.7 1
第62回 2001年5月20日 東京 芝2400m レディパステル 牝3 2:26.3 K.デザーモ 田中清隆 (株)ロードホースクラブ 17.6 5
第63回 2002年5月19日 東京 芝2400m スマイルトゥモロー 牝3 2:27.7 吉田豊 勢司和浩 飯田正剛 10.5 4
第64回 2003年5月25日 東京 芝2400m スティルインラブ 牝3 2:27.5 幸英明 松元省一 (有)ノースヒルズマネジメント 5.6 2
第65回 2004年5月23日 東京 芝2400m ダイワエルシエーロ 牝3 2:27.2 福永祐一 松田国英 大和商事(株) 21.4 6
第66回 2005年5月22日 東京 芝2400m シーザリオ 牝3 2:28.8 福永祐一 角居勝彦 (有)キャロットファーム 1.5 1
第67回 2006年5月21日 東京 芝2400m カワカミプリンセス 牝3 2:26.2 本田優 西浦勝一 三石川上牧場 6.7 3
第68回 2007年5月20日 東京 芝2400m ローブデコルテ 牝3 2:25.3 福永祐一 松元茂樹 前田幸治 11.7 5
第69回 2008年5月25日 東京 芝2400m トールポピー 牝3 2:28.8 池添謙一 角居勝彦 (有)キャロットファーム 9.7 4
第70回 2009年5月24日 東京 芝2400m ブエナビスタ 牝3 2:26.1 安藤勝己 松田博資 (有)サンデーレーシング 1.4 1
第71回 2010年5月23日 東京 芝2400m アパパネ 牝3 2:29.9
(同着)
蛯名正義 国枝栄 (株)金子真人ホールディングス 3.8 1
サンテミリオン 横山典弘 古賀慎明 吉田照哉 8.5 5
第72回 2011年5月22日 東京 芝2400m エリンコート 牝3 2:25.7 後藤浩輝 笹田和秀 吉田照哉 37.2 7
第73回 2012年5月20日 東京 芝2400m ジェンティルドンナ 牝3 2:23.6 川田将雅 石坂正 (有)サンデーレーシング 5.6 3
第74回 2013年5月19日 東京 芝2400m メイショウマンボ 牝3 2:25.2 武幸四郎 飯田明弘 松本好雄 28.5 9
第75回 2014年5月25日 東京 芝2400m ヌーヴォレコルト 牝3 2:25.8 岩田康誠 斎藤誠 原禮子 9.8 2
第76回 2015年5月24日 東京 芝2400m ミッキークイーン 牝3 2:25.0 浜中俊 池江泰寿 野田みづき 6.8 3
第77回 2016年5月22日 東京 芝2400m シンハライト 牝3 2:25.0 池添謙一 石坂正 (有)キャロットファーム 2.0 1 1億円
第78回 2017年5月21日 東京 芝2400m ソウルスターリング 牝3 2:24.1 C.ルメール 藤沢和雄 (有)社台レースホース 2.4 1
第79回 2018年5月20日 東京 芝2400m アーモンドアイ 牝3 2:23.8 C.ルメール 国枝栄 (有)シルクレーシング 1.7 1
第80回 2019年5月19日 東京 芝2400m ラヴズオンリーユー 牝3 R2:22.8 M.デムーロ 矢作芳人 DMMドリームクラブ(株) 4.0 1
第81回 2020年5月24日 東京 芝2400m デアリングタクト 牝3 2:24.4 松山弘平 杉山晴紀 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング 1.6 1 1億1000万円
第82回 2021年5月23日 東京 芝2400m ユーバーレーベン 牝3 2:24.5 M.デムーロ 手塚貴久 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン 8.9 3
第83回 2022年5月22日 東京 芝2400m スターズオンアース 牝3 2:23.9 C.ルメール 高柳瑞樹 (有)社台レースホース 6.5 3 1億4000万円
第84回 2023年5月21日 東京 芝2400m リバティアイランド 牝3 2:23.1 川田将雅 中内田充正 (有)サンデーレーシング 1.4 1 1億5000万円
第85回 2024年5月19日 東京 芝2400m チェルヴィニア 牝3 2:24.0 C.ルメール 木村哲也 (有)サンデーレーシング 4.6 2

優駿牝馬の記録

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  • レースレコード 2:22.8(第80回優勝馬ラヴズオンリーユー)[19]
    • 優勝タイム最遅記録 - 2:46 2/5(第7回優勝馬ミツマサ)[20]
  • 最多優勝騎手 - 5勝
    • 嶋田功(第33回・第34回・第35回・第37回・第42回)[21]
  • 最多優勝調教師 - 5勝
    • 尾形藤吉(第1回・第5回・第6回・第15回・第30回)
    • 稲葉幸夫(第4回[22]・第33回・第34回・第37回・第42回)[23][24]
  • 同一騎手の最多連覇記録 - 3連覇
    • 嶋田功(第33 -35回)
  • 最多優勝馬主 - 4勝
    • (有)サンデーレーシング(第70回・第73回•第83回・第84回)
  • 最多勝利種牡馬 - 4勝
  • 最年少勝利騎手 - 熊沢重文(第49回・20歳3ヶ月)[25]
  • 最年長勝利騎手 - 本田優(第67回・47歳7ヶ月)
  • 親子制覇
    • クリフジ - ヤマイチ
    • ダイナカール - エアグルーヴ

[26]

  • 姉妹制覇
    • 無し

[27][28]

  • 騎手・調教師の両方で優勝
    • 稲葉幸夫(第4回(調騎兼業)、第33回・第34回・第37回・第42回)、高橋英夫(第10回、第44回)、清田十一(第20回、第50回)

脚注・出典

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参考文献

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  • 「優駿牝馬(オークス)」『中央競馬全重賞成績集【GI編】』日本中央競馬会、1996年、407-505頁。 

注釈

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  1. ^ a b 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
  2. ^ a b c d e コース種別について、「今週の注目レース(日本中央競馬会)」では「芝」と明記しているが、過去の記録をまとめた「サラブレッド血統大系(サラブレッド血統センター、2005年刊)」や「中央競馬レコードブック'94(中央競馬ピー・アールセンター、1994年刊)」ではコース種別を明記していない。
  3. ^ 1位入線のヒサヨシが競走後、薬物使用が判明し失格(ヒサヨシ事件)。2位入線のホシホマレが繰り上がりで優勝したため、正確な優勝タイムが存在しない。
  4. ^ 「はな」は、本来の登録上の表記には変体仮名が用いられており、「𛂦𛂁」と書く。田中角栄の妻である。

出典

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  1. ^ Racing - Race Detail Yushun Himba - Japanese Oaks”. IFHA. 2022年5月2日閲覧。
  2. ^ a b c 中央競馬全重賞競走成績集【GI編】
  3. ^ a b c d e 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 19 (2024年). 2024年4月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e 2024年第2回東京競馬番組(第7日 - 第12日)” (PDF). 日本中央競馬会. 2023年9月11日閲覧。
  5. ^ a b c 2024年度第2回東京競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 7. 2024年4月30日閲覧。
  6. ^ “【オークス】樫女王はヌーヴォレコルト!直線突き抜けハープ負かした”. スポニチアネックス (スポーツニッポン). (2014年5月26日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/05/26/kiji/K20140526008234230.html 2016年5月12日閲覧。 
  7. ^ a b c d e f g h i j 歴史・コース:優駿牝馬(オークス) 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2023年9月11日閲覧。
  8. ^ a b 2003年の成績表参照。
  9. ^ a b c 第3回 東京競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1556-1558 (2010年). 2016年5月12日閲覧。(索引番号: 14023)
  10. ^ 優駿牝馬(GⅠ)優勝馬等の仏・ヴェルメイユ賞(G1)への優先出走権付与および「デスティナシオンフランス」について日本中央競馬会、2018年4月17日閲覧
  11. ^ ヴィクトリアマイルと安田記念の上位3頭に新たにムーランドロンシャン賞の優先出走権」『Sponichi Annex』(スポーツニッポン新聞社)2021年4月27日。2021年4月27日閲覧。
  12. ^ a b c d e 競馬番組一般事項 「V 出馬投票」” (PDF). 日本中央競馬会. p. 17 (2024年). 2024年4月29日閲覧。
  13. ^ 2018年度開催日割および重賞競走について”. 日本中央競馬会. 2019年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月16日閲覧。
  14. ^ a b 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について【2024年度】” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月30日閲覧。
  15. ^ 2007年の成績表参照。
  16. ^ 『日本中央競馬会60年史』日本中央競馬会、2015年、46-47頁。 
  17. ^ https://ahonoora.com/noaks.html
  18. ^ https://db.netkeiba.com/race/195605040410/
  19. ^ G1レース レコードタイム一覧【JRA中央競馬】”. netkeiba.com. 2022年5月18日閲覧。
  20. ^ グレード制導入後は2:31.9(第45回優勝馬トウカイローマン)、国際GⅠ制定後は2:29.9(第71回優勝馬アパパネ・サンテミリオン)
  21. ^ グレード制導入後はC.ルメール(第78回・第79回・第83回・第85回)の4勝
  22. ^ 騎手兼任で勝利
  23. ^ 連覇は他に大久保房松(第8回・第9回)が記録
  24. ^ グレード制導入後は松田博資(第49回・第54回・第70回)の3勝
  25. ^ グレード制導入以前を含めると、保田隆芳(第1回)の18歳8ヶ月
  26. ^ 騎手では横山富雄 - 横山典弘が達成している
  27. ^ 但し騎手では、武豊・武幸四郎が兄弟制覇を達成している
  28. ^ 調教師では松元省一・松元茂樹が兄弟制覇を達成している

各回競走結果の出典

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関連項目

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外部リンク

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