関西棋院賞
概要
編集毎年1月頃に行われる、関西棋院賞選考委員会によって受賞者が決定される。対象となる部門は以下の通り。
- 最優秀棋士賞 - 1年を通して最も活躍した棋士に贈られる。
- 利仙賞(敢闘賞)- 最優秀棋士に次ぐ活躍をした棋士に贈られる。賞名は本因坊利仙(関山利一)に由来する。
- 道玄賞(殊勲賞)- 利仙賞に準ずる賞。八段以下の棋士が対象となる。賞名は半田道玄に由来する。
- 新人賞 - 六段以下で、26歳未満または入段後3年以内の棋士が対象となる。複数回受賞することはできない。
- 連勝賞 - 1年間の最多連勝棋士に贈られる。
- 山野賞 - 囲碁普及に貢献した棋士に贈られる。
- 永井賞 - 30歳未満の、優れた活躍をした棋士に贈られる。
- 吉田賞 - 交流対局(対日本棋院棋士や国際棋戦での対局)で、最多勝利かつ10勝以上を収めた棋士に贈られる。
- 谷口賞 - 26歳未満の若手棋士に贈られる激励賞。第48回(2020年)に新設された。
受賞者一覧
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※受賞決定は翌年。
回 | 対象年 | 最優秀 棋士賞 |
利仙賞 (敢闘賞) |
道玄賞 (殊勲賞) |
新人賞 | 連勝賞 | 山野賞 | 永井賞 | 吉田賞 | 谷口賞 | 出 典 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第51回 | 2023年 (令和5年) |
余正麒 | 佐田篤史 | (該当無) | 表悠斗 | 今村俊也 大川拓也 今分太郎 |
堀田陽三 | 岩田紗絵加 | 余正麒 | 大川拓也 今分太郎 |
[1] | |
第50回 | 2022年 (令和4年) |
余正麒 | 苑田勇一 佐田篤史 |
小西和子 | 田中康湧 | 苑田勇一 髙嶋湧吾 田中康湧 |
星川拓海 | 西健伸 | 余正麒 | 辻篤仁 | [2] | |
第49回 | 2021年 (令和3年) |
余正麒 | 佐田篤史 | 瀬戸大樹 | 今分太郎 | (該当無) | 古谷裕 | 西健伸 | 余正麒 | 谷口徹 | [3] | |
第48回 | 2020年 (令和2年) |
余正麒 | 佐田篤史 | 瀬戸大樹 | 大川拓也 | 余正麒 | 飛田早紀 | 西健伸 | 余正麒 | 阿部良希 | [4] | |
第47回 | 2019年 (平成31年) |
村川大介 | 中野泰宏 佐田篤史 |
洪爽義 | 姜旼侯 | (該当無) | 稲葉かりん | 渡辺貢規 | 余正麒 | [5] | ||
第46回 | 2018年 (平成30年) |
村川大介 | 余正麒 | 藤井秀哉 | 原正和 | 坂井秀至 横田茂昭 |
藤原克也 | 西健伸 | 村川大介 余正麒 |
[6] | ||
第45回 | 2017年 (平成29年) |
余正麒 | 村川大介 | 瀬戸大樹 | 西健伸 | 洪爽義 | 田村千明 | 佐田篤史 | 余正麒 | [7] | ||
第44回 | 2016年 (平成28年) |
余正麒 | 村川大介 | 坂井秀至 | 谷口徹 | 呉柏毅 | 榊原史子 前田亮 |
呉柏毅 | 村川大介 余正麒 |
[8] | ||
第43回 | 2015年 (平成27年) |
余正麒 | 結城聡 | 瀬戸大樹 | 呉柏毅 | 尹春浩 | 今村俊也 | 佐田篤史 | 余正麒 | [9] | ||
第42回 | 2014年 (平成26年) |
村川大介 | 結城聡 | 余正麒 小西和子 |
渡辺貢規 | 佐田篤史 | 湯川光久 | 佐田篤史 | 村川大介 | [10] | ||
第41回 | 2013年 (平成25年) |
結城聡 | 村川大介 | 余正麒 | 佐田篤史 | 余正麒 | 清成哲也 | 河英一 | 結城聡 | [11] | ||
第40回 | 2012年 (平成24年) |
結城聡 | 村川大介 | 吉田美香 瀬戸大樹 |
尹春浩 | (該当無) | 石井茜 | 余正麒 | 結城聡 | [12] | ||
第39回 | 2011年 (平成23年) |
村川大介 | 結城聡 瀬戸大樹 |
坂井秀至 | 余正麒 | 苑田勇一 | 倉橋正行 | 石井茜 | 結城聡 | [13] | ||
第38回 | 2010年 (平成22年) |
坂井秀至 結城聡 |
村川大介 | 瀬戸大樹 | 高嶋武 | 村川大介 | 高原周二 | 余正麒 | 結城聡 | [14] | ||
回 | 対象年 | 最優秀 棋士賞 |
利仙賞 (敢闘賞) |
道玄賞 (殊勲賞) |
新人賞 | 連勝賞 | 山野賞 | 永井賞 | 吉田賞 | 谷口賞 | 出 典 |
脚注
編集- ^ “関西棋院の最優秀棋士賞に余正麒八段 4年連続7回目”. 産経ニュース (2024年1月26日). 2024年1月30日閲覧。
- ^ “「第50回関西棋院賞」選考結果のお知らせ”. 関西棋院 (2023年2月3日). 2023年2月26日閲覧。
- ^ “囲碁関西棋院 余正麒八段が2年連続最優秀棋士賞”. 産経ニュース (2022年1月28日). 2022年1月28日閲覧。
- ^ “無冠の関西勢、奮起の兆し…囲碁「関西棋院賞」の面々”. 産経ニュース (2021年2月21日). 2021年11月9日閲覧。
- ^ “「第47回関西棋院賞」選考結果のお知らせ”. 関西棋院 (2020年1月27日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “最優秀棋士に村川八段 関西棋院賞/囲碁”. SANSPO.COM サンスポ (2019年1月25日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “最優秀棋士賞に余七段 囲碁・関西棋院:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2018年2月15日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “囲碁:関西棋院賞 余正麒七段が2年連続最優秀棋士賞”. 毎日新聞 (2017年1月28日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “関西棋院賞・最優秀棋士賞に余正麒七段”. 産経新聞WEST (2016年1月22日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “囲碁、最優秀棋士に村川王座/関西棋院賞”. 四国新聞社 (2015年1月30日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “関西棋院賞 最優秀棋士に結城聡十段”. 産経新聞WEST (2014年1月17日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “関西棋院の最優秀棋士に結城聡九段”. 産経新聞WEST (2013年1月18日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “村川が初の最優秀棋士賞 関西棋院”. 朝日新聞デジタル (2012年1月31日). 2020年1月30日閲覧。
- ^ “最優秀棋士に坂井、結城/囲碁の関西棋院賞”. 四国新聞社 (2011年2月4日). 2020年1月30日閲覧。