2008年の横浜ベイスターズ
2008年の横浜ベイスターズ(2008ねんのよこはまベイスターズ)では、2008年の横浜ベイスターズの動向をまとめる。
2008年の横浜ベイスターズ | |
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成績 | |
セントラル・リーグ6位 | |
48勝94敗2分 勝率.338[1] | |
本拠地 | |
都市 | 神奈川県横浜市 |
球場 | 横浜スタジアム |
球団組織 | |
オーナー | 若林貴世志 |
経営母体 | TBS |
監督 | 大矢明彦 |
« 2007 2009 » |
この年の横浜ベイスターズは、2回目の大矢明彦監督体制の2年目(通算4年目)のシーズンである。
概要
編集就任2年目となった大矢監督は「徐々にチーム力が向上してきたので、優勝は難しいが今年こそCSを目指す」と宣言。前年4位ながらも巨人、中日などAクラス球団に食らいついたことから開幕前はAクラス候補の筆頭に挙げられていた。しかし、開幕3連敗を喫するなど4月を7勝18敗で負け越し、早くも最下位に転落。それでも5位の広島と3.5ゲーム差だったことから最下位脱出が期待されたが、5月以降も黒星を重ねシーズン終盤には球団記録タイ(1回目は1955年)の14連敗を喫した[2]。結局、最終的に大逆転でリーグ連覇を果たした巨人に36.5ゲーム、そして5位のヤクルトにも19ゲーム差をつけられ2年ぶりに最下位へと転落、さらに2003年以来5年ぶりとなるリーグワーストの90敗以上(最終的に48勝94敗2分)という不名誉なおまけもついた。前年の4位躍進の原動力となった投手陣はエースの三浦大輔が防御率でリーグ9位に入るも打線の援護なく負け越し、新外国人のマイク・ウッドや新人の小林太志もローテを守りながら防御率4点台に終わり、マーク・クルーンの巨人移籍で手薄になった抑えには寺原隼人が抜擢されて22セーブをあげたものの、チーム防御率はリーグ最下位の4.74を記録した。その一方で、打撃陣は主砲の村田修一が46本塁打で2年連続となる本塁打王を獲得。さらに内川聖一が.378の高打率で首位打者を獲得するなど打線が好調で、チーム本塁打は、巨人に次いでリーグ2位の145本を記録した。
チーム成績
編集レギュラーシーズン
編集1 | 遊 | 石井琢朗 |
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2 | 二 | 仁志敏久 |
3 | 中 | 内川聖一 |
4 | 三 | 村田修一 |
5 | 一 | 佐伯貴弘 |
6 | 右 | 吉村裕基 |
7 | 左 | 金城龍彦 |
8 | 捕 | 相川亮二 |
9 | 投 | 寺原隼人 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 9月終了時 | 最終成績 | |||||||
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1位 | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 巨人 | -- |
2位 | 中日 | 2.5 | 中日 | 4.5 | 中日 | 6.5 | 巨人 | 9.5 | 巨人 | 6.0 | 巨人 | 0.5 | 阪神 | 2.0 |
3位 | ヤクルト | 6.5 | 巨人 | 9.0 | 巨人 | 10.0 | 中日 | 13.0 | 中日 | 12.5 | 中日 | 12.0 | 中日 | 12.0 |
4位 | 巨人 | 7.5 | 広島 | 9.5 | 広島 | 11.5 | ヤクルト | 16.0 | 広島 | 14.5 | 広島 | 13.0 | 広島 | 14.0 |
5位 | 広島 | 8.0 | ヤクルト | 10.5 | ヤクルト | 12.5 | 広島 | 17.0 | ヤクルト | 16.0 | ヤクルト | 18.0 | ヤクルト | 17.5 |
6位 | 横浜 | 11.5 | 横浜 | 18.5 | 横浜 | 23.5 | 横浜 | 29.5 | 横浜 | 30.0 | 横浜 | 35.5 | 横浜 | 36.5 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | 84 | 57 | 3 | .596 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 82 | 59 | 3 | .582 | 2.0 |
3位 | 中日ドラゴンズ | 71 | 68 | 5 | .511 | 12.0 |
4位 | 広島東洋カープ | 69 | 70 | 5 | .496 | 14.0 |
5位 | 東京ヤクルトスワローズ | 66 | 74 | 4 | .471 | 17.5 |
6位 | 横浜ベイスターズ | 48 | 94 | 2 | .338 | 36.5 |
セ・パ交流戦
編集順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 15 | 9 | 0 | .625 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 15 | 9 | 0 | .625 | 0.0 |
3位 | 北海道日本ハムファイターズ | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
4位 | 読売ジャイアンツ | 14 | 10 | 0 | .583 | 1.0 |
5位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
6位 | 広島東洋カープ | 13 | 11 | 0 | .542 | 2.0 |
7位 | 中日ドラゴンズ | 12 | 12 | 0 | .500 | 3.0 |
8位 | オリックス・バファローズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 4.0 |
9位 | 東京ヤクルトスワローズ | 11 | 13 | 0 | .458 | 4.0 |
10位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
11位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 14 | 0 | .417 | 5.0 |
12位 | 横浜ベイスターズ | 6 | 18 | 0 | .250 | 9.0 |
- 同率の場合は前年の順位で上位のチームが上位にランクされる
オールスターゲーム2008
編集→詳細は「2008年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
ファン投票 | 村田修一 | |
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選手間投票 | 村田修一 | |
監督推薦 | 寺原隼人 | 内川聖一 |
選手・スタッフ
編集表彰選手
編集
リーグ・リーダー編集
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ベストナイン編集
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ドラフト
編集→詳細は「2008年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | 守備 | 所属 | 結果 |
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1位 | 松本啓二朗 | 外野手 | 早稲田大学 | 入団 |
2位 | 藤江均 | 投手 | 東邦ガス | 入団 |
3位 | 山崎憲晴 | 内野手 | 横浜商科大学 | 入団 |
4位 | 細山田武史 | 捕手 | 早稲田大学 | 入団 |
5位 | 小杉陽太 | 投手 | JR東日本 | 入団 |
出典
編集- ^ “年度別成績 2008年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年9月14日閲覧。
- ^ 巨人の連敗はストップするか?現存する12球団最多連敗は98年ロッテの18 デイリースポーツ 2017年6月7日