遠田志帆
遠田 志帆(えんた しほ[1]、1979年[2]〈昭和54年〉12月8日[1][3] - )は、日本のイラストレーター。秋田県出身、埼玉県在住[1][3]。
遠田 志帆 (えんた しほ) | |
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生誕 |
1979年12月8日(44歳) 日本・秋田県 |
国籍 | 日本 |
教育 | 秋田大学教育文化学部卒業 |
著名な実績 | イラストレーション |
経歴・人物
編集秋田大学教育文化学部卒業[2]。3年間の教職生活の後、結婚する[2]。それを機に埼玉県に移住し、イラストレーターとしての活動を開始。書籍の装画を数多く手がけ、才能を発揮している[2]。2012年12月より、冲方丁の小説「はなとゆめ」の新聞連載の挿絵を担当する[2]。埼玉県在住[3]。芦田豊雄と冨樫義博に大きく影響を受けたという[4]。
主な装画作品
編集- 壁井ユカコ
- 綾辻行人
- 『Another』(2009年10月 角川書店 / 2011年11月 角川文庫【上・下】)
- 『Another エピソードS』(2013年7月 角川書店 / 2016年6月 角川文庫)
- 『Another 2001』(2020年9月 角川書店 / 2023年6月 角川文庫【上・下】)
- 『最後の記憶』(2007年6月 角川文庫)
- 『眼球綺譚』(2009年1月 角川文庫)
- 『フリークス』(2011年4月 角川文庫)
- 『殺人鬼 覚醒篇』(2011年8月 角川文庫)
- 『殺人鬼 逆襲篇』(2012年2月 角川文庫)
- 『霧越邸殺人事件<完全改訂版>』(2014年3月 角川文庫【上・下】)
- 『深泥丘奇談』(2014年6月 角川文庫)
- 『深泥丘奇談・続』(2014年9月 角川文庫)
- 『深泥丘奇談・続々』(2019年8月 角川文庫)
- 『人間じゃない<完全版>』(2022年8月 講談社文庫)
- 柴田よしき
- 『朝顔はまだ咲かない 小夏と秋の絵日記』(2010年9月 創元推理文庫)
- 菅野雪虫
- 『羽州ものがたり』(2011年1月 角川書店)
- 『星天の兄弟』(2021年8月 東京創元社)
- 中村弦
- 『天使の歩廊―ある建築家をめぐる物語』(2011年5月 新潮文庫)
- 神世希
- 『DEUSLAYER』(2011年8月 講談社BOX)
- 村山早紀
- 狗飼恭子
- 『遠くでずっとそばにいる』(2012年4月 幻冬舎文庫)
- 林由美子
- 『堕ちる』(2012年8月 宝島社文庫)
- 『揺れる』(2012年11月 宝島社文庫)
- 稲船敬二、弐藤水流
- 『REM』(2012年9月 光文社)
- 桂修司
- 『七年待てない 完全犯罪の女』(2012年10月 宝島社文庫)
- 三津田信三
- 小杉英了
- 『先導者』(2014年10月 角川ホラー文庫)
- 秋田禎信
- 『ひとつ火の粉の雪の中』(2014年12月 新潮文庫nex)
- 小路幸也
- 駒井和緒(原作:芥川龍之介)
- 『リライトノベル 邪宗門』(2015年2月 YA!ENTERTAINMENT)
- 池上永一
- 『統ばる島』(2015年5月 角川文庫)
- 『黙示録』(2017年5月 角川文庫【上・下】)
- 『ヒストリア』(2017年8月 KADOKAWA / 2020年8月 角川文庫【上・下】)
- 高殿円
- 『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』(2015年5月 文春文庫)
- 七瀬晶
- 『お江戸ありんす草紙 瓜ふたつ』(2015年6月 小学館)
- 『お江戸ありんす草紙 百両の秘本』(2015年10月 小学館)
- 小前亮
- 『真田十勇士 (1) 参上、猿飛佐助』(2015年10月 小峰書店)
- 『真田十勇士 (2) 決起、真田幸村』(2015年12月 小峰書店)
- 『真田十勇士 (3) 激闘、大坂の陣』(2016年2月 小峰書店)
- 『真田十勇士 外伝 忍び里の兄弟』(2016年9月 小峰書店)
- 『西郷隆盛』(2017年10月 小峰書店【上・下】)
- 『新選組戦記』(2019年11月・2020年1月・2020年4月 小峰書店【上・中・下】)
- 『服部半蔵 家康を天下人にした男』(2022年12月・2023年3月 小峰書店【上・下】)
- 愁堂れな
- 『薔薇十字叢書 天邪鬼の輩』(2015年10月 富士見L文庫)
- 『薔薇十字叢書 縊鬼の囀』(2017年5月 富士見L文庫)
- 樹林伸
- 『ドクター・ホワイト』(2015年11月 角川書店)
- 新井淳平
- 『シンデレラゲーム』(2016年7月 AMGブックス)
- 友井羊
- 『向日葵ちゃん追跡する』(2016年8月 新潮文庫nex)
- 田辺聖子
- 『隼別王子の叛乱』(2017年2月 中公文庫)
- 今村昌弘
- 板倉俊之
- 『蟻地獄』(2018年1月 新潮文庫)
- 彩坂美月
- 『僕らの世界が終わる頃』(2018年4月 新潮文庫nex)
- 名木田恵子
- 『青影神話』(2018年11月 ポプラ社)
- 冲方丁
- 『はなとゆめ』(2018年 角川文庫 新装版)
- ペニー・ジョエルソン
- 『秘密をもてないわたし I Have No Secrets』(2019年2月 KADOKAWA)
- 松葉屋なつみ
- 『星砕きの娘』(2019年8月 東京創元社 / 2021年7月 創元推理文庫)
- 『星巡りの瞳』(2021年10月 創元推理文庫)
- 相沢沙呼
- 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(2019年9月 講談社 / 2021年9月 講談社文庫)
- 『invert 城塚翡翠倒叙集』(2021年7月 講談社 / 2023年11月 講談社文庫)
- 『invert II 覗き窓の死角』(2022年9月 講談社)
- 大塚卓嗣
- 『天魔乱丸』(2019年10月 ハヤカワ時代ミステリ文庫)
- 須賀しのぶ
- 『荒城に白百合ありて』(2019年11月 角川書店 / 2022年11月 角川文庫)
- 橘悠馬
- 『典薬寮の魔女』(2020年4月 KAエスマ文庫)
- 白井智之
- 『名探偵のはらわた』(2020年8月 新潮社 / 2023年2月 新潮文庫)
- 沢村凜
- 『王都の落伍者―ソナンと空人1―』(2020年9月 新潮文庫)
- 『鬼絹の姫―ソナンと空人2―』(2020年9月 新潮文庫)
- 『運命の逆流―ソナンと空人3―』(2020年10月 新潮文庫)
- 『朱く照る丘―ソナンと空人4―』(2020年10月 新潮文庫)
- 岡田秀文
- 『首イラズ 華族捜査局長・周防院円香』(2020年10月 光文社 / 2023年7月 光文社文庫)
- 村上雅郁
- 『キャンドル』(2020年12月 フレーベル館)
- 木下昌輝
- 『応仁悪童伝』(2021年1月 角川春樹事務所 / 2023年7月 ハルキ文庫)
- 芦原瑞祥
- 『まほろばの鳥居をくぐる者は』(2021年6月 KADOKAWA)
- 小林泰三
- 『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』(2021年7月 二見ホラー×ミステリ文庫)
- 森りん
- 『水の剣と砂漠の海 アルテニア戦記』(2021年10月 集英社オレンジ文庫)
- 大塚已愛
- 『鬼憑き十兵衛』(2021年11月 新潮文庫)
- 針谷卓史
- 『前夜祭』(2021年12月 二見ホラー×ミステリ文庫)
- 神永学
- 『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数』(2021年12月 講談社 / 2023年11月 講談社文庫)
- 『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理』(2022年11月 講談社 / 2024年3月 講談社文庫)
- 『新・心霊探偵八雲 赤眼の呪縛』(2024年6月 講談社)
- 吉村達也
- 『ケータイをヤバい男に拾われて』(2022年3月 双葉文庫)
- A・J・カジンスキー、トーマス・リュダール
- 『被疑者アンデルセンの逃亡』(2022年8月 竹書房文庫【上・下】)
- 北見崇史
- 『血の配達屋さん』(2022年10月 角川ホラー文庫)
- 福山雅治
- 『妖』(2022年12月 ユニバーサルミュージック) - ジャケットアートワーク
- 井上悠宇
- 『不実在探偵の推理』(2023年6月 講談社)
- 大滝瓶太
- 『その謎を解いてはいけない』(2023年6月 実業之日本社)
- 紺野天龍
- 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス 迷宮館の殺人』(2023年12月 電撃文庫)
- ジョナサン・ストラウド
- 『ノトーリアス』(2024年2月 静山社)
- 駄犬
- 『死霊魔術の容疑者』(2024年3月 GCノベルズ)
- 大神晃
- 『天狗屋敷の殺人』(2024年5月 新潮文庫nex)
- 知念実希人
- 『真夜中のマリオネット』(2024年6月 集英社文庫)
新聞連載(挿絵)
編集画集
編集脚注
編集- ^ a b c ABOUT* - 遠田志帆イラストサイト
- ^ a b c d e デーリー東北:お知らせ:新小説「はなとゆめ」11日スタート
- ^ a b c “https://twitter.com/techicoo”. Twitter. 2022年3月1日閲覧。
- ^ ARTs*LABo ポスカ展*通信 メールでインタビュー 019 ・ 遠田志帆さん
外部リンク
編集- techicoo - 遠田志帆イラストサイト
- 遠田志帆 (@techicoo) - X(旧Twitter)
- 遠田志帆 (@techicoo) - Instagram
- 遠田志帆(@entashiho)- Facebook