2006 ワールド・ベースボール・クラシック 日本代表

2006年WBC日本代表

2006 ワールド・ベースボール・クラシック 日本代表(2006 - にっぽんだいひょう)は、2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球日本代表チームである。通称王ジャパン。なお、以下に列挙する選手の所属は2006年3月時点である。

2006 ワールド・ベースボール・クラシック 日本代表
監督を務めた王
大会名 2006 ワールド・ベースボール・クラシック
日程 2006年3月3日 - 20日
成績 優勝
監督 王貞治
2009 > 
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獲得メダル
日本の旗 日本
ワールド・ベースボール・クラシック
2006 野球

概要

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初めてメジャーリーガーが出場する国際大会であり、当初はイチローをはじめ松井秀喜城島健司井口資仁大塚晶則ら多くのメジャーリーガーが参加した「真の日本代表」としての代表編成が期待されていた。だが、イチローが大会に対する並々ならぬ意欲を表明する一方で、松井秀喜は参加への態度を保留するなどの温度差もあった。

そうした中、監督の王貞治は松井を4番に据える構想を明らかにし、イチロー、井口、大塚らにも出場を打診した。こうして松井の態度が曖昧なまま、松井のための枠を空けた29名の代表選手が発表されたが、その直後に松井が出場辞退の意思を表明。井口も辞退したことから、王構想は大きな転換を余儀なくされた。また故障明けであり、メジャー挑戦1年目に臨む城島は最初から代表に選出されなかった。 その後も契約交渉の難航により参加が揺れ動いた選手や、体の不安や試合中の怪我による辞退者も出るなど、アジア予選(1次リーグ)の開始まで代表メンバーが確定できなかった。最終的に、メジャーリーガーからの参加者はイチローと大塚の2人だけにとどまることとなった(日本人選手の代表招集に伴う問題については後述)。

こうして多くの紆余曲折を経て編成された代表だが、代表の人選において志向されたのは2005年度のワールドシリーズで脚光を浴びた「スモールベースボール」であった。アメリカ合衆国やドミニカ共和国などの圧倒的パワー志向の野球に対抗するため、日本人らしい走ってつなぐ打線と堅い守備、投手力を軸とした野球である。

メジャー屈指の一番打者であるイチローと井口に代わる内野手のスタメン候補である川﨑宗則西岡剛や2005年度セ・リーグ首位打者青木宣親らが走ってつないだ僅少得点を、イチロー、福留孝介多村仁志らの好守と鉄壁の投手リレーで守り抜く戦い方を目指し、大会では彼らの実力が遺憾なく発揮された。

さらに、王監督は代表チームのスタイルを前述のスピード野球に加え、小笠原道大松中信彦ら日本球界を代表しなおかつ代表経験のある強打者も揃え、長打力に関してもアジアでトップクラスである点から、長打力も兼ね備えるという意味も込め「スピード&ストロング」と称した。大会でもホームランで得点する場面が度々みられた。

また、投手陣については大会独自のルールであった投球数制限に備えた編成がなされた。それが「先発投手二人体制」である。先発投手を上原浩治松坂大輔渡辺俊介の三人で固定し、その後を清水直行和田毅杉内俊哉が「第二の先発」として登板。さらにそのあとを球界を代表する中継ぎ投手である石井弘寿(東京ヤクルト・2次リーグから故障により離脱)、藤川球児藤田宗一薮田安彦らがセットアッパーとして登板し、クローザーの大塚へと繋ぐ継投を取る。このような投手編成は好投手を次々に投入できるという利点をもたらした。キューバが好投手を投球数制限ルールによって使い果たして優勝を逃したことと対照的である。

また、代表に最も多く選出された球団は2005シーズンで日本一・アジア優勝を達成した千葉ロッテの8選手で、先発投手が3人(清水、渡辺俊、小林宏之)、中継ぎ投手が2人(藤田、薮田)、捕手1人(里崎智也)、内野手2人(西岡、今江敏晃)が選出された。

なお、この大会は国際野球連盟の主催大会ではない(承認大会)ことから、全日本野球会議の代表派遣事業とならなかった。よって他の国際野球連盟主催の大会で野球日本代表が着用するピンストライプのユニフォームではなく、この大会では赤や紺を大胆に配色した新しいユニフォームを着用した。

代表選考の過程および代表メンバーの変遷

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2005年
  • 11月28日 王貞治監督が松井秀喜を4番に据える構想を明らかに。他のメジャーリーガーでは、イチロー、井口資仁、大塚晶則に出場を打診したことを改めて明かした。
  • 12月9日 29人のメンバーを発表。参加への態度を保留中の松井を除いた29選手には、イチロー、井口、大塚らが名を連ね、日本一・アジア優勝のロッテからは5投手を含む12球団最多の8人が選出された。故障明けであり、初の捕手として大リーグに挑戦する城島健司やアテネ五輪代表キャプテンの宮本慎也らがメンバーから外れた。松井について王監督は「(アメリカ合衆国での本戦には)100%出てくれるものだと思っている」と発言。
  • 12月27日 松井が出場辞退の意思を正式に表明。松井は都内で王監督と直接会って2時間ほど食事を共にし、取材に応じた王監督は「彼にも彼なりの理由はあるだろうし私も納得している」と述べた。またこの日午前、ヤンキース広報部を通じて談話を発表し、この中で辞退の理由について、WBCと開幕準備の両立は難しいと述べた。
  • 同日 阿部慎之助が右肩痛の不安を理由に出場を辞退し、代わりに相川亮二を選出。
2006年
  • 1月6日 プロ野球のコミッショナー事務局が、松井の代わりとして出場を打診されていた福留孝介について、日本代表入りを受諾したと発表し、日本代表全30選手が確定した。
  • 同日 井口が、自主トレーニング中の沖縄県内で出場辞退を表明。井口は会見にて辞退の理由として「(2年目のシーズンなので)キャンプでアピールしないといけない」と話し、大塚について「辞退することになるだろう」との見解を示した。
  • 同日 石井弘寿がポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を実現するため、法的手段を検討していることを明らかにし、状況次第によっては辞退することを示唆。
  • 1月12日 辞退した井口の代替選手として宮本を選出。出場を要請していた荒木雅博が体調面の不安を理由に辞退したため。
  • 1月13日 大塚本人が参加承諾書にサインしながら移籍先のレンジャーズ側が難色を示したことについて、MLB、MLB選手会の間で問題になっていたが、最終的には「本人の意思を尊重する」とする取り決めに従うことで落着した。メジャーリーグ入りを希望して契約更改交渉でもめていた石井弘も正式に出場を表明し、ここにWBC日本代表30人が確定した。
  • 1月18日(現地時間1月17日) 第1次エントリーが締め切られる。第1次エントリーでは各チーム最大60人までの登録が可能となっており、小林雅英ら24人が故障に備えるための予備登録メンバーとして登録された。
  • 1月19日(現地時間1月18日) メジャーリーグ機構がキューバを除く各国代表候補選手(1次登録メンバー)を発表。予備登録メンバーの概要がはじめて明らかに。日本プロ野球組織はサブメンバーである予備登録メンバーまで公表されたことに遺憾の意を示すとともに、「外れた選手は何も劣っているわけではない」と釈明した。
  • 2月25日 24日に行われた12球団選抜との壮行試合の際、大村直之の打球を受け降板した黒田博樹が、右手人さし指打撲と診断され、代表を辞退。代わって久保田智之が選出された。
  • 3月10日 1次リーグに出場した石井弘が左肩の違和感を訴えたために代表を離脱。代わって馬原孝浩が代表入り。 

試合結果

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アサヒスーパードライ チャレンジ 2006 WBC 日本代表エキシビションゲーム

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2月24日

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開始:19:04、試合時間:2時間23分、観客:11,582人 福岡 Yahoo! JAPANドーム[1]

日本   7 - 0 12球団選抜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
12球団選抜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1
  日本 2 5 0 0 0 0 0 0 X 7 8 0
  1. 選:ダルビッシュ三井一場涌井山口久保田 - 髙橋細川藤井
  2. 日:上原清水黒田大塚薮田 - 里崎相川
  3. 勝利上原  
  4. 敗戦ダルビッシュ  
12球団選抜戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [三] 岩村明憲
4 [指] 松中信彦
5 [中] 福留孝介
6 [左] 多村仁志
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 上原浩治

2月25日

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開始:19:08、試合時間:2時間50分、観客:18,714人 福岡 Yahoo! JAPANドーム[2]

日本   3 - 4 12球団選抜
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
12球団選抜 0 0 1 3 0 0 0 0 0 4 7 2
  日本 1 0 0 0 0 1 0 1 0 3 7 0
  1. 選:野間口朝倉土肥永川五十嵐 - 細川藤井
  2. 日:松坂藤田和田藤川石井弘 - 谷繁里崎
  3. 勝利野間口  
  4. セーブ  
  5. 敗戦松坂  
  6. 本塁打
    選:村田1号(4回3ラン 松坂)
12球団選抜戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [遊] 川崎宗則
3 [左] 和田一浩
4 [指] 松中信彦
5 [一] 新井貴浩
6 [三] 今江敏晃
7 [二] 宮本慎也
8 [捕] 谷繁元信
9 [中] 青木宣親
投手 松坂大輔

2月26日

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開始19:03、試合時間:2時間45分、観客:14,427人 福岡 Yahoo! JAPANドーム[3]

日本   5 - 1 千葉ロッテマリーンズ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 7 0
  日本 1 1 0 1 2 0 0 0 X 5 15 1
  1. ロ:小野久保小林雅高木小宮山戸部川井 - 橋本
  2. 日:渡辺俊杉内大塚 - 相川里崎
  3. 勝利渡辺俊  
  4. 敗戦小野  
  5. 本塁打
    日:小笠原1号(5回ソロ 小林雅)
ロッテ戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 金城龍彦
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [一] 小笠原道大
7 [三] 今江敏晃
8 [捕] 相川亮二
9 [遊] 川崎宗則
投手 渡辺俊介

アサヒスーパードライ チャレンジ エキシビションゲーム

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3月1日

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開始:19:07、試合時間:2時間53分、観客:12,611人 東京ドーム[4]

日本   2 - 0 読売ジャイアンツ
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
巨人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
  日本 1 1 0 0 0 0 0 0 X 2 11 0
  1. 巨:パウエル鴨志田内海西村 - 村田
  2. 日:松坂清水小林宏久保田薮田石井弘 - 里崎谷繁相川
  3. 勝利松坂  
  4. セーブ石井弘  
  5. 敗戦パウエル  
巨人戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [三] 岩村明憲
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 松坂大輔

WBC日本代表 練習試合

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3月8日

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開始19:05、試合時間:2時間19分、観客:2,086人) ピオリアスタジアム

シアトル・マリナーズ 5 - 6   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  日本 0 3 0 0 1 0 0 2 0 6
マリナーズ 0 0 0 0 0 0 2 0 3 5
  1. 日:上原清水久保田 - 谷繁里崎
  2. マ:ブラックリー、グリーン、バーバ、ヘベロ、プルト - クレメント、ジョンソン
  3. 勝利上原  
  4. 敗戦:ブラックリー  
  5. 本塁打
    マ:ペタジーニ(9回3ラン 久保田)

3月9日

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開始19:05、試合時間:2時間34分、観客:2,871人 サプライズスタジアム

テキサス・レンジャーズ 8 - 4   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  日本 1 0 0 0 0 0 0 1 2 4
レンジャーズ 0 0 1 0 1 2 4 0 X 8
  1. 日:松坂和田小林宏藤川 - 里崎相川
  2. レ:ディッキー、ダンクス、フェルドマン、ラミレス、レスター - バーク、トジュエスニャク
  3. 勝利:ダンクス  
  4. 敗戦和田  

3月10日

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開始:19:05、試合時間:2時間54分、観客:912人 メアリーベールボールパーク

ミルウォーキー・ブルワーズ 5 - 4   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  日本 0 1 0 0 0 2 0 0 1 4
ブルワーズ 0 0 0 1 0 2 1 1 X 5
  1. 日:渡辺俊杉内薮田藤田大塚久保田 - 里崎谷繁
  2. ブ:D.デービス、ビジャヌエバ、デマリア、ガジャルド、ロドリゲス - モーラー、ロッティーノ
  3. 勝利:ガジャルド  
  4. セーブ:ロドリゲス  
  5. 敗戦藤田  
  6. 本塁打
    日:小笠原(2回ソロ D.デービス)、多村(6回ソロ デマリア)、福留(6回ソロ デマリア)
    ブ:フィルダー(6回2ラン 杉内)

第1ラウンド

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3月3日

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開始18:38、試合時間:3時間4分、観客:15,869人 東京ドーム[5]

中華人民共和国   2 - 18   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 R H E
  日本 0 1 1 0 4 3 2 7 18 15 0
  中華人民共和国 0 0 0 2 0 0 0 0 2 7 4
  1. 日:上原清水 - 里崎
  2. 中:李晨浩趙全勝卜濤徐錚李帥李宏瑞黄権 - 王偉
  3. 勝利上原  
  4. セーブ清水  
  5. 敗戦趙全勝  
  6. 本塁打
    日:西岡1号(5回3ラン 趙全勝)、福留1号(5回ソロ 趙全勝)、多村1号(7回2ラン 徐錚)
    中:王偉1号(4回2ラン 上原)
中華人民共和国戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [三] 岩村明憲
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 上原浩治

3月4日

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開始:18:04、試合時間:3時間10分、観客:31,047人 東京ドーム[6]

  チャイニーズタイペイ 3 - 14   日本
  1 2 3 4 5 6 7 R H E
  日本 3 1 1 0 6 1 2 14 15 0
  チャイニーズタイペイ 0 1 0 0 0 2 0 3 7 0
  1. 日:松坂薮田小林宏藤川 - 里崎相川
  2. 台:許竹見陽耀勲蔡英峰許文雄増菘瑋黄俊中郭泓志陽建福 - 葉君璋陳峰民
  3. 勝利松坂  
  4. 敗戦許竹見  
  5. 本塁打
    日:多村2号(1回3ラン 許竹見)
チャイニーズタイペイ戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [三] 岩村明憲
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 松坂大輔

3月5日

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開始18:08、試合時間:3時間2分、観客:40,353人 東京ドーム[7]

日本   2 - 3   韓国
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  韓国 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3 5 0
  日本 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0
  1. 韓:金善宇奉重根裵英洙具臺晟朴賛浩 - 趙寅成
  2. 日:渡辺俊藤田杉内石井弘藤川大塚 - 里崎
  3. 勝利具臺晟  
  4. セーブ朴賛浩  
  5. 敗戦石井弘  
  6. 本塁打
    韓:李承燁3号(8回2ラン 石井)
    日:川崎1号(2回ソロ 金善宇)
韓国戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [三] 岩村明憲
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 渡辺俊介

第2ラウンド

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3月12日

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開始13:00、試合時間:3時間9分、観客:32,896人 エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム[8]

アメリカ合衆国   4 - 3   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本 1 2 0 0 0 0 0 0 0 3 8 2
  アメリカ合衆国 0 1 0 0 0 2 0 0 1X 4 12 0
  1. 日:上原清水藤田薮田藤川 - 谷繁里崎
  2. 米:ピービーシールズT・ジョーンズフエンテスネイサンリッジ - シュナイダーバレット
  3. 勝利リッジ  
  4. 敗戦藤川  
  5. 本塁打
    日:イチロー1号(1回ソロ ピーピー)
    米:C・ジョーンズ2号(2回ソロ 上原)、リー3号(6回2ラン 清水)
アメリカ合衆国戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [左] 多村仁志
4 [指] 松中信彦
5 [中] 福留孝介
6 [三] 岩村明憲
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 谷繁元信
9 [遊] 川崎宗則
投手 上原浩治

3月14日

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開始:16:00、試合時間:2時間36分、観客:16,591人 エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム[9]

メキシコ   1 - 6   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本 0 0 0 4 1 0 0 0 1 6 12 2
  メキシコ 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 3 2
  1. 日:松坂和田薮田大塚 - 里崎
  2. メ:ロアイザレイエスオルテガオスナアヤラ - オヘーダ
  3. 勝利松坂  
  4. 敗戦ロアイザ  
  5. 本塁打
    日:里崎1号(4回2ラン ロアイザ)
    メ:オヘーダ1号(8回ソロ 薮田)
メキシコ戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [三] 岩村明憲
6 [左] 多村仁志
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 松坂大輔

3月15日

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開始19:00、試合時間:2時間44分、観客:39,679人 エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム[10]

日本   1 - 2   韓国
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  韓国 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 3 0
  日本 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0
  1. 韓:朴賛浩全炳斗金炳賢具臺晟呉昇桓 - 趙寅成
  2. 日:渡辺俊杉内藤川大塚 - 里崎
  3. 勝利金炳賢  
  4. セーブ呉昇桓  
  5. 敗戦杉内  
  6. 本塁打
    日:西岡2号(9回ソロ 具臺晟)
韓国戦オーダー
1 [右] イチロー
2 [二] 西岡剛
3 [中] 福留孝介
4 [指] 松中信彦
5 [三] 岩村明憲
6 [左] 多村仁志
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 渡辺俊介

準決勝

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3月18日

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開始:19:00、試合時間:2時間40分(中断45分)、観客:42,639人 ペトコ・パーク[11]

韓国   0 - 6   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本 0 0 0 0 0 0 5 1 0 6 11 0
  韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0
  1. 日:上原薮田大塚 - 里崎
  2. 韓:徐在応全炳斗金炳賢奉重根孫敏漢裵英洙呉昇桓 - 趙寅成陳甲龍
  3. 勝利上原  
  4. 敗戦全炳斗  
  5. 本塁打
    日:福留2号(7回2ラン 金炳賢)、多村3号(8回ソロ 裵英洙)
韓国戦オーダー
1 [中] 青木宣親
2 [二] 西岡剛
3 [右] イチロー
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [三] 今江敏晃
7 [一] 小笠原道大
8 [捕] 里崎智也
9 [遊] 川崎宗則
投手 上原浩治

決勝

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3月20日

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開始:18:00、試合時間:3時間40分、観客:42,696人 ペトコ・パーク[12]

キューバ   6 - 10   日本
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  日本 4 0 0 0 2 0 0 0 4 10 10 3
  キューバ 1 0 0 0 0 2 0 2 1 6 11 1
  1. 日:松坂渡辺俊藤田大塚 - 里崎
  2. キ:ロメロオデリンN・ゴンサレスペドロソパルママヤY・ゴンサレスマルティネス - ペスタノ
  3. 勝利松坂  
  4. セーブ大塚  
  5. 敗戦ロメロ  
  6. 本塁打
    キ:パレ1号(1回ソロ 松坂)、セペダ2号(8回2ラン 藤田)
キューバ戦オーダー
1 [遊] 川崎宗則
2 [二] 西岡剛
3 [右] イチロー
4 [指] 松中信彦
5 [左] 多村仁志
6 [捕] 里崎智也
7 [一] 小笠原道大
8 [三] 今江敏晃
9 [中] 青木宣親
投手 松坂大輔

代表メンバー

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背番号 氏名 英語表記 所属球団 備考
監督 89 王貞治 Sadaharu Oh   福岡ソフトバンクホークス監督
コーチ 86 鹿取義隆 Yoshitaka Katori 投手コーチ
84 武田一浩 Kazuhiro Takeda 投手コーチ
87 大島康徳 Yasunori Oshima 打撃コーチ
85 辻発彦 Hatsuhiko Tsuji 内野守備走塁コーチ
88 弘田澄男 Sumio Hirota 外野守備走塁コーチ
投手 11 清水直行 Naoyuki Shimizu   千葉ロッテマリーンズ
12 藤田宗一 Soichi Fujita   千葉ロッテマリーンズ
15 黒田博樹 Hiroki Kuroda   広島東洋カープ 2月25日に負傷離脱[13]
15 久保田智之 Tomoyuki Kubota   阪神タイガース 黒田に代わり追加招集
18 松坂大輔 Daisuke Matsuzaka   西武ライオンズ
19 上原浩治 Koji Uehara   読売ジャイアンツ
20 薮田安彦 Yasuhiko Yabuta   千葉ロッテマリーンズ
21 和田毅 Tsuyoshi Wada   福岡ソフトバンクホークス
24 藤川球児 Kyuji Fujikawa   阪神タイガース
31 渡辺俊介 Shunsuke Watanabe   千葉ロッテマリーンズ
40 大塚晶則 Akinori Otsuka   テキサス・レンジャーズ
41 小林宏之 Hiroyuki Kobayashi   千葉ロッテマリーンズ
47 杉内俊哉 Toshiya Sugiuchi   福岡ソフトバンクホークス
61 石井弘寿 Hirotoshi Ishii   東京ヤクルトスワローズ 2次リーグ前に負傷離脱
61 馬原孝浩 Takahiro Mahara   福岡ソフトバンクホークス 石井に代わり追加招集
捕手 22 里崎智也 Tomoya Satozaki   千葉ロッテマリーンズ
27 谷繁元信 Motonobu Tanishige   中日ドラゴンズ
59 相川亮二 Ryoji Aikawa   横浜ベイスターズ
内野手 1 岩村明憲 Akinori Iwamura   東京ヤクルトスワローズ
2 小笠原道大 Michihiro Ogasawara   北海道日本ハムファイターズ
3 松中信彦 Nobuhiko Matsunaka   福岡ソフトバンクホークス
7 西岡剛 Tsuyoshi Nishioka   千葉ロッテマリーンズ
8 今江敏晃 Toshiaki Imae   千葉ロッテマリーンズ
10 宮本慎也 Shinya Miyamoto   東京ヤクルトスワローズ
25 新井貴浩 Takahiro Arai   広島東洋カープ
52 川﨑宗則 Munenori Kawasaki   福岡ソフトバンクホークス
外野手 5 和田一浩 Kazuhiro Wada   西武ライオンズ
6 多村仁志 Hitoshi Tamura   横浜ベイスターズ
9 金城龍彦 Tatsuhiko Kinjoh   横浜ベイスターズ
17 福留孝介 Kosuke Fukudome   中日ドラゴンズ
23 青木宣親 Norichika Aoki   東京ヤクルトスワローズ
51 イチロー Ichiro Suzuki   シアトル・マリナーズ

辞退選手

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1次候補選手としてリストアップされたが辞退
ポジション 氏名 英語表記 所属球団 辞退理由
捕手 阿部慎之助 Shinnosuke Abe   読売ジャイアンツ 右肩痛の不安
内野手 井口資仁 Tadahito Iguchi   シカゴ・ホワイトソックス シーズンに専念するため
荒木雅博 Masahiro Araki   中日ドラゴンズ 体調面の不安
外野手 松井秀喜 Hideki Matsui   ニューヨーク・ヤンキース シーズンに専念するため

予備登録選手

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選手名 所属等 備考
投手 小林雅英   千葉ロッテマリーンズ
馬原孝浩   福岡ソフトバンクホークス 後に代表入り
西口文也   西武ライオンズ
大久保勝信   オリックス・バファローズ
安藤優也   阪神タイガース
久保田智之   阪神タイガース 後に代表入り
三浦大輔   横浜ベイスターズ
藤井秀悟   東京ヤクルトスワローズ
豊田清   読売ジャイアンツ
林昌範   読売ジャイアンツ
捕手 細川亨   西武ライオンズ
的山哲也   オリックス・バファローズ
内野手 福浦和也   千葉ロッテマリーンズ
中島裕之   西武ライオンズ
鳥谷敬   阪神タイガース
藤本敦士   阪神タイガース
村田修一   横浜ベイスターズ
二岡智宏   読売ジャイアンツ
仁志敏久   読売ジャイアンツ
外野手 サブロー   千葉ロッテマリーンズ
赤田将吾   西武ライオンズ
稲葉篤紀   北海道日本ハムファイターズ
清水隆行   読売ジャイアンツ
嶋重宣   広島東洋カープ

受賞・受章

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脚注

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  1. ^ アサヒスーパードライ チャレンジ 2006 WBC 日本代表エキシビションゲーム 日本 vs 12球団選抜”. 日本野球機構 (2006年2月24日). 2006年2月24日閲覧。
  2. ^ アサヒスーパードライ チャレンジ 2006 WBC 日本代表エキシビションゲーム 日本 vs 12球団選抜”. 日本野球機構 (2006年2月25日). 2006年2月25日閲覧。
  3. ^ アサヒスーパードライ チャレンジ 2006 WBC 日本代表エキシビションゲーム 日本 vs 千葉ロッテマリーンズ”. 日本野球機構 (2006年2月26日). 2006年2月26日閲覧。
  4. ^ アサヒスーパードライ チャレンジ エキシビションゲーム 日本 vs 読売ジャイアンツ”. 日本野球機構 (2006年3月1日). 2006年3月1日閲覧。
  5. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 中国 vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月3日). 2006年3月3日閲覧。
  6. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC チャイニーズタイペイ vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月4日). 2006年3月4日閲覧。
  7. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本 vs 韓国”. 日本野球機構 (2006年3月5日). 2006年3月5日閲覧。
  8. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC アメリカ vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月12日). 2006年3月12日閲覧。
  9. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC メキシコ vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月14日). 2006年3月14日閲覧。
  10. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 日本 vs 韓国”. 日本野球機構 (2006年3月15日). 2006年3月15日閲覧。
  11. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC 韓国 vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月18日). 2006年3月18日閲覧。
  12. ^ 2006 WORLD BASEBALL CLASSIC キューバ vs 日本”. 日本野球機構 (2006年3月20日). 2006年3月20日閲覧。
  13. ^ 日本代表メンバー”. 日本野球機構 (2006年3月10日). 2023年1月29日閲覧。

外部リンク

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