陣原
福岡県北九州市八幡西区の地名
陣原(じんのはる)は福岡県北九州市八幡西区の地名。陣原一丁目から五丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は807-0821。
陣原 | |
---|---|
北緯33度52分1.85秒 東経130度44分14.32秒 / 北緯33.8671806度 東経130.7373111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1973年(昭和48年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 4,544人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-0821[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の北部に位置し、北に夕原町、北東に大字熊手、東に皇后崎町、南に穴生,樋口町,瀬板、南西に則松、西に長崎町および中須、北西に本城東と接する。
河川
編集地域の特徴
編集北縁に沿ってJR九州福北ゆたか線が通り、町域の中央部を南南東から北北西に県道11号有毛引野線が通過する。東縁に沿って国道3号(黒崎バイパス)が、南縁に沿って東西に国道3号(現道)が走り、南西端で合流する。東西に細長く伸びる平坦な土地であり、東部は商業・工業地域、他は住宅地となっている。かつては町域の中央部を西鉄北九州線が東西に走っており、国道11号の西側付近に陣の原停留場が存在していたが、2000年(平成12年)11月26日に廃止された。代替駅として設置されたJR九州の陣原駅の近くには、1984年(昭和59年)まで貨物駅の東折尾駅が存在していた。二丁目には黒崎バイパス 陣原ランプ、三丁目には市立陣原保育所、五丁目には旗頭神社がある。
歴史
編集地名の由来
編集香月庄司と源範頼が兵を交えたところとの説や、武内宿禰が陣を構えた場所から陣原と呼ばれたとの説などがある[4]。
沿革
編集町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1966年(昭和41年) | 陣原一丁目 | 大字陣原,大字穴生,大字則松の各一部[5] |
陣原三丁目 | |||
陣原四丁目 | |||
1973年(昭和48年)6月1日 | 陣原二丁目 | 大字陣原,大字穴生の各一部[7] | |
陣原五丁目 | 大字陣原,大字則松の各一部[7] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
陣原一丁目 | 479世帯 | 664人 |
陣原二丁目 | 438世帯 | 789人 |
陣原三丁目 | 954世帯 | 1,654人 |
陣原四丁目 | 621世帯 | 1,066人 |
陣原五丁目 | 201世帯 | 371人 |
計 | 2,693世帯 | 4,544人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 3,746人 | [8] | |
2000年(平成12年) | 3,687人 | [9] | |
2005年(平成17年) | 3,882人 | [10] | |
2010年(平成22年) | 4,475人 | [11] | |
2015年(平成27年) | 4,739人 | [12] | |
2020年(令和2年) | 4,915人 | [13] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 1,517世帯 | [8] | |
2000年(平成12年) | 1,588世帯 | [9] | |
2005年(平成17年) | 1,721世帯 | [10] | |
2010年(平成22年) | 2,161世帯 | [11] | |
2015年(平成27年) | 2,329世帯 | [12] | |
2020年(令和2年) | 2,520世帯 | [13] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
陣原一丁目 | 全域 | 北九州市立青山小学校 | 北九州市立穴生中学校 |
陣原二丁目 | 全域 | 北九州市立穴生小学校 | 北九州市立折尾中学校 |
陣原三丁目 | 全域 | ||
陣原四丁目 | 1 - 17番,18番1 - 20号 | ||
陣原五丁目 | 全域 | ||
陣原四丁目 | 18番21号以上,19番 | 北九州市立折尾東小学校 |
交通
編集鉄道
編集- JR九州
- 陣原駅
バス
編集運行事業者 | 西鉄バス北九州 | 北九州市交通局 | |||||
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系統 | 無番 | 1 | 74-1 | 80 | 82 | 57 | |
停留所 | 瀬板二丁目 | ○ | |||||
神社下 | ○ | ||||||
陣の原三叉路 | ○ | ||||||
国道陣の原 | ○ | ||||||
陣の原 | ○ | ○ | |||||
陣の原三丁目 | ○ | ○ | ○ | ||||
陣原駅南口 | ○ | ○ | ○ |
道路
編集- 国道3号(黒崎バイパス)
- 国道3号(現道)
- 県道11号有毛引野線
施設
編集公共施設
編集- 北九州市立陣原市民センター
- 陣原公民館
社会福祉施設
編集- 北九州市立陣原保育所
寺社
編集- 旗頭神社
公園
編集- 陣原北公園
- 陣ノ原中公園
- 陣原西公園
- 陣原東公園
- 西屋敷公園
- 旗頭公園
- 波戸場公園
- 古川公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年5月3日閲覧。
- ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、32頁。
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、726頁。ISBN 4040014006。
- ^ “北九州市政だより 昭和48年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b 国土地理協会『国土行政区画総覧 7』国土地理協会、2002年、6622頁。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年4月1日). 2023年5月13日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月16日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “北九州市営バス時刻表”. 2024年8月16日閲覧。