第103回日本陸上競技選手権大会
第103回日本陸上競技選手権大会兼第17回世界陸上競技選手権大会代表選手選考競技会(だい103かいにほんりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい)は、2019年6月27日から30日まで4日間の日程で東平尾公園博多の森陸上競技場を会場に開催された。福岡での開催は1947年に当時の戸畑市立鞘ヶ谷陸上競技場で開催された第31回大会以来72年ぶり。福岡市での開催も初めて。
第103回日本陸上競技選手権大会 | |
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主催 | 日本陸上競技連盟 |
主要スポンサー | 山崎製パン |
開催地 | 福岡市 |
日程 | 2019年6月27日 - 30日 |
競技場 | 東平尾公園博多の森陸上競技場 |
実施種目 | トラック, フィールド |
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概要
編集今大会は男女の10000mが本大会から分離され、ゴールデングランプリ陸上2019の大会日に別途レースを実施した[1][2]。男女マラソンはマラソングランドチャンピオンシップを第103回日本選手権として実施。本大会以外での種目の日程は次の通り[3]。
大会結果
編集→「日本陸上競技選手権大会 § 大会記録」も参照
表中の選手名・所属名は公式記録の表記に準じるが、便宜上略称を含む。陸上競技の日本記録一覧も参照。
男子
編集→「日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (男子)」も参照
優勝 | 2位 | 3位 | ||||
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100m (-0.3 m/s) |
サニブラウン・ハキーム フロリダ大学 |
10.02 |
桐生祥秀 日本生命 |
10.16 | 小池祐貴 住友電工 |
10.19 |
200m (-1.3 m/s) |
サニブラウン・ハキーム フロリダ大学 |
20.35 | 小池祐貴 住友電工 |
20.48 | 桐生祥秀 日本生命 |
20.54 |
400m | ウォルシュ・ジュリアン 富士通 |
45.80 | 小渕瑞樹 登利平 |
46.18 | 佐藤拳太郎 富士通 |
46.19 |
800m | クレイ・アーロン・竜波 相洋高 |
1:46.59 | 川元奨 スズキ浜松AC |
1:46.78 | 西久保達也 早稲田大 |
1:48.32 |
1500m | 戸田雅稀 サンベルクス |
3:39.44 | 松枝博輝 富士通 |
3:40.93 | 荒井七海 Honda |
3:41.57 |
5000m | 松枝博輝 富士通 |
13:41.27 | 田中秀幸 トヨタ自動車 |
13:43.13 | 服部弾馬 トーエネック |
13:44.40 |
10000m | 田村和希 住友電工 |
28:13.39 | 坂東悠汰 富士通 |
28:20.72 | 村山紘太 旭化成 |
28:25.95 |
110mH (-0.6 m/s) |
高山峻野 ゼンリン |
13.36 (13.354) |
泉谷駿介 順天堂大 |
13.36 (13.356) |
石川周平 富士通 |
13.67 |
400mH | 安部孝駿 ヤマダ電機 |
48.80 | 豊田将樹 法政大 |
49.05 | 松下祐樹 ミズノ |
49.47 |
3000mSC | 阪口竜平 東海大 |
8:29.85 | 打越雄允 大塚製薬 |
8:35.39 | 青木涼真 法政大 |
8:36.65 |
走高跳 | 戸邉直人 JAL |
2m27 | 衛藤昂 味の素AGF |
2m24 | 佐藤凌 東日印刷 |
2m24 |
棒高跳 | 江島雅紀 日本大 |
5m61 | 澤野大地 富士通 |
5m51 | 山本聖途 トヨタ自動車 |
5m51 |
走幅跳 | 橋岡優輝 日本大 |
7m98 (-1.1 m/s) |
手平裕士 オークワ |
7m97 (+1.3 m/s) |
山川夏輝 東武トップツアーズ |
7m86 (+0.4 m/s) |
三段跳 | 山下航平 ANA |
16m45 (+0.5 m/s) |
竹之内優汰 順天堂大 |
16m06 (+0.5 m/s) |
柿埜涼生 ゴールドジム |
16m03 (+1.0 m/s) |
砲丸投 | 武田歴次 日大桜門陸友会 |
17m58 | 森下大地 第一学院高教 |
17m51 | 佐藤征平 新潟アルビレックスRC |
17m28 |
円盤投 | 堤雄司 群馬綜合ガード |
61m64 | 幸長慎一 四国大 |
56m67 | 湯上剛輝 トヨタ自動車 |
56m52 |
ハンマー投 | 赤穂弘樹 まなびや園 |
66m64 | 中川達斗 九州共立大 |
65m45 | 植松直紀 スズキ浜松AC |
65m42 |
やり投 | 新井涼平 スズキ浜松AC |
79m42 | 小椋健司 日本体育施設 |
76m19 | 小南拓人 筑波銀行 |
73m82 |
十種競技 | 右代啓祐 国士舘ク |
7847 | 中村明彦 スズキ浜松AC |
7825 | 川﨑和也 渡辺パイプ |
7485 |
マラソン | 中村匠吾 富士通 |
2:11:28 | 服部勇馬 トヨタ自動車 |
2:11:36 | 大迫傑 ナイキ |
2:11:41 |
50km競歩 | 鈴木雄介 富士通 |
3:39:07 |
川野将虎 東洋大 |
3:39:24 | 丸尾知司 愛知製鋼 |
3:40:04 |
20km競歩 | 山西利和 愛知製鋼 |
1:17:36 | 池田向希 東洋大 |
1:19:07 | 高橋英輝 富士通 |
1:19:53 |
女子
編集→「日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)」も参照
優勝 | 2位 | 3位 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
100m (+0.6 m/s) |
御家瀬緑 恵庭北高 |
11.67 | 土井杏南 JAL |
11.72 | 青山華依 大阪高 |
11.73 |
200m (-0.4 m/s) |
兒玉芽生 福岡大 |
23.80 | 景山咲穗 市立船橋高 |
23.90 | 齋藤愛美 大阪成蹊大 |
24.04 |
400m | 青山聖佳 大阪成蹊AC |
53.68 | 髙島咲季 相洋高 |
53.68 | 松本奈菜子 東邦銀行 |
53.70 |
800m | 卜部蘭 NTTC |
2:02.74 | 川田朱夏 東大阪大 |
2:03.35 | 塩見綾乃 立命館大 |
2:03.87 |
1500m | 卜部蘭 NTTC |
4:15.79 | 田中希実 豊田織機TC |
4:16.23 | 萩谷楓 エディオン |
4:16.45 |
5000m | 木村友香 資生堂 |
15:22.53 | 鍋島莉奈 JP日本郵政G |
15:23.46 | 廣中璃梨佳 JP日本郵政G |
15:26.58 |
10000m | 鍋島莉奈 JP日本郵政G |
31:44.02 | 鈴木亜由子 JP日本郵政G |
31:46.25 | 新谷仁美 NIKETTC |
31:50.43 |
100mH (+0.6 m/s) |
木村文子 エディオン |
13.14 | 青木益未 七十七銀行 |
13.15 | 寺田明日香 パソナグループ |
13.16 |
400mH | 伊藤明子 筑波大 |
57.09 | 小山佳奈 早稲田大 |
57.61 | 関本萌香 早稲田大 |
57.73 |
3000mSC | 吉村玲美 大東文化大 |
9:50.44 | 石澤ゆかり エディオン |
9:59.54 | 藪田裕衣 大塚製薬 |
9:59.70 |
走高跳 | 神田菜摘 福岡大 |
1m77 | 京谷萌子 ハイテクAC |
1m77 | 高橋渚 日本大 仲野春花 ニッパツ |
1m74 |
棒高跳 | 那須眞由 RUN JOURNEY |
4m20 | 田中伶奈 香川大 |
4m10 | 諸田実咲 中央大 青島綾子 新潟アルビレックスRC 前川淳 日本体育大 |
3m80 |
走幅跳 | 秦澄美鈴 シバタ工業 |
6m43 (+0.3 m/s) |
桝見咲智子 九電工 |
6m15 (+0.6 m/s) |
高良彩花 筑波大 |
6m14 (+1.0 m/s) |
三段跳 | 森本麻里子 内田建設AC |
13m10 (+0.6 m/s) |
剱持早紀 長谷川体育施設 |
13m02 (0.0 m/s) |
河合栞奈 大阪成蹊大 |
12m99 (+1.4 m/s) |
砲丸投 | 郡菜々佳 九州共立大 |
16m06 | 髙橋由華 九州共立大 |
15m47 | 長沼瞳 茨城陸協 |
15m18 |
円盤投 | 辻川美乃利 筑波大 |
51m42 | 齋藤真希 東京女子体育大 |
50m80 | 藤森夏美 福井県スポ協 |
50m14 |
ハンマー投 | 渡邊茜 丸和運輸機関 |
64m59 | 小舘充華 流通経済大 |
61m37 | 佐伯珠実 チャンピオン |
60m87 |
やり投 | 北口榛花 日本大 |
63m68 |
森友佳 ニコニコのり |
62m88 |
山内愛 長谷川体育施設 |
56m67 |
七種競技 | 山﨑有紀 スズキ浜松AC |
5696 | 宇都宮絵莉 長谷川体育施設 |
5649 | 伊藤明子 筑波大 |
5516 |
マラソン | 前田穂南 天満屋 |
2:25:15 | 鈴木亜由子 JP日本郵政G |
2:29:02 | 小原怜 天満屋 |
2:29:06 |
20km競歩 | 岡田久美子 ビックカメラ |
1:29:56 | 河添香織 自衛隊体育学校 |
1:33:15 | 林奈海 順天堂大 |
1:35:10 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “第103回日本陸上競技選手権大会10000m要項” (PDF). 日本陸上競技連盟. 2020年4月19日閲覧。
- ^ “男女1万m日本選手権は別開催、東京見据え前倒し”. 日刊スポーツ. (2018年12月17日)
- ^ 陸連時報 2018年12月号 ベースボール・マガジン社陸上競技マガジンより
外部リンク
編集- 第103回日本陸上競技選手権大会 - 日本陸上競技連盟