VFX-JAPANアワード
VFX-JAPANアワード(VFX-ジャパンアワード)は、日本のCG・VFX映像に対して贈られる賞。2012年にVFX-JAPANにより創設され、2013年に第1回の表彰が行われた。
概要
編集作品のエントリーは応募となっており、ノミネート作品が各部門で4作品まで選出される。VFX-JAPAN理事および会員、有識者の投票によって各部門の優秀賞が決定する[1]。尚、第2回(2014年)から、ノミネート作品を優秀賞として発表し、投票によって最優秀賞を決定する形となっている[2]。
VFX-JAPANアワードの表彰式は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の1イベントとして執り行われる。
受賞一覧
編集第1回(2013年)
編集劇場公開実写映画部門優秀賞
編集- ALWAYS三丁目の夕日 - 渋谷紀世子、白組
- ノミネート作品
劇場公開アニメーション映画部門優秀賞
編集- friends もののけ島のナキ - 八木竜一、白組
- ノミネート作品
テレビ番組部門優秀賞
編集- 坂の上の雲 第3部 - 坂の上の雲 VFXチーム
- ノミネート作品
ゲーム映像部門優秀賞
編集- Agni’s Philosophy – FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO - 橋本善久、野末武志
- ノミネート作品
プロモーションビデオ部門優秀賞
編集- LOVE LIKE ALIENS - 田口健太郎、小川洋一、井上敦、山上浩二、ワンダースタンディング、セブンシャッフルズジャパン
- ノミネート作品
- HIDETAKE TAKAYAMA「Express feat. Silla (múm) 」
- EXILE「BOW & ARROWS」
CM、博覧会映像、その他部門優秀賞
編集- 巨神兵東京に現わる - 尾上克郎、佐藤敦紀、特撮研究所、ピクチャーエレメント、モーターライズ、マーブリング・ファインアーツ、ミューロン/ローカスト
- ノミネート作品
- GUNDAM FRONT TOKYO DOME-G「GUMDAM DIVE Into The Frontline」
- 三浦工業 ウルトラピュアソフト ウォーター スゴイ水
第2回(2014年)
編集劇場公開実写映画部門最優秀賞
編集- 少年H - 降籏康男、戸枝誠憲、山本貴歳
- 劇場公開実写映画部門優秀賞
- ガッチャマン
- リアル〜完全なる首長竜の日〜
- 牙狼<GARO>〜蒼哭ノ魔竜〜
劇場公開アニメーション映画部門最優秀賞
編集- キャプテンハーロック - 荒牧伸志、東映アニメーション、マーザ・アニメーションプラネット
- 劇場公開アニメーション映画部門優秀賞
テレビ番組部門最優秀賞
編集- 八重の桜 - 八重の桜VFX チーム
- テレビ番組部門優秀賞
ゲーム映像部門最優秀賞
編集- ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル - 新野範聰、松山洋
- ゲーム映像部門優秀賞
CM・プロモーションビデオ部門最優秀賞
編集- Silicon;BootDrive - A.T.(淺井健)、林達郎、遠藤正人、鈴木章仁、太田吉洋、樋口良、増尾隆幸
- CM・プロモーションビデオ部門優秀賞
イベント・LIVE映像部門最優秀賞
編集- TOKYO CITY SYMPHONY - 大八木翼、馬場鑑平、TAKCOM、橋本俊行
- イベント・LIVE映像部門優秀賞
第3回(2015年)
編集劇場公開実写映画部門最優秀賞
編集- 永遠の0 - (株)白組、渋谷紀世子
- 劇場公開実写映画部門優秀賞
劇場公開アニメーション映画部門最優秀賞
編集- STAND BY ME ドラえもん - (株)白組、八木竜一
- 劇場公開アニメーション映画部門優秀賞
- 楽園追放 -Expelled from Paradise-
- 劇場版「進撃の巨人」前篇〜紅蓮の弓矢〜
- 攻殻機動隊ARISE
テレビ番組部門最優秀賞
編集- 軍師官兵衛 - NHK軍師官兵衛VFXチーム、兼沢将人
- テレビ番組部門優秀賞
- シドニアの騎士
- 甲殻不動戦記 ロボサン
- カラーでよみがえる東京~不死鳥都市の100年~
ゲーム映像部門最優秀賞
編集- LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII - (株)スクウェア・エニックス、生守一行
- ゲーム映像部門優秀賞
CM・プロモーションビデオ部門最優秀賞
編集- ペプシ 桃太郎Episode.ZERO篇 / Episode.1篇 - (株)東北新社、河西正勝
- CM・プロモーションビデオ部門優秀賞
イベント・LIVE映像部門最優秀賞
編集- realtime 3d facetracking & projection mapping OMOTE - (株)ピクス、浅井宣通
- イベント・LIVE映像部門優秀賞
- SUBARU Our gratitude to the Shinjuku area
- ISSEY MIYAKE “3D Steam Stretch” Concept Movie
- 鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか 2014「庄助の春こい絵巻」
第4回(2016年)
編集劇場公開実写映画部門 最優秀賞
編集- バクマン。
- 劇場公開実写映画部門 優秀賞
劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞
編集- アップルシード アルファ
- 劇場公開アニメーション映画部門 優秀賞
テレビ番組部門 最優秀賞
編集ゲーム映像部門 最優秀賞
編集- メタルギアソリッドV ファントムペイン
- ゲーム映像部門 優秀賞
- スプラトゥーン
- DARK SOULS III
- Bloodborne The Old Hunters
CM・プロモーションビデオ部門 最優秀賞
編集- ペプシ 桃太郎Episode.2篇 / Episode.3篇
- CM・プロモーションビデオ部門 優秀賞
- マルコとマルオの7日間
- レノアハピネス 「香りトンネル」篇/「花のドレス」篇
- VELLFIRE 覚悟(黒)篇
イベント・LIVE映像部門 最優秀賞
編集- Panasonic 4K Movie
- イベント・LIVE映像部門 優秀賞
- CURIOSITY ESSENCE Concept Movie
- ASTON MARTIN brand concept movie “HYPER ORGANISM”
- “New Camry Dynamic but Gentle Atlantic Road” press conference movie
先導的視覚効果部門 最優秀賞
編集- happy forest
- 先導的視覚効果部門 優秀賞
- 滝のインスタレーション “Interactive Waterfall”
- えのすい×チームラボナイトワンダーアクアリウム2015「花と魚〜相模湾大水槽」
- VR作品『日光東照宮 国宝 陽明門』
第5回(2017年)
編集劇場公開実写映画部門 最優秀賞
編集劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞
編集- 君の名は。
- 劇場公開アニメーション映画部門 優秀賞
テレビ番組部門 最優秀賞
編集- 知られざる恐竜王国ニッポン
- テレビ番組部門 優秀賞
ゲーム映像部門 最優秀賞
編集- FINAL FANTASY XV
- ゲーム映像部門 優秀賞
CM・プロモーションビデオ部門 最優秀賞
編集- ガメラ生誕50周年記念映像
- CM・プロモーションビデオ部門 優秀賞
- Max Man & Maya Man
- FUTURE FACTORY – ロボット工場長、採用。|グッスマ15周年
- 『athome.CO.JP 物語』篇
ショートフィルム部門 最優秀賞
編集- 機動警察パトレイバーREBOOT
- ショートフィルム部門 優秀賞
- ムーム
- THE GIFT
先導的視覚効果部門 最優秀賞
編集- 9次元からきた男
- 先導的視覚効果部門 優秀賞
- RIOオリンピック閉会式
- ジャパン歌舞伎フェスティバル in ラスベガス 2016 “ウォータースクリーン デジタルショー by 松竹 x チームラボ”
- 攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver
第6回(2018年)
編集劇場公開実写映画部門 最優秀賞
編集- 海賊とよばれた男
- 劇場公開実写映画部門 優秀賞
劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞
編集- BLAME!
- 劇場公開アニメーション映画部門 優秀賞
テレビ番組 VFX部門 最優秀賞
編集- 連続テレビ小説「ひよっこ」タイトルバック
- テレビ番組 VFX部門 優秀賞
テレビ番組 アニメCG部門 最優秀賞
編集ゲーム映像部門 最優秀賞
編集- グランツーリスモSPORT
- ゲーム映像部門 優秀賞
CM・プロモーションビデオ部門 最優秀賞
編集- 新幹線YEAR2017「四季を走る新幹線」
- CM・プロモーションビデオ部門 優秀賞
- きゃりーぱみゅぱみゅ / 原宿いやほい
- 関門PRムービー「COME ON!関門!」
- CRAZYBOY / NEOTOKYO
ショートフィルム部門 最優秀賞
編集- ブレードランナー ブラックアウト 2022
- ショートフィルム部門 優秀賞
- Beyond the Moment of Beauty – Into the Galaxy
- ZOIDS FIELD OF REBELLION
先導的視覚効果部門 最優秀賞
編集- 第67回 NHK紅白歌合戦 都庁中継
- 先導的視覚効果部門 優秀賞
- ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season風 Produced by TBS"
- COCOLORS
第7回(2019年)
編集劇場公開実写映画部門 最優秀賞
編集- DESTINY 鎌倉ものがたり
- 劇場公開実写映画部門 優秀賞
劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞
編集- ニンジャバットマン
- 劇場公開アニメーション映画部門 優秀賞
- スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット
- GODZILLA 決戦機動増殖都市
- ペンギン・ハイウェイ
- 映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ
テレビ番組 VFX部門 最優秀賞
編集- NHK スペシャル「人類誕生」
- テレビ番組 VFX部門 優秀賞
- スペシャルドラマ「荒神」
- これが恐竜王国ニッポンだ!
テレビ番組 アニメCG部門 最優秀賞
編集- 新幹線変形ロボ シンカリオン
- テレビ番組 アニメCG部門 優秀賞
ゲーム映像部門 最優秀賞
編集- Project Awakening
- ゲーム映像部門 優秀賞
CM・プロモーションビデオ部門 最優秀賞
編集- カップヌードルCM「HUNGRY DAYS 最終回 篇」
- CM・プロモーションビデオ部門 優秀賞
- GINZA SIX スペシャルムービー「メインストリート」篇
- マクセル コーポレートムービー「未来のカケラ、この手の中に。」
- WELL DONE SABOTAGE「NEW ORDER」ミュージックビデオ
先導的視覚効果部門 最優秀賞
編集- チコちゃんに叱られる!
- 先導的視覚効果部門 優秀賞
- REAL 3DMAP TOKYO 夜景
- IGT-VR
- Sony Immersive Space Entertainment / KLEIN
脚注
編集出典
編集- ^ “VFX-JAPANアワード2013 開催概要”. VFX-JAPAN (2012年12月17日). 2014年12月5日閲覧。
- ^ “VFX-JAPANアワード2014 優秀作品の発表”. VFX-JAPAN (2014年1月27日). 2014年12月5日閲覧。