遥羽らら
遥羽 らら(はるは らら、5月31日[1] - )は、元宝塚歌劇団宙組の娘役スター[2][3]。
はるは らら 遥羽 らら | |
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生年月日 | 5月31日 |
出身地 | 日本 愛知県名古屋市 |
身長 | 164cm |
血液型 | A型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2012年 - |
活動内容 |
2012年:宝塚歌劇団入団 2013年:宙組配属 2021年:宝塚歌劇団退団 |
配偶者 | 既婚 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『バレンシアの熱い花』 『不滅の棘』 『パパ・アイ・ラブ・ユー』 『壮麗帝』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2010年、宝塚音楽学校入学。
2012年、宝塚歌劇団に98期生として入団[7][1]。入団時の成績は8番[7]。宙組公演「華やかなりし日々/クライマックス」で初舞台[7][3]。
高い身体能力と愛らしい容姿で注目を集め、2016年の「Shakespeare」で新人公演初ヒロイン[8][9]。
2017年、実咲凜音退団公演となる「王妃の館」で、2度目の新人公演ヒロイン[10]。
2018年の「不滅の棘」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[11][2]。
2020年の「壮麗帝」(ドラマシティ公演)でヒロイン[12][13]。当初は東上公演として上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大による公演延期を経て、ドラマシティのみでの振替公演となった[12][13]。
2021年9月26日、真風涼帆・潤花トップコンビ大劇場お披露目となる「シャーロック・ホームズ/Délicieux!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2][3]。
退団後の2022年に、自身のインスタグラムで結婚したことを発表[1]。
2023年には第一子を出産したことを報告した[14]。
人物
編集学生時代は陸上部に所属し、毎日のように走っていた[6]。
幼い頃からバレエを習い、将来は舞台に立つ仕事がしたいと思っていた[6]。宝塚のショーを観て、自分もあの華やかな舞台に立ちたいと願い、音楽学校受験を決意した[6]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集組まわり
編集宙組時代
編集- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『the WILD Meets the WILD』(バウホール) - アンジェラ・ノースブルック[2]
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - 新人公演:メイベル(本役:伶美うらら/純矢ちとせ)
- 2014年2 - 3月、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(ドラマシティ・日本青年館) - ユリー・シューマン
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 新人公演:四女(本役:愛白もあ)/小公女(本役:真みや涼子)
- 2014年9月、『SANCTUARY(サンクチュアリ)』(バウホール) - ミシェル
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - 新人公演:エグモント伯爵夫人(イザベル)(本役:伶美うらら)『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』
- 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - メイド(サラ)
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - 女官ターニ、新人公演:アムネリス(本役:伶美うらら)
- 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』『シトラスの風III』(全国ツアー)
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ハムネット、新人公演:アン・ハサウェイ(本役:実咲凜音)『HOT EYES!!』 新人公演初ヒロイン[9][2][3]
- 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - 女官ターニ
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜宙〜』(バウホール)
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 女官、新人公演:ヘレネ(本役:桜音れい)
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - シルヴィア『HOT EYES!!』(全国ツアー)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - プティ・ルイ、新人公演:桜井玲子(本役:実咲凜音)『VIVA! FESTA!』 新人公演ヒロイン[10]
- 2017年6月、『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』(バウホール) - シャーロット/街の女
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - 皇女タチアナ、新人公演:アリーナ・ロマノヴァ(本役:彩花まり)『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・日本青年館) - フリーダ・プルス/フリーダ・ムハ 東上初ヒロイン[11][2][3]
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ネフェルト、新人公演:ネフェルティティ(本役:澄輝さやと)/マラティアの女(本役:花音舞)『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 野狐『異人たちのルネサンス』 - イザベラ、新人公演:ルイーザ(本役:花音舞)
- 2019年1 - 2月、専科『パパ・アイ・ラブ・ユー』(バウホール) - ローズマリー・モーティマー
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - ポーラ[4][3]
- 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - アンジェリカ『NICE GUY!!』(全国ツアー)[4]
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - 藤乃『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - アレクサンドラ ヒロイン[12][13][2][3]
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - アレクセイ
- 2021年4月、『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』(東京建物 Brillia HALL) - アルマ・ミュラー
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - ハドスン夫人『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』 退団公演[2][3]
出演イベント
編集- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年7月、『宝塚巴里祭2018』[15]
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集TV出演
編集広告
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d 元タカラジェンヌの新婚生活を直撃!?【宝塚歌劇団OGリレー連載/遥羽ららさんvol.2】 Domani。
- ^ a b c d e f g h Memories of 遥羽らら タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e f g h ファンの皆様に伝えたいこと 元宝塚歌劇団・宙組娘役スター【遥羽らら】退団後、実家でのんびり。自分をみつめています!【元タカラジェンヌ特集!】 VoCE。
- ^ a b c d e 山岸利行 (2019年7月25日). “<華宝塚>キュートさも大人の色気も 遥羽らら(宙組)”. 東京新聞 2020年8月31日閲覧。
- ^ 『宝塚おとめ 2021年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、146頁。ISBN 978-4-86649-158-5。
- ^ a b c d e 『To The Future/宝塚GRAPH 2015年2月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、107頁。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 124.
- ^ 【宝塚】元タカラジェンヌ・遥羽ららさん&星南のぞみさんのビューティトーク CLASSY.
- ^ a b “瑠風輝 初主演に堂々演技、初々しく「ここに立っていることが奇跡」”. スポニチAnnex. (2016年1月19日) 2019年12月7日閲覧。
- ^ a b 村上久美子 (2017年2月21日). “宙組・留依蒔世が新人公演初主演「ほんとに緊張」”. 日刊スポーツ 2019年12月7日閲覧。
- ^ a b 橘涼香 (2018年1月26日). “不老不死の苦悩から浮かび上がる愛の尊さを描く愛月ひかる東上初主演作品! 宝塚宙組公演『不滅の棘』”. 宝塚ジャーナル 2019年12月7日閲覧。
- ^ a b c 宝塚宙組・桜木みなと外部劇場初主演作「壮麗帝」4か月半の時を経て待望の開幕! スポーツ報知。
- ^ a b c 宙組、桜木みなと主演「壮麗帝」開幕 コロナ禍で4カ月半遅れ デイリースポーツ。
- ^ 元宝塚宙組娘役の遥羽らら、第1子出産を報告「笑顔がたえない家庭を築いていけたら」 ORICON NEWS。
- ^ 宝塚巴里祭2018('18年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚歌劇団 宙組 星風(ほしかぜ)まどかさん、遥羽(はるは)ららさん、天(あま)彩(いろ)峰里(みねり)さんを起用 NEWSCAST。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。