Portal:化学/画像紹介
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一覧
編集ビスマスの合成結晶。表面が虹色に輝いているのは、酸化被膜による。右の立方体は純度99.99%のもので、大きさは 1 cm3。ビスマスは原子番号83の元素で、周期表ではアンチモンの真下に位置する、窒素などと同じ第14族元素である。
デンプンとポリエステルからなる生分解性プラスチックでできた食器。微生物により分解されるため、廃棄した場合に環境に与える影響がより少ないとされる。画像では、光弾性によりゆがんだ部分に色が付いて見える。
実験室でのジュリアス・ニューランド(1931年)。ビニルアセチレンを用いた簡単な実験を行っている。この化合物は、のちにデュポン社の化学者によって合成ゴムの一種、クロロプレンゴム(商品名ネオプレン)として製品化される。
硫酸銅(II) 五水和物の結晶。青色は銅(II) イオンに水が配位していることによる。天然には胆礬として産出する。理科教育で再結晶の実習に使われるほか、銅めっきや媒染剤などとしても利用される。
インドの露店に並べられたさまざまな顔料。顔料にはさまざまな無機化合物・有機化合物が使われ、その微粒子が特定の波長の光を反射することによって、色がついて見える。
工業的に使われる蒸留塔。数十メートルの高さに達する塔は、蒸留による成分の分離を非常に効率よく行うことができる。石油化学などの化学工業で使われる。
工業的に使われる反応器(反応釜)の内部。原料や溶媒の仕込み、試薬の添加、そして反応をこの中で行う。反応を効率よく進行させるため、撹拌翼(プロペラ状の部分)の形状には工夫が凝らされる。
ドイツ薬学会の創立百周年記念切手。1990年発行。右に描かれているのはアセチルサリチル酸(アスピリン)、左は乳鉢。
ポリアクリル酸ナトリウムのビーズ。構造単位 -[CH2-CH(CO2Na)]- の繰り返しからなる高分子化合物(ポリマー)である。重量で400倍の水を吸収することができる。画像は最大量の水を含んだ状態。
空気中の窒素は落雷によって酸化物となり、雨に溶けて地表に降り注ぐ。窒素成分は植物に必須な栄養素である。雷のよく落ちた年は豊作といわれる。また、生命の発生は雷によって起こった化学反応がきっかけとなったとする説がある。
フグ毒テトロドトキシンはアルカロイドの一種である。その発見、構造決定、全合成には日本人化学者が大きな役割を果たした。画像はシマキンチャクフグ。
アルミニウム・パラジウム・マンガンからなる合金の準結晶、その表面のモデル図。5回の回転対称である。