コパ・スダメリカーナ2018
コパ・スダメリカーナ2018(Copa Sudamericana 2018)は、17回目のコパ・スダメリカーナである。優勝チームにはコパ・リベルタドーレス2019、レコパ・スダメリカーナ2019およびJリーグカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦2019の出場権が与えられる[1]。
コパ・スダメリカーナ2018 Copa Sudamericana 2018 | |
---|---|
大会概要 | |
日程 | 2018年2月13日 - 12月12日 |
チーム数 | 44+10 (10連盟) |
大会結果 | |
優勝 | アトレチコ・パラナエンセ (1回目) |
準優勝 | ジュニオール |
大会統計 | |
試合数 | 106試合 |
ゴール数 |
226点 (1試合平均 2.13点) |
得点王 |
ニコラス・ベネデッティ パブロ・フィリペ(5点) |
< 20172019 > |
決勝ではブラジルのアトレチコ・パラナエンセとコロンビアのジュニオールが対戦した。2試合の合計得点が2-2となり、延長戦でも決着がつかず、PK戦を4-3で制したアトレチコ・パラナエンセが初優勝を果たした[2]。
出場チーム
編集CONMEBOLに加盟する10カ国から、下表の44チームが1回戦から出場する[3]。
出場資格に該当するクラブが同じ年度のコパ・リベルタドーレスの出場権を得ている場合は、次点以降のクラブが繰り上げとなる。
協会 | チーム (出場枠) | 出場資格 |
---|---|---|
アルゼンチン 6 枠 |
サン・ロレンソ (アルゼンチン 1) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 最上位(7位) |
ラヌース(アルゼンチン 2) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 2番手(8位) | |
ニューウェルズ・オールドボーイズ (アルゼンチン 3) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 3番手(9位) | |
デフェンサ・イ・フスティシア (アルゼンチン 4) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 4番手(10位) | |
コロン (アルゼンチン 5) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 5番手(11位) | |
ロサリオ・セントラル (アルゼンチン 6) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 6番手(12位) | |
ボリビア 4 枠 |
ブルーミング (ボリビア 1) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位(4位) |
グアビラ (ボリビア 2) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 2番手(6位) | |
サン・ホセ (ボリビア 3) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 3番手(7位) | |
ナシオナル・ポトシ (ボリビア 4) | 2016-17 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 4番手(8位) | |
ブラジル 6 枠 |
アトレチコ・ミネイロ (ブラジル 1) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 最上位(9位) |
ボタフォゴ (ブラジル 2) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 2番手(10位) | |
アトレチコ・パラナエンセ (ブラジル 3) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 3番手(11位) | |
バイーア (ブラジル 4) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 4番手(12位) | |
サンパウロ (ブラジル 5) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 5番手(13位) | |
フルミネンセ (ブラジル 6) | 2017 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 6番手(14位) | |
チリ 4 枠 |
ウニオン・エスパニョーラ (チリ 1) | 2017 プリメーラ・ディビシオン プレーオフ敗戦チーム(2017 Transición 準優勝) |
エベルトン (チリ 2) | 2017 Transición 最上位(4位) | |
アウダックス・イタリアーノ (チリ 3) | 2017 Transición 2番手(5位) | |
デポルテス・テムコ (チリ 4) | 2017 Transición 3番手(6位) | |
コロンビア 4 枠 |
インデペンディエンテ・メデジン (コロンビア 1) | 2017 プリメーラA 通算成績 最上位(4位) |
アメリカ・デ・カリ (コロンビア 2) | 2017 プリメーラA 通算成績 2番手(5位) | |
デポルティーボ・カリ (コロンビア 3) | 2017 プリメーラA 通算成績 3番手(7位) | |
ハグアレス (コロンビア 4) | 2017 プリメーラA 通算成績 4番手(8位) | |
エクアドル 4 枠 |
バルセロナ (エクアドル 1) | 2017 セリエA 通算成績 最上位(5位) |
エル・ナシオナル (エクアドル 2) | 2017 セリエA 通算成績 2番手(6位) | |
デポルティーボ・クエンカ (エクアドル 3) | 2017 セリエA 通算成績 3番手(7位) | |
LDUキト (エクアドル 4) | 2017 セリエA&B プレーオフ勝者(セリエA 8位) | |
パラグアイ 4 枠 |
ソル・デ・アメリカ (パラグアイ 1) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位(5位) |
ヘネラル・ディアス (パラグアイ 2) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 2番手(6位) | |
スポルティボ・ルケーニョ (パラグアイ 3) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 3番手(7位) | |
ナシオナル (パラグアイ 4) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 4番手(8位) | |
ペルー 4 枠 |
UTC (ペルー 1) | 2017 デスセントラリザード 通算成績 最上位(5位) |
スポルト・ワンカヨ (ペルー 2) | 2017 デスセントラリザード 通算成績 2番手(6位) | |
スポルト・ロサリオ (ペルー 3) | 2017 デスセントラリザード 通算成績 3番手(7位) | |
スポルティング・クリスタル (ペルー 4) | 2017 デスセントラリザード 通算成績 4番手(8位) | |
ウルグアイ 4 枠 |
セロ (ウルグアイ 1) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 最上位(5位) |
ボストン・リーベル (ウルグアイ 2) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 2番手(6位) | |
ランプラ・ジュニオールス (ウルグアイ 3) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 3番手(7位) | |
ダヌービオ (ウルグアイ 4) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 4番手(8位) | |
ベネズエラ 4 枠 |
ミネロス (ベネズエラ 1) | 2017 コパ・ベネズエラ 優勝 |
エストゥディアンテス・デ・メリダ (ベネズエラ 2) | 2017 クラウスーラ リーグ戦 最上位(4位) | |
カラカス (ベネズエラ 3) | 2017 アペルトゥーラ 準優勝 | |
ソル・デ・アメリカ (ベネズエラ 4) | 2017 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位 (5位) |
コパ・リベルタドーレス2018の予選3回戦・グループステージで敗退したクラブのうち、以下の10クラブは当大会の2回戦から出場する。
3回戦敗退クラブのうち成績上位 |
---|
ホルヘ・ウィルステルマン |
バンフィエルド |
グループステージ3位敗退 |
デフェンソール・スポルティング |
ボリバル |
ペニャロール |
サンタフェ |
ヴァスコ・ダ・ガマ |
ナシオナル |
ミジョナリオス |
アトレティコ・ジュニオール |
1回戦
編集44チームを南部のチーム(アルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ)対北部のチーム(ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ)となるように抽選し、ホームアンドアウェー形式で対戦する。[4]合計得点が並んだ場合は、アウェーゴールルールが適用される。アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。 [1]
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
エベルトン | 2–2 (a) | カラカス | 1–2 | 1–0 |
エストゥディアンテス・デ・メリダ | 1–3 | デポルテス・テムコ | 1–1 | 0–2 |
ラヌース | 5–4 | スポルティング・クリスタル | 4–2 | 1–2 |
デポルティーボ・カリ | 5–3 | ダヌービオ | 3–0 | 2–3 |
サン・ロレンソ | 1–0 | アトレチコ・ミネイロ | 1–0 | 0–0 |
LDUキト | 4–4 (a) | グアビラ | 2–1 | 2–3 |
ナシオナル | 0–0 (4–3 p) | ミネロス | 0–0 | 0–0 |
スポルト・ロサリオ | 0–2 | セロ | 0–0 | 0–2 |
ソル・デ・アメリカ | 3–3 (a) | インデペンディエンテ・メデジン | 2–0 | 1–3 |
バルセロナ | 1–2 | ヘネラル・ディアス | 0–0 | 1–2 |
スポルティボ・ルケーニョ | 2–2 (5–6 p) | デポルティーボ・クエンカ | 2–0 | 0–2 |
UTC | 2–4 | ランプラ・ジュニオールス | 2–0 | 0–4 |
デフェンサ・イ・フスティシア | 3–1 | アメリカ・デ・カリ | 0–1 | 3–0 |
アトレチコ・パラナエンセ | 4–2 | ニューウェルズ・オールドボーイズ | 3–0 | 1–2 |
ウニオン・エスパニョーラ | 0–3 | スポルト・ワンカヨ | 0–0 | 0–3 |
ハグアレス | 2–4 | ボストン・リーベル | 2–1 | 0–3 |
ロサリオ・セントラル | 0–1 | サンパウロ | 0–0 | 0–1 |
エル・ナシオナル | 4–3 | サン・ホセ | 3–2 | 1–1 |
ブルーミング | 1–4 | バイーア | 1–0 | 0–4 |
ソル・デ・アメリカ | 0–3 | コロン | 0–2 | 0–1 |
アウダックス・イタリアーノ | 2–3 | ボタフォゴ | 1–2 | 1–1 |
フルミネンセ | 3–2 | ナシオナル・ポトシ | 3–0 | 0–2 |
2回戦
編集1回戦の勝者22チームに、コパ・リベルタドーレス2018の3回戦敗退チームのうち成績上位2チーム、グループステージを3位で敗退した8チームを加えた32チームを抽選し、ホームアンドアウェー形式で対戦する。コパ・リベルタドーレス2018に出場していた10チームと1回戦の成績上位6チームが、第2戦をホームで開催する。[5]1回戦と同様に、合計得点が並んだ場合は、アウェーゴールルールが適用される。アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。[1]
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
ヘネラル・ディアス | 1–5 | ミジョナリオス | 1–1 | 0–4 |
ナシオナル | 2–3 | ボタフォゴ | 2–1 | 0–2 |
ソル・デ・アメリカ | 0–1 | ナシオナル | 0–0 | 0–1 |
サンパウロ | 1–1 (3–5 p) | コロン | 0–1 | 1–0 |
ボストン・リーベル | 1–2 | バンフィエルド | 1–0 | 0–2 |
フルミネンセ | 3–0 | デフェンソール・スポルティング | 2–0 | 1–0 |
アトレチコ・パラナエンセ | 6–1 | ペニャロール | 2–0 | 4–1 |
デポルティーボ・カリ | 6–1 | ボリバル | 4–0 | 2–1 |
LDUキト | 3–2 | ヴァスコ・ダ・ガマ | 3–1 | 0–1 |
カラカス | 6–3 | スポルト・ワンカヨ | 2–0 | 4–3 |
デポルティーボ・クエンカ | 4–4 (6–5 p) | ホルヘ・ウィルステルマン | 2–2 | 2–2 |
デフェンサ・イ・フスティシア | 2–1 | エル・ナシオナル | 2–0 | 0–1 |
ラヌース | 1–1 (2–3 p) | アトレティコ・ジュニオール | 1–0 | 0–] |
サン・ロレンソ | 3–1 | デポルテス・テムコ | 3–0[A] | 0–1 |
バイーア | 3–1 | セロ | 2–0 | 1–1 |
ランプラ・ジュニオールス | 0–2 | サンタフェ | 0–0 | 0–2 |
- 注釈
決勝トーナメント
編集2回戦の勝者16チームがトーナメント形式で優勝を争う。組み合わせ及びホーム・アウェーの開催順は、2回戦の抽選時に決定される(2回戦の試合番号を便宜的な「シード順」と見做し、トーナメント表上の配置が決定され、「シード順」が高い(数字が小さい)チームが第2戦をホームで開催する)。[1]
合計得点が並んだ場合は、準決勝までは2回戦までと同様に、アウェーゴールルールが適用され、アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。決勝戦のみ、アウェーゴールルールを適用せずに30分間の延長戦を行い、延長戦でも決着がつかない場合は、PK戦を行う。[1]
Round of 16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||||||||||||||
16 | サンタフェ (p) | 0 | 0 | 0 (5) | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミジョナリオス | 0 | 0 | 0 (3) | ||||||||||||||||||||||
16 | サンタフェ | 1 | 2 | 3 | ||||||||||||||||||||||
8 | デポルティーボ・カリ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
9 | LDUキト | 1 | 0 | 1 (1) | ||||||||||||||||||||||
8 | デポルティーボ・カリ (p) | 0 | 1 | 1 (3) | ||||||||||||||||||||||
16 | サンタフェ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
13 | アトレティコ・ジュニオール | 2 | 1 | 3 | ||||||||||||||||||||||
13 | アトレティコ・ジュニオール | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
4 | コロン | 0 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
13 | アトレティコ・ジュニオール (a) | 2 | 1 | 3 | ||||||||||||||||||||||
12 | デフェンサ・イ・フスティシア | 0 | 3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
12 | デフェンサ・イ・フスティシア | 0 | 2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
5 | バンフィエルド | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
13 | アトレティコ・ジュニオール | 1 | 1 | 2 (3) | ||||||||||||||||||||||
7 | アトレチコ・パラナエンセ (p) | 1 | 1 | 2 (4) | ||||||||||||||||||||||
15 | バイーア (p) | 2 | 1 | 3 (5) | ||||||||||||||||||||||
2 | ボタフォゴ | 1 | 2 | 3 (4) | ||||||||||||||||||||||
15 | バイーア | 0 | 1 | 1 (1) | ||||||||||||||||||||||
7 | アトレチコ・パラナエンセ (p) | 1 | 0 | 1 (4) | ||||||||||||||||||||||
10 | カラカス | 0 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
7 | アトレチコ・パラナエンセ | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||
7 | アトレチコ・パラナエンセ | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||
6 | フルミネンセ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
11 | デポルティーボ・クエンカ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
6 | フルミネンセ | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||
6 | フルミネンセ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
3 | ナシオナル | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
14 | サン・ロレンソ | 3 | 0 | 3 | ||||||||||||||||||||||
3 | ナシオナル (a) | 1 | 2 | 3 |
出典
編集- ^ a b c d e “Reglamento CONMEBOL Sudamericana 2018” (スペイン語). CONMEBOL.com. 2020年3月29日閲覧。
- ^ “Atlético Paranaense abraza la gloria por primera vez en su historia” (スペイン語). CONMEBOL.com (2018年12月13日). 2020年3月29日閲覧。
- ^ “La Copa Sudamericana 2017 reunirá a 44 clubes”. CONMEBOL.com (2016年12月6日). 2020年3月29日閲覧。
- ^ “Esquema de sorteo de la CONMEBOL Libertadores y la CONMEBOL Sudamericana 2018”. CONMEBOL.com. 2020年5月11日閲覧。
- ^ “CONMEBOL Sudamericana 2018, SISTEMA DE SORTEO – Segunda Fase”. CONMEBOL.com. 2020年5月11日閲覧。
- ^ “Tribunal resuelve hacer lugar al reclamo del Club Atlético San Lorenzo” (スペイン語). CONMEBOL.com (7 August 2018). 2020年3月29日閲覧。