ラピスセミコンダクタ

OKIセミコンダクタから転送)

ラピスセミコンダクタ株式会社は、神奈川県横浜市港北区本社を置く、LSI等の電子機器を主体に製造するメーカーである。前身は沖電気工業の半導体デバイス事業部門。 低消費電力技術などに強みがある。

ラピスセミコンダクタ 株式会社
LAPIS SEMICONDUCTOR CO., LTD
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
222-8575
神奈川県横浜市港北区新横浜2-4-8
設立 2008年10月1日
法人番号 1010101008452 ウィキデータを編集
事業内容 電子デバイスの開発/製造/販売、ファンダリサービス
代表者 代表取締役社長 岡田 憲明
資本金 4億円
売上高 654億6,500万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 33億9,500万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 39億1,000万円
(2024年3月期)[1]
純利益 15億5,800万円
(2024年3月期)[1]
純資産 527億100万円
(2024年3月期)[1]
総資産 1,220億300万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 689名(2022年4月現在)
主要株主 ローム 95.0%
沖電気工業 5.0%
外部リンク https://www.lapis-semi.com/
テンプレートを表示

概要

編集

2008年5月に沖電気工業から半導体事業を分社し、ローム株式を売却することが両社間で合意された。当初は分社後の会社名を「株式会社OKIセミコンダクタ」とする予定であった。前身の沖電気工業の半導体事業として世界の半導体売上19位にランクインした実績もある。ローム傘下なので沖セミコンダクタではなくOKIおーけーあいセミコンダクタと呼ぶ。

2011年10月1日より 現在のラピスセミコンダクタに社名変更。

レガシー向けのDRAMや車載用メモリなどの専用用途向けのメモリの生産も行っている。2014年にはマイクロンによるエルピーダメモリの買収が完了したため、ラピスセミコンダクタが日本唯一のDRAMメーカーとなった。

2013年3月に、本社機能を新横浜に移転、事業再編・縮小中であった八王子事業所を閉鎖した。八王子事業所の一部は、オプティカルコンポーネント事業(OCU・光通信部品事業)とともにネオフォトニクスセミコンダクタ合同会社に売却された。

沿革

編集
  • 2008年10月1日 - OKIセミコンダクタ株式会社設立。同時に株式の95%の900億円をロームに譲渡
  • 2011年10月1日 - ラピスセミコンダクタ株式会社に社名変更
  • 2013年3月 - 本社機能を新横浜に移転、八王子事業所を閉鎖。その一部およびオプティカルコンポーネント事業(OCU)をネオフォトニクスセミコンダクタに売却
  • 2020年10月1日 - 製造子会社のラピスセミコンダクタ宮崎株式会社と、ラピスセミコンダクタ宮城株式会社を吸収合併。LSI事業部門をラピステクノロジー株式会社へ新設分割。

主力製品

編集

関連会社

編集
  • ラピステクノロジー株式会社

関連項目

編集

脚注

編集

外部リンク

編集