AFCチャンピオンズリーグ2008
AFCチャンピオンズリーグ2008(AFC Champions League 2008)は、2002 - 2003年に第1回大会が行われて以来、6回目のAFCチャンピオンズリーグである(前身も含めれば27回目)。オーストラリア、韓国、タイ、中国、ベトナム、アラブ首長国連邦、イラク、イラン、ウズベキスタン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリアの13の国から2チームと、日本から前回優勝チームを加えた3チームの計29チームが参加した。優勝は日本のガンバ大阪で、日本勢としては前回大会に続く2連覇となった(現行の大会になってからは2回目、アジアクラブ選手権時代から通算すると5回目)。
AFCチャンピオンズリーグ2008 AFC Champions League 2008 | |
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大会概要 | |
日程 | 2008年3月12日 - 11月12日 |
チーム数 | 29 (AFC連盟) |
大会結果 | |
優勝 | ガンバ大阪 (1回目) |
準優勝 | アデレード・ユナイテッド |
大会統計 | |
試合数 | 98試合 |
ゴール数 |
275点 (1試合平均 2.81点) |
得点王 | ナンタワット・タエンソパ(9点) |
最優秀選手 | 遠藤保仁 |
< 20072009 > |
出場枠
編集ACL2008への参加 | |
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参加 | |
不参加 |
出場枠 | |
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前回大会優勝クラブ | 1 |
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- 出場枠についての注釈
- ^ インドネシア(IDN): リーガインドネシア優勝チームおよびインドネシアカップ優勝チームの2チームが参戦予定だったが、アジアカップ2007開催などの影響による国内リーグおよびインドネシアカップ両方のスケジュール遅延により、リーグ、カップ戦とも優勝チームが2007年末まで決定する見込みがないことから、2007年12月12日、アジアサッカー連盟より、同国代表の参戦を見送り、代わりに、当初リーグ優勝した1チームのみ参戦予定だったタイとベトナムから2チームを参戦させることが発表された。
参加クラブ
編集ノックアウトステージから参加 | |||
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チーム | 出場資格 | 出場回数 (前回出場) | |
浦和レッドダイヤモンズ | AFCチャンピオンズリーグ2007優勝 2006 天皇杯 優勝 2007 Jリーグ 2位 |
2回目(2007) |
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- 注釈
- ^ ウズベキスタン(UZB):この項目内ではFCブニョドコルで統一しているが、2008年8月まではPFCクルフチというクラブ名を使用していた。
グループステージ
編集グループA
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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ブニョドコル | 6 | 4 | 1 | 1 | 8 | 2 | +6 | 13 |
アル・イテハド・ジッダ | 6 | 3 | 0 | 3 | 6 | 5 | +1 | 9 |
セパハン | 6 | 2 | 1 | 3 | 5 | 8 | −3 | 7 |
アル・イテハド・アレッポ | 6 | 2 | 0 | 4 | 4 | 8 | −4 | 6 |
グループB
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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サイパ | 6 | 3 | 3 | 0 | 7 | 3 | 4 | 12 |
アル・クワ・アル・ジャウィヤ | 6 | 2 | 2 | 2 | 5 | 5 | 0 | 8 |
アル・ワスルFC | 6 | 2 | 1 | 3 | 5 | 7 | −2 | 7 |
アル・クウェート | 6 | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 | −2 | 5 |
グループC
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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アル・カラーマ | 6 | 3 | 2 | 1 | 8 | 3 | 5 | 11 |
アル・ワフダ | 6 | 2 | 3 | 1 | 6 | 7 | −1 | 9 |
アル・サッド | 6 | 1 | 3 | 2 | 6 | 8 | −2 | 6 |
アル・アハリ | 6 | 0 | 4 | 2 | 5 | 7 | −2 | 4 |
グループD
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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アル・カーディシーヤ | 6 | 3 | 2 | 1 | 8 | 7 | 1 | 11 |
パフタコール | 6 | 3 | 2 | 1 | 13 | 6 | 7 | 11 |
アルビール | 6 | 2 | 2 | 2 | 8 | 11 | −3 | 8 |
アル・ガラファ | 6 | 0 | 2 | 4 | 3 | 8 | −5 | 2 |
グループE
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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アデレード・ユナイテッド | 6 | 4 | 2 | 0 | 9 | 2 | 7 | 14 |
長春亜泰 | 6 | 3 | 3 | 0 | 10 | 3 | 7 | 12 |
浦項スティーラース | 6 | 1 | 2 | 3 | 6 | 7 | −1 | 5 |
ビンズオン | 6 | 0 | 1 | 5 | 4 | 17 | −13 | 1 |
グループF
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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鹿島アントラーズ | 6 | 5 | 0 | 1 | 28 | 3 | 25 | 15 |
北京国安 | 6 | 4 | 0 | 2 | 14 | 9 | 5 | 12 |
クルン・タイ・バンク | 6 | 2 | 1 | 3 | 20 | 27 | −7 | 7 |
ナムディン | 6 | 0 | 1 | 5 | 4 | 27 | −23 | 1 |
クルン・タイ・バンク | 1 – 9 | 鹿島アントラーズ |
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コネ 64分 | Report | 田代有三 15分 50分 岩政大樹 21分 野沢拓也 34分 90+2分 マルキーニョス 47分 69分 71分 佐々木竜太 73分 |
クルン・タイ・バンク | 9 – 1 | ナムディン |
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コネ 4分 44分 90+1分 90+2分 タエンソパ 8分 46分 59分 チェイチュー 64分 ウォンスッパラク 70分 |
Report | チャン・ドゥク・ズオン 64分 |
鹿島アントラーズ | 8 – 1 | クルン・タイ・バンク |
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岩政大樹 19分 興梠慎三 21分 田代有三 45分 野沢拓也 46分 66分 小笠原満男 50分 ダニーロ 74分 83分 |
Report | ピチットチョティラット 90分 |
クルン・タイ・バンク | 5 – 3 | 北京国安 |
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タエンソパ 10分 44分 49分 69分 (pen.) ピチットチョティラット 27分 |
Report | チアゴ 67分 (pen.) 70分 77分 (pen.) |
グループG
編集チーム | 試合数 | 勝 | 引分 | 負 | 得点 | 失点 | 差 | 勝点 |
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ガンバ大阪 | 6 | 4 | 2 | 0 | 14 | 8 | 6 | 14 |
メルボルン・ビクトリー | 6 | 2 | 1 | 3 | 10 | 11 | −1 | 7 |
全南ドラゴンズ | 6 | 1 | 3 | 2 | 8 | 10 | −2 | 6 |
チョンブリー | 6 | 1 | 2 | 3 | 7 | 10 | −3 | 5 |
ノックアウトステージ
編集各グループ1位のチームに前回優勝の浦和レッドダイヤモンズ( 日本)を加えた8チームによる、決勝まで一貫したH&Aでのトーナメント方式。
組み合わせ抽選会は5月24日に行われた。上のチームが第1戦の試合をホームで行う。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
アル・カラーマ | 1 | |||||||||
ガンバ大阪 | 4 | |||||||||
ガンバ大阪 | 4 | |||||||||
浦和レッズ | 2 | |||||||||
アル・カーディシーヤ | 3 | |||||||||
浦和レッズ | 4 | |||||||||
ガンバ大阪 | 5 | |||||||||
アデレード・ユナイテッド | 0 | |||||||||
鹿島アントラーズ | 1 | |||||||||
アデレード・ユナイテッド | 2 | |||||||||
アデレード・ユナイテッド | 3 | |||||||||
FCブニョドコル | 1 | |||||||||
サイパ | 3 | |||||||||
FCブニョドコル | 7 | |||||||||
準々決勝
編集第1戦が2008年9月17日(水)、第2戦が2008年9月24日(水)に実施。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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アル・カラーマ | 1 – 4 | ガンバ大阪 | 1 – 2 | 0 – 2 |
アル・カーディシーヤ | 3 – 4 | 浦和レッドダイヤモンズ | 3 – 2 | 0 – 2 |
サイパ | 3 – 7 | ブニョドコル | 2 – 2 | 1 – 5 |
鹿島アントラーズ | 1 – 2 | アデレード・ユナイテッド | 1 – 1 | 0 – 1 |
第1戦
編集第2戦
編集準決勝
編集第1戦が2008年10月8日(水)、第2戦が2008年10月22日(水)に実施。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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ガンバ大阪 | 4 – 2 | 浦和レッドダイヤモンズ | 1 – 1 | 3 – 1 |
アデレード・ユナイテッド | 3 – 1 | ブニョドコル | 3 – 0 | 0 – 1 |
第1戦
編集第2戦
編集決勝
編集→詳細は「AFCチャンピオンズリーグ2008 決勝」を参照
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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ガンバ大阪 | 5 – 0 | アデレード・ユナイテッド | 3 – 0 | 2 – 0 |
第1戦
編集第2戦
編集AFCチャンピオンズリーグ 2008 優勝 |
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ガンバ大阪 初優勝 |
- 不敗での優勝はACL史上3クラブ目、アウェー全勝での優勝はACL史上初。
表彰
編集- MVP
- 得点王
- タエンソパ(クルン・タイ・バンクFC):9得点
- フェアプレー賞
関連項目
編集外部リンク
編集- AFCチャンピオンズリーグ - 公式サイト