蒼羽りく
日本の女優
蒼羽 りく(そらはね りく、10月13日[1] - )は、日本の女優[2]。元宝塚歌劇団宙組の男役スター[3][2]。
そらはね りく 蒼羽 りく | |
---|---|
生年月日 | 10月13日 |
出身地 | 日本 東京都府中市 |
身長 | 173cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2007年 - |
活動内容 |
2007年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2019年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ベルサイユのばら』 『エリザベート』 舞台 『美少女戦士セーラームーン』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2005年、宝塚音楽学校入学。
2007年、宝塚歌劇団に93期生として入団[6][5]。入団時の成績は3番[6]。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台[3]。その後、宙組に配属[6]。
2010年の「TRAFALGAR」で新人公演初主演[1][3]。入団4年目での抜擢となった[5]。
2012年、凰稀かなめ・実咲凜音トップコンビ大劇場お披露目となる「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」で、2度目の新人公演主演[3][5]。
2013年の「風と共に去りぬ」で3度目の新人公演主演[5][3]。レット・バトラーを演じ、新人公演を卒業[1][5]。
2019年7月21日、「オーシャンズ11」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3]。
退団後は舞台を中心に活動を続けている。
2021年に自身のインスタグラムで結婚したことを報告[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集宙組時代
編集- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』『宙 FANTASISTA!』
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - 新人公演:宮川喜一郎(本役:早霧せいな)『Passion 愛の旅』
- 2008年7月、『雨に唄えば』(梅田芸術劇場)
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - 新人公演:ケヴィン(本役:七帆ひかる)『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2 - 3月、『逆転裁判 -蘇る真実-』(バウホール・日本青年館) - ルイス
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - 新人公演:フランシス(本役:北翔海莉)『Amour それは…』
- 2009年8月、『大江山花伝』 - 春風『Apasionado!!II』(博多座)
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - カレル、新人公演:バーガー(本役:鳳翔大)
- 2010年3 - 4月、『シャングリラ-水之城-』(ドラマシティ・日本青年館) - 蒼
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - オーギュスト・バルモン、新人公演:ホレイショ・ネルソン(本役:大空祐飛)『ファンキー・サンシャイン』 新人公演初主演[3][5][1]
- 2010年9月、蘭寿とむコンサート『“R”ising!!』(バウホール・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - 新人公演:アンドレス(本役:北翔海莉)
- 2011年3月、『ヴァレンチノ』(ドラマシティ)
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 新人公演:疾風(本役:凰稀かなめ)『ルナロッサ』
- 2011年8月、『ヴァレンチノ』(日本青年館)
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - マシュー・オズモンド、新人公演:マリオ・ブラージ(本役:北翔海莉)『NICE GUY!!』
- 2012年1 - 2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』(バウホール・日本青年館) - ヴァンサン・モンフォール
- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - ロス・エリクソン、新人公演:キング・グラント(本役:鳳翔大)『クライマックス』
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - ケンプ、新人公演:ラインハルト・フォン・ローエングラム(本役:凰稀かなめ) 新人公演主演[3][5][1]
- 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - ウォルフガング・ミッターマイヤー
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - ケント、新人公演:フェルナン(本役:朝夏まなと)『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『the WILD Meets the WILD』(バウホール) - ギルバート・コーエン
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - 青年、新人公演:レット・バトラー(本役:凰稀かなめ) 新人公演主演[3][5][1]
- 2014年2月、『ロバート・キャパ 魂の記録』 - フェデリコ・ボレル・ガルシア『シトラスの風II』(中日劇場)
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - ヴェール
- 2014年8 - 9月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(全国ツアー) - アンドレ・グランディエ
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - バハトマイスター『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』
- 2015年4月、『New Wave!-宙-』(バウホール)
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - サウフェ
- 2015年10月、『相続人の肖像』(バウホール) - ハロルド
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ウィル・ケンプ/ウィル・ケンプ(ベンヴォーリオ)『HOT EYES!!』
- 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - カマンテ
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - エルマー・バチャニー[注釈 1]/ルドルフ[注釈 1]/シュテファン・カロリィ[注釈 1][3]
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - ルーカス大佐『HOT EYES!!』(全国ツアー)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - クレヨン(黒岩源太郎)『VIVA! FESTA!』[3]
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - ウラジーミル・ボルジン『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - チノ
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ルサファ『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - チノ
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 殿上人『異人たちのルネサンス』 - ボッティチェリ
- 2019年2月、『黒い瞳』 - マクシームィチ『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - バシャー・ター 退団公演[3]
出演イベント
編集- 2009年9月、轟悠ディナーショー『Yū,il mondo!』[7]
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - ルドルフ[8]
- 2021年9月、『美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人』(天王洲 銀河劇場) - タキシード仮面/地場衛[9]
TV出演
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f g ラストチャンス射止め「幸せ」/蒼羽りく(朝日新聞デジタル プレシャス!宝塚 2013年10月17日)
- ^ a b c 元宝塚歌劇団宙組の男役スター・蒼羽りくが結婚 「感謝の気持ちを忘れず」 スポニチAnnex。
- ^ a b c d e f g h i j k l m Memories of 蒼羽りく タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2017年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、134頁。ISBN 978-4-86649-004-5。
- ^ a b c d e f g h i フェアリーインタビュー 宙組 蒼羽りく ウィズたからづか。
- ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 119.
- ^ 轟悠ディナーショー「Yu、il mondo!」('09年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』かぐや姫の恋人 全キャスト決定!タキシード仮面に蒼羽りく エンタステージ。
注釈
編集参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。