芽吹幸奈
芽吹 幸奈(めぶき ゆきな、6月30日[1] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団花組の娘役。元花組副組長[2][3]。
めぶき ゆきな 芽吹 幸奈 | |
---|---|
生年月日 | 6月30日 |
出身地 | 日本 東京都世田谷区 |
身長 | 163cm |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2004年 - |
活動内容 |
2004年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2019年:花組副組長就任、宝塚歌劇団退団 2020年:芸能活動再開 |
事務所 | プライマリーフィールド(業務提携) |
公式サイト | 芽吹幸奈オフィシャルサイト |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
東京都世田谷区[1]、国立音楽大学附属高等学校出身[4]。身長163cm[1]。愛称は「くみ」[1]。株式会社プライマリーフィールド所属(業務提携)[5]。
来歴
編集2002年、宝塚音楽学校入学。
2004年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に90期生として首席入団[6][3]。雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」で初舞台[3]。その後、花組に配属[6][2]。
歌唱に秀でた娘役として注目を集め、エトワールをたびたび務めるなど、歌手として多く起用される[7]。
2019年4月29日付で花組副組長に就任[8]。同年11月24日、明日海りお退団公演となる「A Fairy Tale/シャルム!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[7][3]。
退団後は音楽制作や振付・演出など多岐に渡る活動を行っている[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集花組時代
編集- 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』『TAKARAZUKA舞夢!』
- 2005年1月、『くらわんか』(バウホール) - お咲[注釈 1][2]
- 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - 新人公演:イリス(本役:舞名里音)『エンター・ザ・レビュー』
- 2005年8月、『マラケシュ・紅の墓標』 - ファティマ『エンター・ザ・レビュー』(博多座)
- 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - 新人公演:ベッカデッリ令嬢(本役:花咲りりか)『ASIAN WINDS!』
- 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - ビーナ
- 2006年6 - 10月、『ファントム』 - オペラ座のダンサー、新人公演:ベラドーヴァ(本役:花咲りりか)
- 2006年11 - 12月、『MIND TRAVELLER-記憶の旅人-』(ドラマシティ・日本青年館) - デボラ
- 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 少年探偵団浮浪児(間)、新人公演:勝代(本役:絵莉千晶)『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
- 2007年7月、『源氏物語 あさきゆめみしII』(梅田芸術劇場) - 弘徽殿の女御/紫の上(影)[2]
- 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - エヴァ、新人公演:ナタリー(本役:桜一花)『ラブ・シンフォニー』
- 2008年2月、『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場)
- 2008年3月、『舞姫-MAIHIME-』(日本青年館) - エリス
- 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - 新人公演:アミナ(本役:邦なつき)『Red Hot Sea』
- 2008年9 - 10月、『外伝 ベルサイユのばら-アラン編-』 - マリールイズ『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - ポッコッ、新人公演:大神官(本役:絵莉千晶)
- 2009年5 - 6月、『オグリ!』(バウホール・日本青年館)
- 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場) - チーフメイド
- 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - 夫人、新人公演:シモーヌ(本役:夏美よう)『EXCITER!!』[2]
- 2009年12 - 2010年1月、『相棒』(ドラマシティ・日本青年館) - モチコ
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 白蘭、新人公演:王媼(本役:梨花ますみ)
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - タイソン夫人、新人公演:モード(本役:絵莉千晶)『EXCITER!!』
- 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ジュリア
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - ケイト・キッシーナ『Le Paradis!!(ル パラディ)』
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - ベラドーヴァ[2]
- 2011年10 - 11月、『小さな花がひらいた』 - 梅『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(全国ツアー) 初エトワール[3]
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - エフフィミヤ・ボーチコワ『カノン』
- 2012年4 - 5月、『長い春の果てに』 - マドレーヌ『カノン』(全国ツアー)
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - ガブリエル/ダンサー『CONGA!!』
- 2012年11 - 12月、蘭寿とむコンサート『Streak of Light-一筋の光…-』(日本青年館・ドラマシティ)
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - ルビー(3ジュエルズ)[2]
- 2013年6 - 7月、『戦国BASARA』(東急シアターオーブ) - 夢
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』『Mr. Swing!』
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - ローズマリー・シュミエル『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(中日劇場) - ジュール伯夫人/農民/花祭りの歌手
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - リヒテンシュタイン伯爵夫人[2]
- 2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - プリズム/アリス
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - ソニア・ヴィラーニ『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』 エトワール[2][3]
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 農民『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院) エトワール[2][3]
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 王命婦/女房『Melodia-熱く美しき旋律-』[2]
- 2016年2 - 3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - エリザベス・トッド
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - アナスタシア・ブラウン夫人 エトワール[3]
- 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - ヴィクトワール『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 女官長メグナ
- 2017年3 - 4月、『MY HERO』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - メイビル・ヒル/受付嬢
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - ヒビカ『Santé!!』
- 2017年10月、『はいからさんが通る』(ドラマシティ・日本青年館) - 伊集院伯爵夫人
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - ブラヴァツキー
- 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 舟坂郎女『Sante!!』(博多座)
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - ゆき『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
- 2018年11 - 12月、『Delight Holiday』(舞浜アンフィシアター)
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - シルビア・バレッチ
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - メアリー・アン『シャルム!』 退団公演、エトワール[7][3]
出演イベント
編集- 2004年7月、TCAスペシャル・OGバージョン『ゴールデン・メモリーズ』[注釈 2]
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』[注釈 3]
- 2005年9月、ふづき美世ミュージック・サロン『La vie en rose』[9]
- 2006年4月、蘭寿とむディナーショー『Sensation!』[10]
- 2006年5月、『花組エンカレッジ・コンサート』[11]
- 2011年5月、壮一帆ディナーショー『Bright-ブライト-』[12]
- 2013年12月、蘭寿とむディナーショー『T-ROAD』[13]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台 / ライブ出演
編集- 2020年2月、芽吹幸奈ディナーショー『Blooming』 [14]
- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - リヒテンシュタイン[15]
- 2022年4月・5月、Kazuya SETO 1st concert『The ALSTROEMERIA -アルストロメリア-』 [16]
- 2022年7月、『CHARME*LIEN』静岡県森町公演(出演、および演出・振付・音楽)[17]
- 2022年9月・10月、宇月 颯ディナーショー『Statice』[18]
- 2022年10月、横浜公演『ATRE*AILE』(出演、および演出・振付・音楽) [19]
- 2022年11月、『CHARME*LIEN』岐阜県恵那公演(出演、および演出・振付・音楽) [20]
- 2023年1月、『かながわの未来を担う 産業人権育成フォーラム』【第二部】舞台パフォーマンスとトークショウ [21]
- 2023年7月、芽吹幸奈1st ミニアルバム発売記念トーク&ライブ『Cocolody』 [22]
- 2023年9月、岐阜恵那公演『OTO♪TERRACE』 [23]
- 2024年1月、芽吹幸奈2st ミニアルバム発売記念トーク&ライブ『Cierism』 [24]
- 2024年2月、小平公演『RAPONT(ラポント)』(出演、および演出・振付・音楽) [25]
- 2024年3月、東京都庭園美術館ガーデンコンサート『アール・デコ時代の音楽旅』 [26]
- 2024年5月、目黒さくら文化協会『アートテインメント・桜』 [27]
- 2024年7月、宇月颯 20th Anniversary Dinner Show『grateful』(出演、および音楽・演出協力)[28]
- 2024年9月、岐阜恵那公演『La ENA Bouquet』 [29]
- 2024年11月、芽吹幸奈3rdアルバム完成記念ライブ&トーク『Colortune』 [30]
演出 / 振付
編集- 2021年12月、『七海ひろきクリスマスディナーショー2021』演出、振付 [31]
- 2022年12月、七海ひろきクリスマスディナーショー2022『HOLY STAR』演出、振付 [32]
- 2023年12月、クリスマスディーナーショー『GREAT HUNTER』演出、振付 [33]
受賞歴
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d PROFILE 芽吹幸奈オフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f g h i j k “Memories of 芽吹幸奈”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 2019年11月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 【宝塚歌劇団OGリレー連載/芽吹幸奈さんvol.1】瀬戸かずやさんからの花組90期バトン! Domani。
- ^ 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、16頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ “業務提携のお知らせ”. 株式会社プライマリーフィールド. 2024年8月18日閲覧。
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 116.
- ^ a b c “宝塚花組 芽吹幸奈、城妃美伶らの退団を発表”. デイリースポーツ. 2019年8月28日閲覧。
- ^ 『2019年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
- ^ ふづき美世ミュージック・サロン「La vie en rose」('05年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 蘭寿とむディナーショー「Sensation!」(’06年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 花組「エンカレッジコンサート」('06年花組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 壮一帆ディナーショー「Bright」('11年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 蘭寿とむディナーショー「T-ROAD」('13年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ “第一ホテル東京シーフォート 芽吹幸奈 退団後初のランチ&ディナーショー開催”. 阪急阪神ホテルズ. 2024年8月18日閲覧。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ “瀬戸かずやファーストコンサート『The ALSTROEMERIA -アルストロメリア-』メインビジュアル公開! 2022年01月”. エンタメターミナル. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “宝塚OGがお届けするスタイリッシュなエンターテインメントショー 「CHARME*LIEN」開催決定!”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “宇月颯ディナーショー「Statice(スターチス)」開催決定!”. 宇月颯オフィシャルサイト. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “10/15(土)横浜公演「ATRE*AILE」”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “岐阜・恵那公演 11/6(日)「CHARME*LIEN」開催が決定!”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ "かながわの未来を担う 産業人権育成フォーラム" (PDF). 神奈川県. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “ファースト・ミニアルバム『Cocolody』の完成記念ライブ&トークショー 芽吹幸奈さんインタビュー”. エンタメターミナル. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “9/3(日)岐阜・恵那公演「OTO ♪ TERRACE」”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “セカンド・ミニアルバム『Cierism』の完成記念ライブ&トークショー 芽吹幸奈さんインタビュー”. エンタメターミナル. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “2024/2/11(日)小平公演「RAPONT」”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “開館40周年記念ガーデンコンサート「アール・デコ時代の音楽旅」”. 東京都庭園美術館. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “5月4日(祝)「アートテインメント・桜」 開催決定!”. 目黒さくら文化協会. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “宇月颯 20th Anniversary Dinner Show 『grateful』開催決定!”. 宇月颯オフィシャルサイト. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “宝塚OGによるミュージック・エンターテインメント「La Ena Bouquet(ラ・エナブーケ)」開催決定!”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “11/24 芽吹幸奈3rdアルバム完成記念ライブ&トーク『Colortune』開催決定”. 株式会社ERIZUN. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “【ホテル日航つくば】12月19日(日)『七海ひろきクリスマスディナーショー2021』を開催”. PR TIMES. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “「HOLY STAR 七海ひろきクリスマスディナーショー」2022年12月に東京・大阪・茨城で開催決定!会場ごとのキービジュアルや公演概要を発表!”. PR TIMES. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “クリスマスディナーショー「GREAT HUNTER」収録配信【7seas+会員様限定】・公演グッズ販売決定のおしらせ”. 七海ひろき Official Website. 2024年8月18日閲覧。
- ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
編集- 芽吹幸奈オフィシャルサイト
- 芽吹幸奈 公式プロフィール
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