日本宣伝賞(にほんせんでんしょう)は、日本の宣伝広告界の発展に貢献した人物に贈られる。全広連日本宣伝賞選考委員会が受賞者の選定・授賞を行っている。

日本宣伝クラブが1956年(昭和31年)から実施してきたが、2013年度からは公益社団法人全日本広告連盟(全広連)が公益目的事業として運営を引き継いだ[1][2]

部門

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  • 全広連日本宣伝賞松下賞(広告主関係者に贈られる。旧:日本宣伝賞松下賞)
  • 全広連日本宣伝賞正力賞(媒体関係者に贈られる。旧:日本宣伝賞正力賞)
  • 全広連日本宣伝賞吉田賞(広告業関係者に贈られる。旧:日本宣伝賞吉田賞)
  • 全広連日本宣伝賞山名賞(クリエーターに贈られる。旧:日本宣伝賞山名賞)
  • 全広連日本宣伝賞特別賞(広告の社会的使命の促進に寄与した個人、団体に贈られる。旧:日本宣伝大賞、日本宣伝賞特別功労賞)

歴代受賞者

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1956年~1960年

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1961年~1970年

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1971年~1980年

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1981年~1990年

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  • 1987年
    • 日本宣伝大賞   服部敏幸講談社会長)
    • 日本宣伝賞松下賞 稲見宗孝(サントリー取締役広報担当)
    • 日本宣伝賞正力賞 東山晃之(朝日新聞社常務取締役広告担当)
    • 日本宣伝賞吉田賞 船田芳一(電通副社長)
    • 日本宣伝賞山名賞 福田繁雄(グラフィックデザイナー)

1991年~2000年

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  • 1993年
    • 日本宣伝大賞   近藤道生(博報堂会長)
    • 日本宣伝賞松下賞 伊藤俊彦(日立製作所宣伝部長)
    • 日本宣伝賞正力賞 村山孝喜(朝日新聞社取締役広告担当)
    • 日本宣伝賞吉田賞 成田豊(電通専務取締役)
    • 日本宣伝賞山名賞 石岡瑛子(グラフィックデザイナー)
  • 1995年
    • 日本宣伝大賞   上林吾郎(文藝春秋相談役)
    • 日本宣伝賞松下賞 清水豪(味の素常務取締役)
    • 日本宣伝賞正力賞 磯崎洋三(東京放送社長)
    • 日本宣伝賞吉田賞 平瀬周一(全日本広告連盟専務理事)
    • 日本宣伝賞山名賞 青葉益輝(アートディレクター)
  • 1998年
    • 日本宣伝大賞   氏家齊一郎(日本テレビ放送網社長)
    • 日本宣伝賞松下賞 若林覚(サントリー宣伝事業部長)
    • 日本宣伝賞正力賞 木滑良久マガジンハウス会長)
    • 日本宣伝賞吉田賞 植村伴次郎東北新社社長)
    • 日本宣伝賞山名賞 秋山晶(コピーライター)
    • 日本宣伝賞特別功労賞 鈴木三郎助(味の素相談役名誉会長)
  • 1999年
    • 日本宣伝大賞   奥田碩(トヨタ自動車社長)
    • 日本宣伝賞松下賞 峯村光彦(松下電器産業宣伝事業部長)
    • 日本宣伝賞正力賞 後藤亘エフエム東京社長)
    • 日本宣伝賞吉田賞 東海林隆(博報堂社長)
    • 日本宣伝賞山名賞 葛西薫(アートディレクター)

2001年~2010年

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  • 2008年
    • 日本宣伝大賞   稲垣正夫(アサツーディ・ケイ会長)
    • 日本宣伝賞松下賞 大平明大正製薬副社長)
    • 日本宣伝賞正力賞 井上弘(東京放送社長)
    • 日本宣伝賞吉田賞 俣木盾夫(電通会長)
    • 日本宣伝賞山名賞 中島祥文(アートディレクター)

2011年~2020年

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  • 2013年
    • 全広連日本宣伝賞松下賞 豊田章男(トヨタ自動車代表取締役社長)
    • 全広連日本宣伝賞正力賞 見城徹幻冬舎代表取締役社長)
    • 全広連日本宣伝賞吉田賞 足立直樹凸版印刷代表取締役会長)
    • 全広連日本宣伝賞山名賞 宇野亜喜良(イラストレーター、グラフィックデザイナー)
    • 全広連日本宣伝賞特別賞 東北六魂祭実行委員会
  • 2017年
    • 全広連日本宣伝賞松下賞 江崎勝久(江崎グリコ代表取締役社長)
    • 全広連日本宣伝賞正力賞 蓮見清一宝島社代表取締役社長)
    • 全広連日本宣伝賞吉田賞 森田清日本ABC協会会長)
    • 全広連日本宣伝賞山名賞 佐藤卓(グラフィックデザイナー)

2021年~

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脚注

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  1. ^ 全広連日本宣伝賞 全日本広告連盟 2022年10月9日閲覧
  2. ^ 全広連が「日本宣伝賞」引き継ぐ――5月の全広連大会で「第1回」発表 #宣伝会議 | AdverTimes(アドタイ)

外部リンク

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