佐藤悟
日本の外交官 (1953-)
佐藤 悟(さとう さとる、1953年(昭和28年)3月17日 - 、71歳)は、日本の外交官。
2011年(平成23年)9月からスペイン駐箚特命全権大使、2014年(平成26年)9月から外務省研修所長。2016年(平成28年)4月から外務省参与。
人物・経歴
編集島根県出身。1977年(昭和52年)東京外国語大学外国語学部スペイン語科を卒業後、外務省に入省した。
- 1978年(昭和53年)- 1980年(昭和55年)スペイン語研修(在セビリアおよびマドリード)[1][2]
- 1980年(昭和55年)在メキシコ日本国大使館二等書記官[3]
- 1984年(昭和59年)大臣官房課長補佐
- 1985年(昭和60年)経済協力局無償資金協力課長補佐[3]
- 1986年(昭和61年)中南米局中南米第一課首席事務官
- 1989年(平成元年)国際連合日本政府代表部一等書記官(在ニューヨーク)[3]
- 1991年(平成3年)9月 在メキシコ日本国大使館一等書記官・参事官[4]
- 1995年(平成7年)1月 中南米局中南米第一課長
- 1997年(平成9年)7月 アジア局地域政策課長
- 1999年(平成11年)2月 大臣官房報道課長[3]
- 2001年(平成13年)在アメリカ合衆国日本国大使館公使[3]
- 2008年(平成20年)7月 中南米局長
- 2010年(平成22年)10月 外務報道官
- 2011年(平成23年)9月 駐スペイン大使
- 2014年(平成26年)9月1日 外務省研修所長[5]
- 2016年(平成28年)4月 外務省参与
- 2016年(平成28年)9月9日 駐ブラジル特命全権大使[6]
- 2017年(平成29年)7月 駐ブラジル特命全権大使を離任[7]。
- 2018年(平成30年)2月1日 三菱重工業グループ戦略推進室顧問[8]
叙勲
編集入省同期
編集- 秋元義孝(12年駐オーストラリア大使・10年儀典長)
- 佐野利男(13年軍縮会議代表部大使・10年駐デンマーク大使・08年軍縮不拡散・科学部長)
- 鈴木敏郎(13年駐エジプト大使・12年中東・北アフリカ諸国情勢担当大使・10年駐シリア大使・08年中東アフリカ局長)
- 梅本和義(13年国連次席大使・11年駐スイス大使・08年北米局長)
- 長崎輝章(13年駐バチカン大使・10年駐グアテマラ大使)
- 太田清和(10年シアトル総領事)
- 小寺次郎(12年駐サウジアラビア大使・10年欧州局長・08年国際情報統括官)
- 八木毅(12年駐印大使兼ブータン大使・10年経済局長)
- 長嶺安政(13年外務審議官(経済)・12年駐オランダ大使・10年国際法局長)
- 深田博史(13年駐ベトナム大使・10年駐セネガル大使・08年領事局長)
- 川田司(11年駐アルジェリア大使・10年領事局長)
- 角茂樹(11年駐バーレーン大使・08年国連大使)
- 井上進(11年駐コートジボワール大使)
- 小池政行(日本赤十字看護大学教授)
- 佐渡島志郎(11年駐バングラデシュ大使・10年国際協力局長)
- 花田吉隆(11年駐東ティモール大使)
- 杉山晋輔(13年外務審議官(政務)・11年アジア大洋州局長・08年地球規模課題審議官)
- 高原寿一(12年駐チュニジア大使)
- 手塚義雅(12年駐トリニダード・トバゴ大使)
脚注
編集- ^ [1]
- ^ 佐藤悟大使インタビュー
- ^ a b c d e 『全国官公界名鑑 2003年』同盟通信社
- ^ [2]
- ^ スペイン大使に佐藤氏を起用”. 日本経済新聞 (2011年8月26日). 2013年5月10日閲覧。 “
- ^ 「ブラジル大使に佐藤氏」日本経済新聞2016/9/9
- ^ 《ブラジル》佐藤大使=「断腸の思い」で離任=親日性と潜在性を痛感ニッケイ新聞
- ^ 特別職国家公務員の再就職状況の公表について(平成29年4月1日~平成30年3月31日)外務省
- ^ ブラジル政府による佐藤悟大使への叙勲在ブラジル日本国大使館