小説トリッパー

日本の雑誌

小説トリッパー』(しょうせつトリッパー、小説TRIPPER)は、株式会社朝日新聞出版が発行する季刊小説誌[1]。3月、6月、9月、12月に発行されている[2]週刊朝日別冊という位置づけ[3]。毎年秋号で朝日時代小説大賞の発表が行われている[4]。2008年までは朝日新人文学賞の発表が行われていた[5]。季刊の小説誌には他に、新潮社の『yom yom』、河出書房新社の『文藝』がある。

小説トリッパー
刊行頻度 季刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 朝日新聞出版
刊行期間 1995年6月(1995年夏号) -
姉妹誌 週刊朝日
ウェブサイト publications.asahi.com/ecs/25.shtml
テンプレートを表示

1995年6月に創刊される[5][6]。誌名は、創刊時に糸井重里がネーミングした[7]2010年6月、表紙のリニューアルが行われる。表紙は高木こずえによる[8]

2015年6月、創刊20周年を記念してリニューアルが行われる[3][9]。2015年夏号は、創刊時の理念に立ち返るつもりで作られ、純文学大衆小説などジャンルを問わない20人の小説家による「20」をめぐる20の短編小説が掲載された[10][11]。ADは大島依提亜、本文デザインは田中久子による[12]

2019年春号掲載の今村夏子「むらさきのスカートの女」が、創刊史上初となる芥川龍之介賞受賞作となる。

週刊朝日本体は2023年6月に休刊となったが、本誌は引き続き「週刊朝日ムック」の扱いで発行されている。

脚注

編集

外部リンク

編集