Windows CE 5.0
Windows CE 5.0(ウィンドウズ シーイー)は、マイクロソフトが開発した組み込み機器向けの32ビットのマルチタスク/マルチスレッドリアルタイムオペレーティングシステム (RTOS)。一般にはHandheld PCやPocket PCなどのPDAで使われているオペレーティングシステム (OS) として知られている。2004年7月発表。
開発者 | Microsoft |
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OSの系統 | Windows CE |
開発状況 | 終了 |
ソースモデル | Shared source |
最新安定版 | CE 5.2.19202 |
カーネル種別 | ハイブリッドカーネル |
ライセンス | プロプライエタリ商用ソフトウェア |
先行品 | Windows CE 4.0 |
後続品 | Windows Embedded CE 6.0 |
ウェブサイト |
msdn |
概要
編集2004年7月9日にリリースされたWindows CE 5.0は、Windows CE 4.2、Windows CE.netファミリーの後継OSである。 Windows 9x系やWindows NT系等と共に、Windowsファミリーに属する。また、組み込み用OSとしてWindows Embeddedファミリーにも位置する。パーソナルコンピュータ (PC) 用Windowsと異なりOSのみで一般に販売されることはなく、対象となる装置に組み込んで使用することを前提としている。そのため、コストの低さ、シンプルさなどの点で評価されている。 メインストリームサポートは2009年10月13日に終了し、延長サポートは2014年10月14日に終了した。
x86、ARM、MIPS、SuperH マイクロプロセッサをサポートしている。
名称
編集「CE」の名称は家電を意味するConsumer Electronicsの略と言われているが、マイクロソフトによると、「CEは何かしらの略語ではないが、"Compact," Connectable," Compatible," "Companion," and "Efficient."(小さく、つなぎやすく、互換性のある、つきあえる、効率的なもの)の意味合いがある」と説明している[1]。
関連項目
編集- Windows Mobile
- Pocket PC - 主流はWindows Mobile搭載のスマートフォンにタッチパネルを組み合わせたもの。
- Windows Automotive - カーナビゲーションシステムにおける採用例(カロッツェリア「サイバーナビ」「楽ナビ」パイオニア製)
- タブレットPC
脚注
編集- ^ The Meaning of "CE" in Windows CE, マイクロソフト, 2002年9月3日