宝塚バウホール
宝塚バウホール (たからづかバウホール)は、兵庫県宝塚市栄町にある劇場。阪急電鉄が運営し、宝塚歌劇団が小規模の公演を行っている。座席数は526席。
宝塚バウホール Takarazuka Bow Hall | |
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宝塚大劇場とバウホールの入り口 | |
情報 | |
通称 | バウホール |
完成 | 1978年3月18日 |
開館 | 1978年4月1日 |
開館公演 | 花組『ホフマン物語』[1] |
客席数 | 526 |
設備 | 売店・飲食店 |
用途 | 宝塚歌劇団の公演(特に新人) |
運営 | 株式会社宝塚舞台 |
所在地 |
〒665-8558 兵庫県宝塚市栄町一丁目1番57号 |
位置 | 北緯34度48分28.3秒 東経135度20分41.1秒 / 北緯34.807861度 東経135.344750度座標: 北緯34度48分28.3秒 東経135度20分41.1秒 / 北緯34.807861度 東経135.344750度 |
アクセス | 該当項目を参照 |
外部リンク | 宝塚歌劇団公式サイト 劇場案内 |
概要
編集1978年3月18日に竣工、同年4月1日に開場[1]。こけら落とし公演は『ホフマン物語』。バウ(bow:船首の意)という名称には「時代の先端を行く作品を作り出していきたい」という思いが込められている。
大劇場より規模が小さいため、各組の選抜メンバーによって作品が上演される。その主演には若手スターが起用されることが多い。そのため、バウホールでの主演は若手スターの登竜門の役割も担っている。演出家もバウホール作品でデビューしなければ、本公演でデビューすることはできないので、演出家にとっても登竜門である。
実験的な公演も試みることができ、複数名が主演するものや、一人芝居、ワークショップ、エンカレッジコンサート、リサイタルなど公演内容はバラエティに富んでいる。娘役が主演する場合もある。以前は、バウホール作品でも新人公演が行われたこともあった。
ステージは、プロセニアム形式。寸法は間口16メートル、奥行き14メートル、高さ6.9メートル。
迫りや廻り舞台のような大掛かりな舞台機構は無いが、舞台面に設置された3本のレールを使用して場面転換を行う。
オーケストラピットはなく、録音もしくは、小編成のピックアップメンバーによる 生演奏を舞台上にて行うこともある。
宝塚音楽学校の卒業公演もバウホールが使用される他、公演がない時には、貸ホールとして一般にも開放している。
関連商品
編集- 「BOW VOVAGE 20 〜宝塚バウホール20周年CD〜」(宝塚クリエイティブアーツ、1998年2月21日発売)
脚注
編集- ^ a b 桜木星子 (2008年1月7日). “多くのスターを育てた「宝塚バウホール」”. 宝塚ファン. All About. 2013年10月12日閲覧。