FC.ISE-SHIMA
FC.ISE-SHIMA(エフシーいせしま)は、三重県中南勢地域(伊勢市、志摩市、鳥羽市、松阪市、大台町、大紀町、多気町、玉城町、南伊勢町、明和町、度会町)を本拠地とする社会人サッカークラブ[1]。Jリーグ加盟を目指すクラブの一つである。
FC.ISE-SHIMA | |
---|---|
原語表記 | FC.ISE-SHIMA |
呼称 | FC伊勢志摩 |
クラブカラー |
青 白 金 |
創設年 | 2013年 |
所属リーグ | 東海社会人サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン |
三重県中南勢地域 (伊勢市、志摩市、鳥羽市、松阪市、 大台町、大紀町、多気町、玉城町、 南伊勢町、明和町、度会町) |
ホームスタジアム |
伊勢フットボールヴィレッジAピッチ 松阪市総合運動公園多目的グラウンド |
収容人数 | 900(伊勢FV-A) |
運営法人 | 特定非営利活動法人FC.ISE-SHIMA |
代表者 | 小倉隆史 |
監督 | 金守智哉 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
国籍 | 日本 |
---|---|
格付 | 特定非営利活動法人 |
コード | 2190005010569 |
法人番号 | 2190005010569 |
専門分野 | 保健・医療・福祉、社会教育、まちづくり、学術・文化・芸術・スポーツ、環境の保全、国際協力、男女共同参画社会、子どもの健全育成、情報化社会 |
設立日 | 2014年7月28日 |
代表者 | 小倉隆史 |
郵便番号 | 517-0501 |
事務所 |
三重県志摩市 阿児町鵜方3136番地の21 |
座標 |
北緯34度19分31.3秒 東経136度49分48.5秒 / 北緯34.325361度 東経136.830139度座標: 北緯34度19分31.3秒 東経136度49分48.5秒 / 北緯34.325361度 東経136.830139度 |
外部リンク | http://fc-iseshima.org |
『FC伊勢志摩』とチーム名を漢字表記されることもある[2] が、日本サッカー協会の記録等では「FC.ISE-SHIMA」の表記を用いている[3]。
歴史
編集前身のピクシーBCは2012年度に三重県社会人サッカーリーグ1部に所属していた。同年、志摩市商工会が地域活性化の具体案を協議する「志摩経済サミット」にて、地元伊勢市出身の元サッカー選手である中田一三がスポーツと自然環境を生かす町づくりを提案。これを受ける形で、2013年にピクシーBCを引き継いでFC.ISE-SHIMAが設立された。三重県リーグ2部からスタートし、2013年に三重県リーグ2部にて優勝し、2014年に三重県リーグ1部へ昇格[1]。2014年、三重県リーグ1部にて2位となり、東海社会人サッカートーナメント大会に進出、同大会Aブロックを制し、翌年からの東海社会人サッカーリーグ2部昇格が決まった。2015年、東海リーグ2部にて2位となり、2016年の東海リーグ1部に昇格した。
2018年12月、創設以来運営法人の理事長を務めてきた中田が退任(京都サンガF.C.の監督に就任)し、後任に中田と共に四日市中央工業高の「四中工三羽烏」と呼ばれた一人である小倉隆史が就任した[2]。中田はクラブアドバイザーとして引き続きクラブとの関わりを続ける。
2021年の東海リーグ1部は新型コロナウイルスの影響により1回戦総当たり制に変更されたのち、5試合を消化した時点でリーグ戦不成立となった。リーグ戦打ち切り時点で藤枝市役所に次ぐ2位であったため、東海リーグ2位チームに与えられた「輪番枠」により全国地域サッカーチャンピオンズリーグの出場資格を得る[4]。1次ラウンドグループAを2勝1分の首位、決勝ラウンドでも1勝2分で2位となり、JFL16位のホンダロックSCとの入替戦に出場したが、セットプレーから3点のリードを許し、後半2点を返したものの2-3で敗れ、JFLへの昇格を逃した。
年度別成績
編集ピクシーBC時代
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006 | 三重県ブロックB | 2位 | 23 | 12 | 7 | 2 | 3 | 32 | 17 | 15 |
2007 | 三重県2部(前期) | 4位 | 21 | 9 | 4 | 3 | 2 | 17 | 15 | 1 |
三重県2部(後期上位) | 4位 | 4 | 2 | 0 | 2 | 5 | 6 | |||
2008 | 三重県2部(前期) | 優勝 | 25 | 8 | 7 | 0 | 1 | 32 | 16 | 16 |
三重県2部(後期上位) | 優勝 | 3 | 1 | 1 | 1 | |||||
2009 | 三重県1部 | 5位 | 19 | 12 | 6 | 1 | 5 | 14 | 19 | -5 |
2010 | 3位 | 22 | 14 | 6 | 4 | 4 | 26 | 19 | 7 | |
2011 | 3位 | 21 | 14 | 6 | 3 | 2 | 30 | 11 | 19 | |
2012 | 7位 | 18 | 14 | 6 | 0 | 8 | 25 | 47 | -22 |
FC.ISE-SHIMA
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 |
2013 | 三重県2部 | 優勝 | 38 | 14 | 12 | 2 | 0 | 118 | 7 | 111 |
2014 | 三重県1部 | 2位 | 33 | 14 | 10 | 1 | 3 | 82 | 10 | 72 |
2015 | 東海2部 | 2位 | 29 | 14 | 8 | 5 | 1 | 45 | 16 | 29 |
2016 | 東海1部 | 4位 | 23 | 14 | 7 | 2 | 5 | 25 | 26 | -1 |
2017 | 3位 | 25 | 14 | 8 | 1 | 5 | 30 | 20 | 10 | |
2018 | 4位 | 19 | 14 | 6 | 1 | 7 | 21 | 30 | -9 | |
2019 | 2位 | 34 | 14 | 11 | 1 | 2 | 39 | 15 | 24 | |
2020 | 新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦は中止、TSLトーナメント準々決勝敗退 | |||||||||
2021 | 2位[5] | 10 | 5 | 3 | 1 | 1 | 13 | 1 | 12 | |
2022 | 3位 | 31 | 16 | 9 | 4 | 3 | 26 | 16 | 10 | |
2023 | 3位 | 21 | 14 | 6 | 3 | 5 | 19 | 17 | 2 | |
2024 | 優勝 | 37 | 14 | 12 | 1 | 1 | 30 | 10 | 20 |
タイトル
編集- 東海社会人サッカーリーグ1部
- 1回(2024年)
- 三重県社会人サッカーリーグ2部
- 前期:1回(2012年)
- 後期上位ブロック:1回(2012年)
- 東海社会人サッカートーナメント大会Aブロック:1回(2014年)
所属選手・スタッフ
編集- 2024年
スタッフ
編集役職 | 名前 | 前職 | 備考 |
監督 | 金守智哉 | FC.ISE-SHIMA ヘッドコーチ | |
ヘッドコーチ | 飛弾暁 | FC.ISE-SHIMA アカデミー統括 兼 U15監督(兼任) | |
GKコーチ | 荒木在敏 | FC.Avenidasol U15 コーチ兼GKコーチ兼U12 GKコーチ(兼任) |
選手
編集Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 1 | 増田将 | 専修大学 | |
18 | キー ジェームズ ノブマサ | 栃木シティFC | ||
28 | 江藤聖夏 | FCバレイン下関 | ||
DF | 3 | 堀田真希 | 芦屋大学 | |
5 | 安田正宗 | 東海学園大学 | ||
6 | 宮寺優斗 | FCマルヤス岡崎 | ||
29 | 元廣正貴 | 品川CC横浜 | ||
MF | 4 | 谷口力斗 | ヴィアティン三重 | |
7 | 森優也 | FC岐阜SECOND | ||
8 | 品部真完 | 桃山学院大学 | ||
13 | 竹本陽也 | 中京大学 | ||
16 | 山下礼貴 | 名古屋経済大学 | ||
19 | 生野友将 | 日立ビルシステム | ||
20 | 伊藤友弥 | 大阪産業大学 | ||
21 | 森栄二志 | 中京大学 | ||
22 | 山田敦也 | J.FC MIYAZAKI | ||
23 | 尾崎秀太郎 | 飛鳥FC | ||
30 | 杉山ビラル正将 | おこしやす京都AC | ||
33 | 仲野哲矢 | 順天堂大学 | ||
FW | 9 | 濱田竜輝 | wyvern | |
14 | 西口亮城 | 静岡産業大学 | ||
15 | イサガワ タカセ マツロ ホセ | ADトレホンCF | ||
17 | 谷口明典 | びわこ成蹊スポーツ大学 |
ユニフォーム
編集
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
ユニフォームスポンサー
編集掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | おやつカンパニー | ベビースター | 2020年 - | |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | 清洋水産 | なだまぐろ SEIYO SUISAN |
2013年 - | |
背中下部 | 三重設計 | MIE SEKKEI |
2021年 - | 2019年 - 2020年はパンツ前面、2021年 - 2022年は袖 |
袖 | 出馬 重機 |
出馬 重機 |
2023年 - | 2013年 - 2020年も掲出 |
パンツ前面 | トレンドアート | Trend Art | 2023年 - | 2017年 - 2018年はパンツ前面、2019年 - 2022年は背中下部 |
パンツ背面 | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤーの遍歴
編集- 2013年 - 現在:ミズノ
歴代ユニフォームスポンサー表記
編集年度 | 箇所 | サプライヤー | ||||||
胸 | 鎖骨 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2013 | HAWAII / 志摩ガス |
解禁前 | なだまぐろ SEIYO SUISAN |
解禁前 | 出馬 重機 |
石吉組 | 解禁前 | Mizuno |
2014 | 志摩環境 | |||||||
2015 | ||||||||
2016 | ||||||||
2017 | ぎゅーとら | - | Trend Art | |||||
2018 | 石吉組 | |||||||
2019 | - | Trend Art | MIE SEKKEI | |||||
2020 | ベビースター | - | ||||||
2021 | MIE SEKKEI |
- | ||||||
2022 | ||||||||
2023 | MIE SEKKEI |
出馬 重機 |
Trend Art | |||||
2024 |
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b c d e “クラブヒストリー”. FC.ISE-SHIMA. 2018年12月17日閲覧。
- ^ a b “FC伊勢志摩、昇格の力に 小倉さん、理事長就任報告 伊勢市長表敬 三重”. 伊勢新聞. (2018年12月6日) 2018年12月17日閲覧。
- ^ “チーム紹介 FC.ISE-SHIMA”. 第53回全国社会人サッカー選手権大会公式サイト. 日本サッカー協会. 2018年12月17日閲覧。
- ^ 後藤健生. “【地域CL考察】「監督・小倉隆史」率いるチームが出場できた複雑な理由【将来的Jリーグ入りへの「第一関門」の魅力と問題点】(3) | 概要 | Jリーグ・国内 | 批評”. サッカー批評Web. 2023年8月6日閲覧。
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全試合消化できないため、リーグ戦は不成立。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- FC.ISE-SHIMA【公式】 (@fc_ise_shima) - X(旧Twitter)
- Fc.伊勢志摩(ISE-SHIMA) (484905004907787) - Facebook
- FC.ISE-SHIMA (@fc.ise_shima) - Instagram
- FC.ISE-SHIMA - YouTubeチャンネル