鈴木塁人
鈴木 塁人(すずき たかと、1997年7月23日 - )は、千葉県柏市出身の陸上競技選手。専門は長距離種目。流通経済大学付属柏高等学校、青山学院大学総合文化政策学部総合文化政策学科卒業。GMOインターネットグループ陸上競技部所属。
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正面緑色のユニフォームを着た人物が鈴木塁人 | ||||
選手情報 | ||||
フルネーム | 鈴木 塁人 | |||
ラテン文字 | Takato SUZUKI | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離種目 | |||
所属 | GMOインターネットグループ陸上競技部 | |||
大学 | 青山学院大学 | |||
生年月日 | 1997年7月23日(27歳) | |||
生誕地 | ・千葉県柏市 | |||
身長 | 174cm | |||
体重 | 60kg | |||
自己ベスト | ||||
1500m | 3分55秒86(2016年) | |||
5000m | 13分29秒80(2022年) | |||
10000m | 28分13秒12(2020年) | |||
ハーフマラソン | 1時間01分45秒(2019年) | |||
編集 |
経歴
編集中学時代までは野球をしていたが、高校から陸上競技に転向。
2016年に青山学院大学に進学すると、5月の関東インカレ2部5000mでは先輩の田村和希を抑えて3位入賞。6月のアジアジュニア陸上競技選手権大会5000mでは優勝を果たす。10月の第28回出雲駅伝では1区に起用され[1]、トップと10秒差の区間5位でまとめ、チームの優勝に貢献した[2]。
大学2年時の第49回全日本大学駅伝では最終8区を担当し区間4位。第94回箱根駅伝では1区を務めトップと25秒差の区間5位でまとめ、チームの4連覇に貢献した[3]。
大学3年時の関東インカレ2部10000mでは日本人トップの4位入賞。第30回出雲駅伝では2区区間賞[4]、第50回全日本大学駅伝では3区区間3位[5]でともに優勝に貢献した。第95回箱根駅伝では最終10区を担当。区間2位の走りで東洋大をかわし2位に浮上したが、総合5連覇には届かなかった[6]。2月の香川丸亀国際ハーフマラソンでは日本人トップの4位に入った。
大学4年時は主将を務めた[7]。第51回全日本大学駅伝では4区区間7位に終わる[8]。第96回箱根駅伝では3区を担当、東京国際大学のイェゴン・ヴィンセントに先頭を明け渡したものの、従来の区間記録にあと6秒と迫る好タイムを記録。チームの往路優勝・総合優勝に貢献した[9][10]。
大学卒業後はSGホールディングスに所属。関西実業団駅伝では2020年・2021年と2年連続で6区区間賞・区間新記録を樹立している。2021年の日本選手権クロスカントリーでは5位入賞を果たした。
2024年9月にSGホールディングスを退社。翌月に青山学院大学時代の恩師原晋がEKIDENディレクターを務めるGMOインターネットグループへ加入したことが発表された[11][12]。
エピソード
編集2019年4月6日、TBSテレビ系列『オールスター感謝祭'19春』の「人馬対決・マイルリレー」に、飯田貴之・新号健志・生方敦也と共に出場。結果人間側(青学大陸上部員)が競走馬に勝利した[13][14]。
戦績
編集主な戦績
編集年 | 大会 | 種目(区間) | 順位 | 記録 | 備考 |
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2014 | 第19回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 5区(8.5km) | 8位 | 25分04秒 | 下田裕太を抜き去る |
2015 | 第68回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 | 1500m予選第4組 | DNS | ー | |
2015 | 第68回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 | 5000m予選第2組 | 2位 | 14分40秒80 | 決勝進出 |
2015 | 第68回全国高等学校総合体育大会陸上競技大会 | 5000m決勝 | 17位 | 14分51秒63 | スタート直後に転倒 |
2015 | 第3回全国高等学校陸上競技選抜大会 | 10000m決勝 | 5位 | 30分12秒26 | |
2015年 | 第66回全国高等学校駅伝競走大会 | 1区 | 12位 | 29分52秒 | |
2016年 | 第21回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 1区 | 16位 | 20分25秒 | |
2016年 | 日本選抜陸上和歌山大会 | 5000m | 4位 | 14分7秒55 | |
2016年 | 第95回関東学生陸上競技対校選手権大会 | 5000m(2部) | 3位 | 13分58秒48 | |
2016年 | 第17回アジアジュニア陸上競技選手権大会 | 5000m | 優勝 | 14分16秒42 | |
2016年 | 第28回出雲全日本大学選抜駅伝競走 | 1区 | 5位 | 23分33秒 | 総合優勝 |
2016年 | 第11回世田谷246ハーフマラソン | ハーフマラソン | 2位 | 1時間2分55秒 | |
2017年 | 第20回日本学生ハーフマラソン選手権大会 | ハーフマラソン | 659位 | 1時間11分48秒 | |
2017年 | 金栗記念選抜中・長距離熊本大会 | 5000m | 3組7位 | 14分14秒84 | |
2017年 | 兵庫リレーカーニバル | 10000m | 11位 | 28分44秒71 | |
2017年 | 第96回関東学生陸上競技対校選手権大会 | 5000m(2部) | 6位 | 14分09秒45 | |
2017年 | 第49回全日本大学駅伝対校選手権大会 | 8区 | 4位 | 59分08秒 | 総合3位 |
2018年 | 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走 | 1区 | 5位 | 1時間12分41秒 | 往路2位・総合4連覇達成 |
2018年 | 第23回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 | 7区 | 13位 | 38分35秒 | 総合3位 |
2018年 | 第97回関東学生陸上競技対校選手権大会 | 10000m(2部) | 4位 | 29分20秒84 | |
2018年 | 第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走 | 2区 | 区間賞 | 16分26秒 | 総合優勝 |
2018年 | 第50回全日本大学駅伝対校選手権大会 | 3区 | 3位 | 34分42秒 | 総合優勝 |
2019年 | 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走 | 10区 | 2位 | 1時間10分10秒 | 復路優勝・総合2位 |
2019年 | 第73回香川丸亀国際ハーフマラソン | ハーフマラソン | 4位 | 1時間01分45秒 | 日本人1位 |
大学駅伝成績
編集年度 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
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1年生 (2016年度) |
第28回 1区-区間5位 23分33秒 |
第48回 - - - 出場なし |
第93回 - - - 出場なし |
2年生 (2017年度) |
第29回 - - - 出場なし |
第49回 8区-区間4位 59分08秒 |
第94回 1区-区間5位 1時間02分41秒 |
3年生 (2018年度) |
第30回 2区-区間賞 30分08秒 |
第50回 3区-区間3位 34分42秒 |
第95回 10区-区間2位 1時間10分10秒 |
4年生 (2019年度) |
第31回 - - - 出場なし |
第51回 4区-区間7位 34分37秒 |
第96回 3区-区間4位 1時間01分32秒 |
自己記録
編集- 1500m・・・3分55秒86(2016年4月23日 日本体育大学長距離競技会)
- 5000m・・・13分29秒80(2022年5月4日 ゴールデンゲームズinのべおか)
- 10000m・・・28分13秒12(2020年7月18日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020千歳大会)
- ハーフマラソン・・・1時間01分45秒(2019年2月3日 第73回香川丸亀国際ハーフマラソン)
脚注
編集- ^ 神ってるぞ青山大作戦 1番バッターは鈴木塁人(日刊スポーツ・2019年10月10日掲載)
- ^ 第28回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果
- ^ 第94回箱根駅伝(2018)・圧倒的な層の厚さが生んだ4連覇。青山学院大学に入った「スイッチ」。(Number Web・2018年1月5日掲載)
- ^ 第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走・大会結果
- ^ 秩父宮賜杯 第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 成績表
- ^ 青学大、総合5連覇逃すも意地の復路V 3人区間賞(日刊スポーツ・2019年1月3日掲載)
- ^ 5年ぶりに箱根負けた青学大の新主将は鈴木塁人(スポーツ報知・2019年1月6日掲載)
- ^ 秩父宮賜杯 第51回全日本大学駅伝対抗選手権大会・大会結果
- ^ 箱根区間新「4」往路最多タイ 復路は58年「5」(日刊スポーツ・2020年1月3日)
- ^ 青学V「最弱」から「格好いい4年」厳しさで変化(日刊スポーツ・2020年1月4日)
- ^ “20年箱根駅伝優勝の青学大キャプテン鈴木塁人がGMOに移籍”. スポーツ報知. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “鈴木塁人がGMOインターネットグループに加入 「さらにスキルアップしていきたい」”. 月陸オンライン. 2024年10月11日閲覧。
- ^ ~あの名物企画が帰ってくる!~「オールスター感謝祭 '19春」で人馬対決が復活!(東京シティ競馬)
- ^ 新伝説・原監督率いる青学が競走馬と対決 TBSテレビ オールスター感謝祭'19春(JCCテレビすべて)
外部リンク
編集- 鈴木 塁人 | GMOインターネットグループ 陸上部
- 鈴木塁人 (@taka07238) - X(旧Twitter)