1980年の日本ハムファイターズ
1980年の日本ハムファイターズ(1980ねんのにっぽんハムファイターズ)では、1980年の日本ハムファイターズの動向をまとめる。
1980年の日本ハムファイターズ | |
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成績 | |
パシフィック・リーグ3位 年間3位:66勝53敗11分 勝率.555 前期2位:33勝28敗4分 勝率.541 後期2位:33勝25敗7分 勝率.569 | |
本拠地 | |
都市 | 東京都文京区 |
後楽園球場 | |
球団組織 | |
オーナー | 大社義規 |
経営母体 | 日本ハム |
監督 | 大沢啓二 |
« 1979 1981 » |
このシーズンの日本ハムファイターズは、大沢啓二監督の5年目のシーズンである。
概要
編集前年7年ぶりのシーズン勝ち越しを果たしたチームは、新戦力としてトミー・クルーズとトニー・ソレイタを獲得するなど打線の大幅な改造に着手した。先発陣ではダブル高橋(高橋直樹・高橋一三)、間柴茂有などに加えて前年ドラフト1位の木田勇が入団して層が厚くなり、打線では東映末期から正捕手だった加藤俊夫の衰えもあって大宮龍男が2番手捕手として台頭するなど世代交代の兆しが見え始めた。クルーズ・ソレイタの両外国人につられるように打線も開幕から打ちまくり、投手陣ではルーキーの木田が22勝をあげて最多勝・新人王を獲得したほか、MVPも受賞。このほかにもダブル高橋や間柴なども例年通りの活躍を見せた。打撃陣では両外国人以外にも不動の4番・柏原純一や島田誠、古屋英夫など日本人野手も活躍するなど、投打が充実した1年だった。チームは前期・後期ともに近鉄・ロッテと激しく優勝を争い、後期は西武も優勝戦線に加わるなど大激戦だった。10月7日の近鉄との最終戦に勝てば後期優勝だったが木田が打たれて近鉄の軍門に下り、残り試合を全勝した近鉄にも抜かれ後期2位に終わり、通算3位で終了した(勝率は優勝の近鉄と2厘差)。オフにエース高橋直樹を放出して広島から守護神・江夏豊を獲得した。
チーム成績
編集レギュラーシーズン
編集1 | 中 | 島田誠 |
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2 | 左 | 富田勝 |
3 | 右 | クルーズ |
4 | 一 | 柏原純一 |
5 | 指 | ソレイタ |
6 | 三 | 古屋英夫 |
7 | 捕 | 大宮龍男 |
8 | 遊 | 高代延博 |
9 | 二 | 菅野光夫 |
投手 | 高橋一三 |
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順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 近鉄バファローズ | 68 | 54 | 8 | .5574 | 優勝 |
2位 | ロッテオリオンズ | 64 | 51 | 15 | .5565 | 0.5 |
3位 | 日本ハムファイターズ | 66 | 53 | 11 | .555 | 0.5 |
4位 | 西武ライオンズ | 62 | 64 | 4 | .492 | 8.0 |
5位 | 阪急ブレーブス | 58 | 67 | 5 | .464 | 11.5 |
6位 | 南海ホークス | 48 | 77 | 5 | .384 | 21.5 |
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
オールスターゲーム1980
編集→詳細は「1980年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
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できごと
編集この節の加筆が望まれています。 |
選手・スタッフ
編集表彰選手
編集リーグ・リーダー | |||
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選手名 | タイトル | 成績 | 回数 |
木田勇 | 最優秀選手 | 初受賞 | |
新人王 | |||
最優秀防御率 | 2.28 | 初受賞 | |
最多勝利 | 22勝 | 初受賞 | |
最多奪三振 | 225個 | 初受賞 | |
最高勝率 | .733 | 初受賞 |
ベストナイン | ||
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選手名 | ポジション | 回数 |
木田勇 | 投手 | 初受賞 |
高代延博 | 遊撃手 | 初受賞 |
ダイヤモンドグラブ賞 | ||
選手名 | ポジション | 回数 |
木田勇 | 投手 | 初受賞 |
ドラフト
編集→詳細は「1980年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 結果 |
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1位 | 高山郁夫 | 投手 | 秋田商業高 | 拒否・プリンスホテル入社 |
2位 | 金城博和 | 外野手 | 興南高 | 入団 |
3位 | 木村孝 | 外野手 | 近畿大学 | 入団 |
4位 | 清水信明 | 捕手 | 東京農業大学第二高 | 入団 |
出典
編集- ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7。