第67回国民体育大会
東日本大震災復興支援 第67回国民体育大会(ひがしにほんだいしんさいふっこうしえん だい67かいこくみんたいいくたいかい)とは、2012年(平成24年)に岐阜県を中心に開催された国民体育大会。岐阜県で国体本大会が行われるのは第20回岐阜国体以来47年ぶり2度目[1]。
第67回国民体育大会 | |
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ぎふ清流国体 ゆめリンク愛知国体 | |
開催都道府県 |
岐阜県 愛知県(冬季大会3種目) |
競技数 |
(正式競技)40競技 (公開競技)2競技 |
開会式 | 2012年9月29日 |
閉会式 | 2012年10月9日 |
開会宣言 | 古田肇 |
選手宣誓 | 中川末由希 林亜門 |
最終炬火ランナー | 安藤圭祐 |
主競技場 | 岐阜メモリアルセンター |
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また、第12回全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」も併せて開催された。
冬季大会は、岐阜県でスキーとスピードスケートを、氷上競技の一部(アイスホッケー、ショートトラック、フィギュアスケート)を愛知県で開催した。
概要
編集愛称
編集- ぎふ清流国体
- 2007年8月4日に、一般応募作品10,074件の中から選ばれた。他候補として「わかあゆ岐阜国体」、「岐阜わかあゆ国体」、「清流ぎふ国体」、「ぎふ清流若鮎国体」などがあった。
- なお愛知県開催分については「ゆめリンク愛知国体」の愛称が付けられている。
大会合言葉
編集- 輝け はばたけ だれもが主役(ぎふ清流国体)
- 2007年8月4日に、一般応募作品9,457件の中から選ばれた。他候補として「感動 躍動 いま始動!」、「君よ!明日の風になれ」、「はばたけ君よ大空に」、「フィールドの風となれ!輝く君と出会いたい。」などがあった。
- 描け リンクに 君の夢(ゆめリンク愛知国体)
- 一般募集した応募作品の中から入選作品を決定し、そのうちの最優秀作品として2010年6月2日に正式決定された。
マスコットキャラクター
編集- 「ミナモ」
- 2008年6月13日に、岐阜県内にて活躍しているデザイナーによる作品92点の中から日比野克彦ら審査員によって選ばれ披露された。"キラキラ輝く川の水面(みなも)にすみ、岐阜の地とスポーツが大好きな妖精"という設定で、岐阜の清流を水色、人々の笑顔や太陽を黄色、その2色をストライプで表現したデザインのマスコット。
- 国民体育大会終了後は岐阜県のマスコットとして活用されており、2013年4月からの使用条件緩和で商業利用料を無料化し、県外のイベント等にも登場[2]。2013年4月28日からは、それまでJリーグで唯一公式マスコットが不在だったFC岐阜の応援マスコットとして、ミナモが起用されている[3]。
会期
編集- 冬季スケート・アイスホッケー大会 1月28日-2月1日
- 冬季スキー大会 2月14日-2月17日
- 本大会会期前競技 9月13日-9月17日(水泳大会)
- 本大会 9月29日-10月9日
沿革
編集- 2007年5月26日 - 「飛騨・美濃じまんプロジェクト」開始。このプロジェクトは後にぎふ清流国体のPRも兼ねることとなる。
- 2007年7月18日 - 財団法人日本体育協会が東京都内で理事会を開催し、第67回国民体育大会を岐阜県で開催することを正式に内定。
- 2007年8月4日 - 内定記念イベントとして「2007オリンピックデーラン岐阜大会」が岐阜市の岐阜メモリアルセンターの長良川陸上競技場で行われた。オリンピック出場経験者と一般市民が一緒にジョギングなどを行う催しで、オリンピック出場経験者7人(荻原次晴、千葉真子、勅使川原郁恵、小野寺歩、林弓枝、井上将憲、長良将司)と約1,500人の一般市民が参加した。
- 2007年9月9日 - ぎふ清流国体に向けての岐阜県民のスポーツ意識向上とスポーツ活動の発展が目的のひとつである第1回岐阜県民スポーツ大会が関市を中心とした76会場で42のスポーツ大会と29のフリー参加種目、6つの交流種目が行われた。岐阜県内30市町村から1万5千人が参加した。また、オリンピックメダリストの池谷幸雄による体操教室が開催された。
- 2008年6月13日 - マスコットキャラクター「ミナモ」が岐阜シティ・タワー43前で行われたお披露目イベントで披露された。
実施競技
編集- ※岐阜県外の会場地。
- ※※公開競技
ハイライト
編集脚注
編集- ^ 冬季大会としてでは、1969年の第24回国民体育大会の冬季大会(流葉国体)、1996年の第51回国民体育大会冬季大会スキー競技会(ぎふスズラン国体)が行われている。
- ^ 「ミナモ」の商業利用、無料に 着ぐるみ貸与も緩和(中日新聞、2013年4月27日)
- ^ J2岐阜が“大物”補強!国体マスコット「ミナモ」が期限付き移籍 (スポーツニッポン、2013年4月27日)