2012年バーレーングランプリ
2012年バーレーングランプリは、2012年F1世界選手権第4戦として、2012年4月22日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された。 正式名称は2012 FORMULA 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix[1]。
レース詳細 | |||
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日程 | 2012年シーズン第4戦 | ||
決勝開催日 | 4月22日 | ||
開催地 |
バーレーン・インターナショナル・サーキット バーレーン サキール | ||
コース長 | 5.412km | ||
レース距離 | 57周(308.238km) | ||
決勝日天候 | 晴れ | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:32.422 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | セバスチャン・ベッテル | ||
タイム | 1:36.379(Lap 41) | ||
決勝順位 | |||
優勝 | |||
2位 | |||
3位 |
情勢が不安定な中2011年のレースはキャンセルとなり、2年ぶりの開催であったが、街では相変わらずデモが行われており、フォースインディアのスタッフ2名が火炎瓶が使用されている状況に巻き込まれる[2]など慌ただしい状況であった。 なお、この影響を受けてフォースインディアは金曜フリー走行2回目をキャンセルしている。
予選
編集Q3最初のアタックを終えた時点でトップタイムはハミルトン。 2回目のアタックでウェバーがこれを上回るもベッテルがすぐにこれを上回る。 最後に登場したハミルトンは、ベッテルのタイムには及ばず2番手。 ベッテルが今季初のポールポジションを獲得した。
結果
編集順位 | No. | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | グリッド |
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1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:34.308 | 1:33.527 | 1:32.422 | 1 |
2 | 4 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1:34.813 | 1:33.209 | 1:32.520 | 2 |
3 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1:34.015 | 1:33.311 | 1:32.637 | 3 |
4 | 3 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:34.792 | 1:33.416 | 1:32.711 | 4 |
5 | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:34.588 | 1:33.219 | 1:32.821 | 5 |
6 | 16 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:33.988 | 1:33.556 | 1:32.912 | 6 |
7 | 10 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 1:34.041 | 1:33.246 | 1:33.008 | 7 |
8 | 15 | セルジオ・ペレス | ザウバー・フェラーリ | 1:33.814 | 1:33.660 | 1:33.394 | 8 |
9 | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:34.760 | 1:33.403 | 9 | |
10 | 11 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア・メルセデス | 1:34.624 | 1:33.510 | 10 | |
11 | 9 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー | 1:34.552 | 1:33.789 | 11 | |
12 | 14 | 小林可夢偉 | ザウバー・フェラーリ | 1:34.131 | 1:33.806 | 12 | |
13 | 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 1:34.601 | 1:33.807 | 13 | |
14 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:34.372 | 1:33.912 | 14 | |
15 | 19 | ブルーノ・セナ | ウィリアムズ・ルノー | 1:34.466 | 1:34.017 | 15 | |
16 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ケータハム・ルノー | 1:34.852 | 1:36.132 | 16 | |
17 | 17 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:35.014 | 17 | ||
18 | 21 | ヴィタリー・ペトロフ | ケータハム・ルノー | 1:35.823 | 18 | ||
19 | 25 | シャルル・ピック | マルシャ・コスワース | 1:37.683 | 19 | ||
20 | 22 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | HRT・コスワース | 1:37.883 | 20 | ||
21 | 18 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・ルノー | 1:34.639 | 211 | ||
22 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1:34.865 | 221 | ||
23 | 24 | ティモ・グロック | マルシャ・コスワース | 1:37.905 | 23 | ||
24 | 23 | ナレイン・カーティケヤン | HRT・コスワース | 1:38.314 | 24 | ||
予選通過タイム: 1:40.380 (107%ルール) |
決勝
編集展開
編集現地時間15時開始の決勝レースは、気温28度、路面温度34度のドライコンディションでスタートとなった。 トップ3が順調なスタートを切る後ろで、グロージャン、アロンソがジャンプアップを見せた。
序盤に好ペースを見せたのはグロージャンとライコネンのロータス勢で、グロージャンはウェバー、ハミルトンを交わして2位へ、ライコネンもバトン、アロンソをパスして4番手まで浮上した。
2回目のピットストップ直前にライコネンがグロージャンをパスし2位に浮上。 全車ピットストップを終え、2位のライコネンが1位を独走していたベッテルを猛追する。 DRSを作動させられる1秒以内にまで迫り、1回は1コーナーで並びかけるもののパスするには至らず、最後は再び差を広げられて、ベッテル、ライコネン、グロージャンの順でチェッカーを受けた。
ベッテルが今季初優勝をポールトゥウィンで飾り、4戦目で4人目のウィナーとなった。
結果
編集順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム / リタイア | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 57 | 1:35:10.990 | 1 | 25 |
2 | 9 | キミ・ライコネン | ロータス・ルノー | 57 | +3.333 | 11 | 18 |
3 | 10 | ロマン・グロージャン | ロータス・ルノー | 57 | +10.194 | 7 | 15 |
4 | 2 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 57 | +38.788 | 3 | 12 |
5 | 8 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 57 | +55.460 | 5 | 10 |
6 | 11 | ポール・ディ・レスタ | フォースインディア・メルセデス | 57 | +57.543 | 10 | 8 |
7 | 5 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 57 | +57.803 | 9 | 6 |
8 | 4 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 57 | +58.984 | 2 | 4 |
9 | 6 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 57 | +1:04.999 | 14 | 2 |
10 | 7 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 57 | +1:11.490 | 22 | 1 |
11 | 15 | セルジオ・ペレス | ザウバー・フェラーリ | 57 | +1:12.702 | 8 | |
12 | 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォースインディア・メルセデス | 57 | +1:16.539 | 13 | |
13 | 17 | ジャン=エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 57 | +1:30.334 | 17 | |
14 | 14 | 小林可夢偉 | ザウバー・フェラーリ | 57 | +1:33.723 | 12 | |
15 | 16 | ダニエル・リチャルド | トロ・ロッソ・フェラーリ | 56 | 1周遅れ | 6 | |
16 | 21 | ヴィタリー・ペトロフ | ケータハム・ルノー | 56 | 1周遅れ | 18 | |
17 | 20 | ヘイキ・コバライネン | ケータハム・ルノー | 56 | 1周遅れ | 16 | |
18 | 3 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 55 | エキゾースト/デフ | 4 | |
19 | 24 | ティモ・グロック | マルシャ・コスワース | 55 | 2周遅れ | 23 | |
20 | 22 | ペドロ・デ・ラ・ロサ | HRT・コスワース | 55 | 2周遅れ | 20 | |
21 | 23 | ナレイン・カーティケヤン | HRT・コスワース | 55 | 2周遅れ | 24 | |
22 | 19 | ブルーノ・セナ | ウィリアムズ・ルノー | 54 | ブレーキ | 15 | |
Ret | 18 | パストール・マルドナド | ウィリアムズ・ルノー | 25 | パンク | 21 | |
Ret | 25 | シャルル・ピック | マルシャ・コスワース | 24 | エンジン | 19 | |
脚注[4] |
第4戦終了時点でのランキング
編集
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
脚注
編集- ^ 2012 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX(The Official F1 Website)
- ^ “Fインディアのスタッフがデモに遭遇。帰国者も”. AUTO SPORT WEB. (2012年4月19日) 2012年6月5日閲覧。
- ^ “2012 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX (Qualifying Result)”. Formula1.com (FIA). (2012年4月22日) 2012年5月29日閲覧。
- ^ “2012 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX (Race Result)”. Formula1.com (FIA). (2012年4月22日) 2012年6月1日閲覧。
外部リンク
編集前戦 2012年中国グランプリ |
FIA F1世界選手権 2012年シーズン |
次戦 2012年スペイングランプリ |
前回開催 2011年バーレーングランプリ |
バーレーングランプリ | 次回開催 2013年バーレーングランプリ |