皇后崎町
福岡県北九州市八幡西区の地名
皇后崎町(こうがさきまち)は福岡県北九州市八幡西区の町。住居表示実施済み。郵便番号は806-0041。
皇后崎町 | |
---|---|
北緯33度51分55.15秒 東経130度45分2.12秒 / 北緯33.8653194度 東経130.7505889度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1959年(昭和34年) |
人口 | |
• 合計 | 886人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
806-0041[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の北部に位置し、北に大字熊手、東に桜ケ丘町、南に萩原、南西に穴生、西に陣原と接する。
河川
編集二級河川 割子川
地域の特徴
編集北縁の外側をJR九州鹿児島本線およびJR九州福北ゆたか線が通り、東縁を筑豊電気鉄道、南縁を国道3号、西縁を割子川に囲まれた地域である。北東部は小高い丘になっており、金光教南八幡教会やマンションがある。国道沿いには自動車販売店や自動車整備工場などが建っている。
歴史
編集1914年(大正3年)に西鉄北九州線が開通した際に、当町域に皇后崎停留場,皇后崎変電所が設置され、その頃から皇后崎と通称されていた[4]。なお、西鉄北九州線は2000年に路線廃止となり、皇后崎停留場も廃駅となっている。
地名の由来
編集三韓征伐の際に神功皇后が兵船を寄せられたことにちなんでおり[5]、町内に上陸記念碑がある。
沿革
編集- 1959年(昭和34年) - 皇后崎町新設[4]。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市、小倉市、若松市、門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市皇后崎町は北九州市八幡区皇后崎町となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区、門司区の5区を設置。北九州市八幡区皇后崎町は北九州市八幡区皇后崎町となる。
- 1973年(昭和48年)6月1日 - 大字熊手,大字穴生の各一部が皇后崎町に編入、住居表示実施[6]。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、八幡区皇后崎町は八幡西区皇后崎町となる[7]。
町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 | 1959年(昭和34年) | 皇后崎町 | 大字熊手の一部[4] |
住居表示 | 1973年(昭和48年)6月1日 | 皇后崎町 | 皇后崎町の全部、大字熊手,大字穴生の各一部[4] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
皇后崎町 | 533世帯 | 886人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 1,157人 | [8] | |
2000年(平成12年) | 1,034人 | [9] | |
2005年(平成17年) | 1,064人 | [10] | |
2010年(平成22年) | 1,049人 | [11] | |
2015年(平成27年) | 975人 | [12] | |
2020年(令和2年) | 914人 | [13] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 500世帯 | [8] | |
2000年(平成12年) | 465世帯 | [9] | |
2005年(平成17年) | 472世帯 | [10] | |
2010年(平成22年) | 489世帯 | [11] | |
2015年(平成27年) | 512世帯 | [12] | |
2020年(令和2年) | 498世帯 | [13] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[14]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
皇后崎町 | 1 - 14番 | 北九州市立青山小学校 | 北九州市立熊西中学校 |
15番 | 北九州市立穴生中学校 |
交通
編集バス
編集運行事業者 | 西鉄バス北九州 | 北九州市交通局 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
系統 | 1 | 74-1 | 80 | 82 | エアポートバス | 57 | |
停留所 | 皇后崎(西鉄八幡営業所入口) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
萩原団地下 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
道路
編集施設
編集教会
編集- 金光教八幡南教会
公園
編集- みさき公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月9日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2022年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年8月15日閲覧。
- ^ a b c d 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、541頁。ISBN 4040014006。
- ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、32頁。
- ^ “北九州市政だより 昭和48年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2022年6月19日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年6月12日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “にしてつ時刻表”. 2024年8月16日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “北九州市営バス時刻表”. 2024年8月16日閲覧。