蝉谷めぐ実
日本の小説家
蝉谷 めぐ実 (せみたに めぐみ、1992年 - ) は、日本の小説家。大阪府生まれ。
ペンネーム |
蝉谷 めぐ実 |
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誕生 |
1992年(31 - 32歳) 日本・大阪府 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学文学部 |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | 歴史小説・時代小説 |
主な受賞歴 |
小説野性時代新人賞(2020年) 日本歴史時代作家協会賞(2021年) 中山義秀文学賞(2021年) 野村胡堂文学賞(2022年) 吉川英治文学新人賞(2023年) 山田風太郎賞(2024年) |
デビュー作 | 『化け者心中』 |
略歴
編集早稲田大学文学部演劇映像コース専攻卒業、卒論テーマは文化文政時代の歌舞伎。広告代理店勤務を経て、早稲田大学で大学職員をしながら執筆活動をしている。
2020年3月、蝉谷魚ト(せみたに・とと)名義で投稿した[1]『化け者心中』で第11回小説野性時代新人賞を受賞し作家デビュー[2][3]。デビューに際し、現在の筆名に改めた。
受賞・候補歴
編集作品リスト
編集単行本
編集『化け物』シリーズ
編集- 『化け者心中』(KADOKAWA、2020年10月30日 / 角川文庫、2023年8月24日) ISBN 978-4041099858
- 『化け者手本』(KADOKAWA、2023年7月28日) ISBN 978-4041136362
その他
編集- 『おんなの女房』(KADOKAWA、2022年1月28日) ISBN 978-4041114421
- 『万両役者の扇』(新潮社、2024年5月) ISBN 978-4103556510
アンソロジー収録
編集- 「役者女房の紅」 - 『時代小説ザ・ベスト 2022』(日本文藝家協会編、集英社文庫、2022年6月)
- 「耳穴の虫」 - 『妖異幻怪 陰陽師・安倍晴明トリビュート』(夢枕獏ほか、文春文庫、2023年3月)
- 「凡凡衣裳」 - 『時代小説ザ・ベスト 2023』(日本文藝家協会編、集英社文庫、2023年7月)
- 初出:『小説新潮』2022年7月号(新潮社)
- 「飯の種」 - 『超短編! 大どんでん返し Special』(小学館文庫編集部編、小学館文庫、2023年12月)
- 「肉当て京伝」 - 『歴屍物語集成 畏怖』(天野純希ほか、中央公論新社、2024年4月)
雑誌掲載作品
編集- 小説
- 「犬饅頭」 - 『小説新潮』2022年4月号(新潮社)
- 「狛犬芸者」 - 『小説新潮』2023年1月号(新潮社)
- 「獄卒譚々」 - 『オール讀物』2023年8月号(文藝春秋)
- 「女房役者の板」 - 『小説新潮』2023年11月号(新潮社)
- 「地獄遅れ 獄卒譚々」 - 『オール讀物』2024年1月号(文藝春秋)
- エッセイ
出演
編集舞台
編集- なにげに文士劇2024 旗揚げ公演『放課後』(2024年11月16日、サンケイホールブリーゼ) - 宮坂恵美 役[9]
脚注
編集- ^ 小説野性時代新人賞 毎日新聞2020年4月15日夕刊 2021年11月15日閲覧
- ^ 野性時代新人賞受賞作『化け者心中』 刊行記念師弟対談 カドブン 2021年11月12日閲覧
- ^ 蝉谷めぐ実『化け者心中』刊行記念インタビュー カドブン 2021年11月12日閲覧
- ^ KADOKAWAプレスリリース 第11回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ 2022年10月21日閲覧
- ^ 第10回日本歴史時代作家協会賞 新人賞受賞 KADOKAWA公式ウェブサイト 2021年11月15日閲覧
- ^ 中山義秀文学賞に蝉谷めぐ実さん「化け者心中」 毎日新聞 2021年11月15日号 2021年11月15日閲覧
- ^ 日本作家クラブ 第10回 野村胡堂文学賞 決定! 2022年10月21日閲覧
- ^ KADOKAWA 第13回山田風太郎賞、候補作品決定! 2022年10月21日閲覧
- ^ “作家16名が学生服に身を包む、なにげに文士劇「放課後」ビジュアル&配役発表”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月2日). 2024年8月4日閲覧。
外部リンク
編集- 蝉谷めぐ実 (@megumi_semitani) - X(旧Twitter)
- 蝉谷めぐ実特設サイト - カドブン