米子駐屯地

鳥取県にある陸上自衛隊の駐屯地

米子駐屯地(よなごちゅうとんち、JGSDF Camp Yonago)は、鳥取県米子市両三柳2603に所在し、第8普通科連隊等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地。航空自衛隊美保基地内の美保分屯地が隷属する。

米子駐屯地
位置
地図
所在地 鳥取県米子市両三柳2603
座標 北緯35度27分23秒 東経133度19分34秒 / 北緯35.45639度 東経133.32611度 / 35.45639; 133.32611座標: 北緯35度27分23秒 東経133度19分34秒 / 北緯35.45639度 東経133.32611度 / 35.45639; 133.32611
概要
駐屯地司令 第8普通科連隊長

開設年 1950年
テンプレートを表示

概要

編集

最寄の演習場は、日光演習場。駐屯地司令は、第8普通科連隊長が兼務。

米子駐屯地は東に大山、西に島根半島、北に日本海を望む風光明媚な弓ヶ浜半島の基部に1950年(昭和25年)12月、旧逓信省航空機乗員養成所跡地に警察予備隊として発足、約1,000名で創設された。

2018年(平成30年)3月に航空自衛隊美保基地内に美保分屯地を開設。

米子駐屯地北側に接する国道431号を越えた場所に野外訓練場がある。

 
米子駐屯地納涼祭

沿革

編集

警察予備隊

  • 1950年(昭和25年)8月:米子市議会が警察予備隊の駐屯を要請。
    • 11月:広島県海田市駐屯地から36名の設営隊到着。
    • 12月:舞鶴市(松ヶ崎キャンプ)から989名、呉市(広キャンプ)から15名移駐、逓信省航空機乗員養成所跡地に警察予備隊米子駐屯部隊新編。
  • 1951年(昭和26年)12月:米子駐屯部隊は第8連隊第3大隊と改称。
  • 1952年(昭和27年)1月19日:第8連隊第3大隊が第7連隊第2大隊に改称。

陸上自衛隊米子駐屯地

  • 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊へ移管[1]
  • 1955年(昭和30年)10月21日:第7普通科連隊第2大隊が再び第8普通科連隊第2大隊に改称。
  • 1962年(昭和37年)1月18日:第13師団創設に伴い、第8普通科連隊3大隊を基幹部隊として第8普通科連隊が編成完結。
  • 1999年(平成11年)3月29日:第13師団から第13旅団への改編により第8普通科連隊が軽普通科連隊へ改編。
  • 2004年(平成16年)3月29日:第13後方支援隊第2整備中隊第1普通科直接支援小隊(第8普通科連隊を支援)を新編。
  • 2008年(平成20年)3月26日:第13旅団改編(即応近代化旅団)。
  • 2010年(平成22年)10月:米子駐屯地創設60周年。
  • 2018年(平成30年)3月27日:航空自衛隊美保基地内に美保分屯地を開設。
  • 2023年(令和05年)3月16日:第101電子戦隊第5電子戦小隊が新編。

駐屯部隊

編集

中部方面隊隷下部隊

編集

陸上総隊轄部隊

編集

防衛大臣直轄部隊

編集

最寄の幹線交通

編集

重要施設

編集

脚注

編集
  1. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年5月14日閲覧。
  2. ^ 安管選任事業所一覧

外部リンク

編集