佐藤敦紀
佐藤 敦紀(さとう あつき[1][2]、1961年[1][2] - )は、日本のVFXスーパーバイザー[1]、特撮監督、映像編集者[1]。元Motor/lieZ所属[1][2]。株式会社TMA1代表取締役[1][2]。
来歴
編集大学在学中の1981年からスタジオディーンにて3年間演出助手として勤務。1988年にIMAGICA特撮映像部にて5年間モーションオペレーターを務める。その後しばらくはフリーで活動した後『アヴァロン』への参加を機に2001年よりMotor/lieZに所属。
人物像
編集参加作品
編集- パーマン(1983年) - 330・353・377話演出
- RAMPO(1994年) - 視覚効果
- ゼイラム2(1994年) - アニメーションエフェクト
- ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年) - コンピュータグラフィックイメージ
- 学校の怪談(1995年) - ビジュアルエフェクトコーディネイト
- セブン(1995年) - 予告編制作
- ガメラ2 レギオン襲来(1996年) - 3Dデジタルエフェクト / 予告編制作
- 宇宙貨物船レムナント6(1996年) - 特撮監督・CGアニメーター
- 大統領のクリスマスツリー(1996年) - CGスーパーバイザー
- 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(1997年) - 予告編制作
- ラブ&ポップ(1998年) - 特報撮影
- リング(1998年) - 予告編制作
- らせん(1998年) - 予告編制作
- ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年) - 予告編制作
- 飛ぶ〜こんな夢を見た(1999年) - アニメーションディレクター
- ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年) - CGディレクター / 予告編制作
- マトリックス(1999年) - 予告編制作
- マルコヴィッチの穴(1999年) - 予告編制作
- オースティン・パワーズ:デラックス(1999年) - 予告編制作
- ゴジラ2000 ミレニアム(1999年) - 予告編制作
- ジュブナイル(2000年) - ディレクター(ビジュアルエフェクツ ユニット) / 特報制作
- さくや妖怪伝(2000年) - 視覚効果デザイン / 予告編制作
- G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR(ガルム戦記)(2000年) - デジタルスーパーバイザー
- アヴァロン(2001年) - CGIディレクター[1]
- ピストルオペラ(2001年) - コン・グラ
- 回路(2001年) - 予告編制作
- みすゞ(2001年) - VFX監督
- 修羅雪姫(2001年) - デジタルエフェクト
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年) - デジタルスーパーバイザー
- リターナー(2002年) - VFX
- 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年) - VFXディレクター
- 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE(2002年) - 天空神ヘリCG
- バイオハザード(2002年) - 予告編制作
- ミニモニ。THE(じゃ)ムービー お菓子な大冒険!(2002年) - 編集
- リベリオン(2002年) - 予告編制作
- 呪怨(2003年) - 予告編制作
- 爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!(2003年) - CG/デジタル合成
- 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003年) - VFXスーパーバイザー
- 美少女戦士セーラームーン(2003年) - VFXスーパーバイザー
- サブマリン707(2003年) - 予告編演出
- イノセンス(2004年) - 3DCGIスーパーバイザー
- キューティーハニー(2004年) - VFXスーパーバイザー
- 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE(2004年) - VFXスーパーバイザー
- 男たちの大和/YAMATO(2005年) - CGスーパーバイザー
- 交響詩篇エウレカセブン(2005年) - 13巻特別予告編制作
- ローレライ(2005年) - VFXスーパーバイザー / 予告編制作[1]
- 戦国自衛隊1549(2005年) - CGスーパーバイザー
- アーマード・コア ラストレイヴン(2005年) - ムービー演出・編集 / CM監督
- 劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼(2005年) - VFXスーパーバイザー
- 最終兵器彼女(2006年) - VFXスーパーバイザー
- 機神咆吼デモンベイン(2006年) - OP構成・演出
- 日本沈没(2006年) - VFXスーパーバイザー[1][2]
- 白虎隊(2007年) - VFX監督
- 西遊記(2007年) - VFXスーパーバイザー
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年) - 2Dデジタルワーク・予告編協力
- 一万年、後....。(2007年) - VFX監督
- 真・女立喰師列伝(2007年) - VFXスーパーバイザー / 「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」VFX監督・撮影・編集
- NHKスペシャル『沸騰都市』(2008年) - OP・ED演出・3DCG
- 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年) - VFXスーパーバイザー
- GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0(2008年) - CGIスーパーバイザー
- THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間(2008年) - VFX
- 20世紀少年シリーズ(2008年 - 2009年) - 予告編制作
- 斬〜KILL〜(2008年) - VFXスーパーバイザー / OP・「ASSAULT GIRL 2」演出・撮影監督・編集
- ハードリベンジ・ミリー(2008年) - VFX監督
- 柳生一族の陰謀(2008年) - VFX監督
- GOEMON(2009年) - 予告編制作
- ニセ札(2009年) - 予告編制作
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年) - エヴァンゲリオンモデリング
- 東京マグニチュード8.0(2009年) - OP演出
- ASSAULT GIRLS(2009年) - 撮影監督・編集・VFXスーパーバイザー
- のだめカンタービレ最終楽章 前篇(2009年) - VFXスーパーバイザー
- 長髪大怪獣ゲハラ(2009年) - 編集
- のだめカンタービレ最終楽章 後篇(2010年) - VFXスーパーバイザー / 予告編制作
- MM9(2010年) - VFXスーパーバイザー
- 28 1/2 妄想の巨人(2010年) - VFXスーパーバイザー
- Je t'aime(2010年) - 3DCGI監督
- STAR DRIVER 輝きのタクト(2010年) - ビジュアルコンダクター
- ギルティクラウン(2011年) - PV製作
- ステキな金縛り(2011年) - VFX
- 重鉄騎(2012年) - スペシャルトレーラー撮影監督・VFX監督
- 巨神兵東京に現わる(2012年) - 編集・VFXスーパーバイザー[1][2]
- るろうに剣心(2012年) - 予告編制作
- のぼうの城(2012年) - VFXスーパーバイザー[1][2]
- 009 RE:CYBORG(2012年) - 編集
- 宇宙戦艦ヤマト2199(2012年) - 宣伝協力・テレビ放送版後期オープニングアニメーション編集
- Peaceful Times(F02)petit film(2013年) - 編集
- 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海(2014年) - 予告編制作
- 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟(2014年) - オープニング映像編集・予告編制作
- 東京無国籍少女(2015年) - 編集・VFXコンポジット
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015年) - VFXスーパーバイザー[1][2]
- GARM WARS The Last Druid(2015年) - 監督補・編集・VFXスーパーバイザー[1][2]
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015年) - VFXスーパーバイザー[1]
- シン・ゴジラ(2016年) - 編集・VFXスーパーバイザー、予告編演出[1][2]
- 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち(2017年) - 宣伝協力・PV制作
- BLEACH(2018年) - 予告編・テレビCM制作
- いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年、NHK) - VFXスーパーバイザー
- シン・ウルトラマン(2022年) - VFXスーパーバイザー・予告編演出
- シン・仮面ライダー(2023年) - VFXスーパーバイザー
受賞
編集- 第40回日本アカデミー賞最優秀編集賞(『シン・ゴジラ』)
- VFX-JAPANアワード2017最優秀作品賞(『シン・ゴジラ』)
脚注
編集参考文献
編集- 『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』企画・責任編集 庵野秀明、企画・編集・発行:カラー 販売:グラウンドワークス、2016年12月30日。ISBN 978-4-905033-08-0。
- 『シン・ゴジラ GENERATION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2017年7月31日。ISBN 978-4-7986-1417-5。
外部リンク
編集- 佐藤敦紀 (@back_asato) - X(旧Twitter)
- 佐藤敦紀 (asatoasato) - Facebook
- 株式会社TMA1