アルピーヌ・A522
アルピーヌ・A522 (Alpine A522) は、アルピーヌが2022年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。
カテゴリー | F1 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コンストラクター | アルピーヌ | ||||||||||
先代 | アルピーヌ・A521 | ||||||||||
後継 | アルピーヌ・A523 | ||||||||||
主要諸元 | |||||||||||
エンジン | ルノー E-Tech RE22 1.6L V6ターボ | ||||||||||
タイヤ | ピレリ | ||||||||||
主要成績 | |||||||||||
チーム | BWT・アルピーヌ・F1チーム | ||||||||||
ドライバー |
フェルナンド・アロンソ エステバン・オコン | ||||||||||
出走時期 | 2022年 | ||||||||||
通算獲得ポイント | 173 | ||||||||||
初戦 | 2022年バーレーンGP | ||||||||||
最終戦 | 2022年アブダビGP | ||||||||||
|
概要
編集この節の加筆が望まれています。 |
2022年シーズン
編集スペック
編集- 名称: アルピーヌ A522
- シャシー構成: アルピーヌF1チーム カーボンファイバー&アルミニウム・ハニカムコンポジットモノコック、ルノー・E-Tech 20B パワーユニット搭載(ストレスメンバー)
- サスペンション
- フロント: カーボンファイバー製ウイッシュボーン/プッシュロード式インボードロッカートーションバー(トップ&ボトム・ウィッシュボーン)
- リア: カーボンファイバー製上下ウイッシュボーン/プルロッド式トーションバー&横置きダンパーユニット
- ホイール: O・Z マグネシウム製
- トランスミッション: セミオートマチック・シーケンシャル電子制御(クイックシフト) 8速+リバース1速 カーボンファイバー製メインケース
- 燃料システム: ケブラー強化ラバー燃料タンク ATL製
- エレクトロニクス: MES-マイクロソフト スタンダードECU
- ブレーキシステム: ブレンボ カーボンディスク、パッド、キャリパー、マスターシリンダー
- タイヤ: ピレリ
- コクピット: カーボンコンポジット製着脱式シート/6点式シートベルト/パドルシフト、クラッチパドル、およびDRS付きステアリング
パワーユニット
編集エンジン
編集- 名称: ルノー E-Tech RE22
- 排気量: 1,600cc
- 最高回転数: 15,000rpm(レギュレーションで規定)
- ターボチャージャー:シングルターボ、ブースト圧無制限(5bar)
- 最大燃料流量:100kg/h
- 最大燃料容量:110kg
- バンク角: 90度
- 気筒数: V型6気筒
- ボア: 80mm
- ストローク: 53mm
- クランクの高さ: 90mm
- バルブ数: 24(1気筒あたり4バルブ)
- 燃料噴射: 直接噴射
エネルギーリカバリーシステム(ERS)
編集- MGU-K
- 最高回転数: 50,000rpm
- 最大出力: 120kW
- 最大エネルギー回生量: 2MJ(1周あたり)
- 最大エネルギー放出量: 4MJ(1周あたり)
- MGU-H
- 回転数: 100,000rpm以上
- エネルギー回生量: 無制限
パワーユニット概要
編集記録
編集(key)
年 | No. | ドライバー | BHR | SAU | AUS | EMI | MIA | ESP | MON | AZE | CAN | GBR | AUT | FRA | HUN | BEL | NED | ITA | SIN | JPN | USA | MXC | SÃO | ABU | ポイント | ランキング | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 14 | アロンソ | 9 | Ret | 17 | 9 | Ret | 11 | 9 | 7 | 7 | 9 | 5 | DNS | 10 | 6 | 8 | 5 | 6 | Ret | Ret | 7 | 7[2] | 19† | 18 | 5 | Ret | 173 | 4位 |
31 | オコン | 7 | 6 | 7 | 16 | 14 | 8 | 7 | 12 | 10 | 6 | Ret | 6 | 5 | 8 | 9 | 7 | 9 | 11 | Ret | 4 | 11 | 8 | 17 | 8 | 7 | |||
出典:[3][4] |
- † 印はリタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Alpine A522” (英語). Alpine. 21 February 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。13 March 2022閲覧。
- ^ “速報:アロンソ7位復活!FIA、アルピーヌからの再審請求を経て罰則無効と判断”. formula1-date.com (2022年10月28日). 2022年10月28日閲覧。
- ^ “2022 Constructor Standings”. Formula1.com (2022年3月20日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ “Alpine A522”. StatsF1 (2022年3月20日). 2022年3月23日閲覧。