大分市立碩田学園
大分市立碩田学園(おおいたしりつせきでんがくえん)は、大分県大分市碩田町[2]にある小中一貫教育を行う公立義務教育学校である。
大分市立碩田学園 | |
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北緯33度14分51秒 東経131度36分37秒 / 北緯33.24746度 東経131.61029度座標: 北緯33度14分51秒 東経131度36分37秒 / 北緯33.24746度 東経131.61029度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大分市 |
併合学校 | |
校訓 | 自主 創造 協働[1] |
設立年月日 | 2017年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
一貫教育 | 義務教育学校 |
学校コード | C244210000014 |
所在地 | 〒870-0048 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集大分市中心部の大分市立碩田中学校、大分市立荷揚町小学校、大分市立中島小学校及び大分市立住吉小学校の中学校1校、小学校3校を統合して設立された。大分県で初めての義務教育学校であり[3]、大分市で初めての施設一体型小中一貫教育校でもある[4]。
校名は、大分の古名である「碩田国」(おおきたのくに)に由来する[2]。『豊後国風土記』では、この古名は景行天皇が大分を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国と名づくべし」として名付けたものとされる[5]。
施設
編集校地は、隣接する旧碩田中学校及び旧住吉小学校の校地を利用しており、このうち旧碩田中学校の校地に校舎及び小グラウンドが設けられる。小グラウンドは2017年度(平成29年度)の2学期から使用される予定で、1学期の体育の授業には校区内の弁天島公園が使用される[6]。また、旧住吉小学校の校地には、大グラウンド、部室棟及び学校管理センターが設けられる。2017年度(平成29年度)に整備し、2018年(平成30年)4月から使用される予定である。敷地面積は、校舎側が21,973m2、大グラウンド側が15,386でm2で、合計37,299m2[2]。
校舎は、校舎棟(S造6階建て)、文化芸術棟(S造3階建て)及びアリーナ棟(RC造3階建て)からなり、校舎棟とアリーナ棟の間にはアトリウムが設けられる。延床面積は21,711m2。6階建ての校舎棟は津波避難ビルの機能を有し、アリーナ棟3階には防災備蓄倉庫が設けられている[2][4][6]。
経緯
編集2012年3月に策定された「大分市立小中学校適正配置基本計画」では、荷揚町小学校、中島小学校、住吉小学校を統合して新設校を建設するとともに、碩田中学校との小中一貫教育の充実を図るという方向性が示された[7]。2014年2月25日には、大分市教育委員会が、3小学校を統合して、隣接する碩田中学校及び住吉小学校の校地に、2017年4月に施設一体型小中一貫校を開校することを決定した[8]。
通学区域
編集芦崎、泉町、寿町、城崎町1-3丁目、新川西、新川町1-2丁目、末広町1丁目、住吉町1-2丁目、碩田町1-3丁目、高砂町、中央町1-4丁目、千代町1-4丁目、豊海1-5丁目、中島中央1-3丁目、中島西1-3丁目、中島東1-3丁目、荷揚町、浜町東、府内町2-3丁目、弁天1-3丁目、都町1-4丁目、豊町1-2丁目[9]
脚注
編集- ^ 「大分市立碩田学園」紹介 (PDF)
- ^ a b c d 碩田学園に係る説明会資料 (PDF)
- ^ a b 義務教育学校:大分市の3小1中統合校 県内初、校名は「碩田学園」 6月議会に条例案提出/大分 毎日新聞、2016年6月8日
- ^ a b 平成28年度「大分市の教育」学校施設 (PDF)
- ^ レファレンス事例集 > 大分県関係のレファレンス > 「大分県」の県名の由来を知りたい。 大分県立図書館
- ^ a b 大分市初、小中一貫の校舎 碩田学園が来月開校へ 大分合同新聞、2017年3月29日
- ^ 碩田中学校区適正配置地域協議会の取組状況 大分市
- ^ 統合校は住吉小、小中一貫校を設置 市教委 大分合同新聞、2014年2月25日
- ^ 通学区域一覧 小学校、中学校及び義務教育学校の通学区域 (PDF) 大分市教育委員会
関連項目
編集外部リンク
編集- 大分市立碩田学園
- 碩田中学校区新設校開校準備委員会の取り組み状況 大分市
- 大分市立碩田学園 (sekidengakuen) - Facebook