香綾しずる
香綾 しずる(かりょう しずる、11月15日[1] - )は、元宝塚歌劇団雪組の男役スター[1][2]。
かりょう しずる 香綾 しずる | |
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生年月日 | 11月15日 |
出身地 | 山口県周南市 |
身長 | 171cm |
血液型 | B型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2004年 - 2017年 |
活動内容 |
2004年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2017年:宝塚歌劇団退団 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ドン・ジュアン』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
山口県周南市[3][1]、県立徳山高等学校出身[1]。身長171cm[1]。血液型B型[4]。愛称は「がおり」[3][5]。
来歴
編集2004年、宝塚歌劇団に90期生として入団[3][5]。雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」で初舞台[3][2]。その後、雪組に配属[2][3]。
2009年、白羽ゆり退団公演となる「ZORRO 仮面のメサイア」で、新人公演初主演[5][1][2]。入団6年目での抜擢となった[1]。
2017年7月23日、早霧せいな・咲妃みゆトップコンビ退団公演となる「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
退団後は一般社団法人・日本アジア青年交流協会に勤務、現在は常務理事を務めている[6]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集- 2004年4 - 7月、雪組『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』
雪組時代
編集- 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4 - 5月、『さすらいの果てに』(バウホール) - カーメス
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - 新人公演:ヘルマン(本役:緒月遠麻)『ワンダーランド』
- 2005年11月、『銀の狼』『ワンダーランド』(全国ツアー)
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 新人公演:ラサール(本役:凰稀かなめ)
- 2006年6月、『やらずの雨』(バウホール) - 近藤/時次郎
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - 新人公演:エミール(本役:沙央くらま)『タランテラ!』
- 2007年2月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使、新人公演:シュテファン・カロリィ(本役:沙央くらま)
- 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - アンディ
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - 新人公演:フィラント(本役:音月桂)『ミロワール』[1]
- 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール) - ロイ・ソーントン
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - 新人公演:ロジャー(本役:凰稀かなめ)
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウホール・日本青年館) - 羽村
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - ミゲル伍長、新人公演:ドン・ディエゴ/ゾロ(本役:水夏希) 新人公演初主演[2][5][1]
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - イワン・バルスコフ、新人公演:ニコライ・エジェフ(本役:未来優希)『RIO DE BRAVO!!(リオ デ ブラボー)』
- 2009年11 - 12月、『雪景色』(バウホール・日本青年館) - 伊勢屋藤右衛門/喜多八/朽木源左衛門
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - ゴーダン、新人公演:アンドレ・ポルリノ(本役:音月桂)『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - 街の男、新人公演:リオン(本役:音月桂)『ロック・オン!』
- 2010年10 - 11月、『オネーギンEvgeny Onegin』(日本青年館・バウホール) - アンドレイ・グレーミン公爵
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:ベンヴォーリオ(本役:未涼亜希)[2]
- 2011年4 - 5月、『黒い瞳』 - マクシームィチ伍長『ロック・オン!』(全国ツアー)
- 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場) - ジョンソン
- 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - 看守フェルゼン/ルイ16世『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
- 2011年12 - 2012年1月、『Samourai』(ドラマシティ・日本青年館) - チプリアニ
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - ルイ・ゴメス・デ・シルバ『Shining Rhythm!』[5]
- 2012年7 - 8月、『フットルース』(梅田芸術劇場・博多座) - ロニ副校長/ボブ
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-』 - 近藤勇『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『若き日の唄は忘れじ』 - 加治織部正『Shining Rhythm!』(中日劇場)
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - シャロン
- 2013年8 - 9月、『若き日の唄は忘れじ』 - 加治織部正『ナルシス・ノアールII』(全国ツアー)
- 2013年11 - 2014年2月、『Shall we ダンス?』 - アーカム『CONGRATULATIONS 宝塚!!』
- 2014年3 - 4月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 藤屋
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - 庄司又左衛門『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10 - 11月、『パルムの僧院-美しき愛の囚人-』(バウホール) - モスカ伯爵
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - マクシミリアン・ロベスピエール『ファンシー・ガイ!』
- 2015年5 - 6月、『アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - ジョージ・モラン(バグズ)
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 鈴虫膳右衛門『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11月、『銀二貫』(バウホール) - 彦坂数馬/半兵衛/祝舞(鶴)
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 比留間伍兵衛/セバスチャン[2]
- 2016年6 - 7月、『ドン・ジュアン』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 騎士団長/亡霊
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - ナイジェル『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 徳川吉宗『Greatest HITS!』(中日劇場) 初エトワール
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 鬼島又兵衛『Dramatic “S”!』 退団公演[2]
出演イベント
編集- 2004年7月、TCAスペシャル・OGバージョン『ゴールデン・メモリーズ』(カゲコーラス)
- 2009年6月、第1回『マグノリアコンサート・ドゥ・タカラヅカ』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集関連書籍
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i プレシャス!宝塚 日刊スポーツ。
- ^ a b c d e f g h i Memories of 香綾しずる タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e f 第3回 香綾しずる(前篇) 海外で働きたい――ベトナムの日本語学校で叶えた、長年の夢。 私、元タカラジェンヌです。。
- ^ 『RISING STAR GUIDE 2012』阪急コミュニケーションズ、2012年、90-91頁。ISBN 978-4-484-12512-1。
- ^ a b c d e フェアリーインタビュー 雪組 香綾しずる ウィズたからづか。
- ^ “元宝塚・香綾しずるが歩む第二の人生「技能実習生の“家族”に」”. 読売新聞オンライン. (2023年5月19日) 2024年10月25日閲覧。
- ^ “早花まこが元タカラジェンヌの新たな挑戦に迫る書籍「すみれの花、また咲く頃」”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年12月27日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “「スパイダーマンになりたい」宝塚卒業間際にそう言い残した香綾しずるのセカンドキャリアとは? 『すみれの花、また咲く頃』試し読み”. Book Bang -ブックバン-. 新潮社 (2023年4月15日). 2024年10月22日閲覧。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。