鈴木康久
日本の外交官
鈴木 康久(すずき やすひさ、1955年 - )は、日本の外交官。レオン総領事等を経て、2018年(平成30年)からニカラグア駐箚特命全権大使を務めた。
経歴・人物
編集兵庫県出身。1980年東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業、外務省入省[1]。1981年から1983年までサラゴサ大学法学部に留学[2][3]。在メキシコ日本国大使館一等書記官[4] 欧州局政策課企画官 経済局経済連携課企画官 在メキシコ日本国大使館参事官 等を経て、2016年レオン総領事[1]。
2018年からニカラグア駐箚特命全権大使[1]。在ニカラグア大使として在任中の2021年1月5日に新型コロナウイルス感染症に感染していたことが、1月7日付けで外務省により情報公開された[5]。現職の日本大使の新型コロナ罹患が公表されたのは、姫野勉駐ガーナ大使、伊藤直樹駐バングラデシュ大使、山崎和之駐ジュネーブ大使に続いて4例目[6]。
同期
編集- 末松義規(12年内閣府副大臣・96年衆議院議員)
- 石井正文(17年インドネシア大使・13年国際法局長)
- 大村昌弘(17年フィジー大使)
- 川村裕(20年ノルウェー大使・18沖縄大使・14年コートジボワール大使)
- 越川和彦(16年JICA副理事長・14年スペイン大使・12年官房長)
- 鈴鹿光次(16年アフガニスタン大使)
- 山田文比古(08年東京外国語大学教授)
- 片上慶一(17年イタリア大使・16年外務審議官(経済担当))
- 北野充(14年ウィーン代表部大使・12年軍縮不拡散・科学部長・19年アイルランド大使)
- 石川和秀(14年フィリピン大使・12年南部アジア部長)
- 藤原聖也(14年アルジェリア大使)
- 山崎純(18年シンガポール大使・15年スウェーデン大使・14年儀典長)
- 渡邉正人(17年ブルガリア大使・15年バングラデシュ大使)
- 堀之内秀久(19年オランダ大使・16年カンボジア大使・14年ロサンゼルス総領事)
- 野田仁(18年ルーマニア大使・15年エクアドル大使)
- 髙橋礼一郎(18年オーストラリア大使・15年ニューヨーク総領事・11年アフガニスタン大使)
- 葉室和親(12年トンガ大使)
- 井出敬二(17年北極担当大使・13年クロアチア大使)
- 小原雅博(15年東京大学法学部教授・13年上海総領事)
- 須永和男(19年カタール大使・16年ASEAN大使)
- 姫野勉(17年ガーナ大使)
- 平石好伸(17年チリ大使・14年ジンバブエ大使)
- 水谷章(19年オーストリア大使・17年立命館アジア太平洋大学教授)
- 齊藤貢(18年イラン大使・15年オマーン大使)
著作
編集著書
編集- 『メキシコ現代史』明石書店 2003年
訳書
編集- ロバート・A・パスター著『アメリカの中南米政策 アメリカ大陸の平和的構築を目指して』(明石書店、2008年) ISBN 9784750328324
脚注
編集- ^ a b c スーダン大使に浦林氏、ペルー大使に土屋氏ら 日本経済新聞2018/1/26 10:21
- ^ 「訳者略歴」『アメリカの中南米政策 アメリカ大陸の平和的構築を目指して』
- ^ メキシコ現代史HMV&BOOKS online
- ^ 文化広報センター便り(その1)外務省
- ^ 在ニカラグア日本国大使館職員の新型コロナウイルス感染症への感染 | 外務省
- ^ 駐ニカラグア大使が新型コロナ感染 外務省が発表 大使で4人目 - 毎日新聞
- ^ “外務省人事(4日)”. 産経ニュース. 産経新聞社 (2022年3月5日). 2022年7月30日閲覧。
外部リンク
編集- <帰国大使は語る>サンディニスタ政権下のニカラグアに在勤して - 2022年3月8日
- 大使挨拶 - 在ニカラグア日本国大使館ホームページ内