美羽あさひ
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美羽 あさひ(みわ あさひ、1981年[1][2]7月15日[3][2] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団宙組の娘役スター[4][2]。
みわ あさひ 美羽 あさひ | |
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生年月日 | 1981年7月15日(43歳) |
出身地 | 日本 広島県広島市 |
身長 | 162cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1999年 - |
活動内容 |
1999年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2009年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
事務所 | オーチャード |
公式サイト | 美羽あさひ 公式プロフィール |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
広島県広島市[3]、市立美鈴が丘中学校出身[3]。身長162cm[1]。血液型A型[5]。愛称は「まさみ」、「まちゃみ」、「美マン」[3]。
所属事務所はオーチャード[1]。
来歴
編集1997年、宝塚音楽学校入学。
1999年、宝塚歌劇団に85期生として入団[4][6][2]。入団時の成績は3番[7]。雪組公演「再会/ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台[7][4]。組まわりを経て宙組に配属[4][6]。
美しい歌声とダンスで注目を集め、2000年の「望郷は海を越えて」で新人公演初ヒロイン[7][6][4][8]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める[7]。
2002年、「エイジ・オブ・イノセンス」(バウホール・日本青年館公演)で、ふづき美世とバウホール・東上公演ダブルヒロイン[7][4]。
2005年の「Le Petit Jardin」でバウホール公演ヒロイン[7]。
2007年、「NEVER SLEEP」(バウホール・日本青年館公演)で、バウホール・東上公演単独初ヒロイン[7]。
2008年のショー「Passion 愛の旅」では、トップ娘役・陽月華の休演に伴い、代役としてヒロインを演じる[9][6][2]。
2009年、「逆転裁判」(バウホール・日本青年館公演)で、2度目の東上公演単独ヒロイン[4]。宙組の2番手娘役として活躍したが[2][1]、同年7月5日、大和悠河・陽月華トップコンビ退団公演となる「薔薇に降る雨/Amour それは…」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[6]。
退団後は舞台を中心に芸能活動を再開。
2015年の自身の34歳の誕生日に結婚したことを報告[2]。
2016年に長女を、2018年には次女を出産している[10]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集組まわり
編集- 1999年5 - 6月、月組『螺旋のオルフェ』『ノバ・ボサ・ノバ』(宝塚大劇場のみ)
- 1999年7 - 8月、雪組『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』(1000days劇場)
宙組時代
編集- 2000年1 - 5月、『砂漠の黒薔薇』 - 新人公演:マルシナー姫(本役:南城ひかり)『GLORIOUS!!』[7]
- 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)[6][11]
- 2000年8 - 12月、『望郷は海を越えて』 - 新人公演:由布姫/エカテリーナII(本役:花總まり)『ミレニアム・チャレンジャー!』 新人公演初ヒロイン[7][4][6][8]
- 2001年4 - 8月、『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 王女、新人公演:マリー・アントワネット(本役:花總まり) 新人公演ヒロイン[7][4][12]
- 2001年9月、『フィガロ!』(バウホール・日本青年館) - カロリーナ
- 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ』 - ローズ、新人公演:パティ(本役:彩乃かなみ)『ダンシング・スピリット!』
- 2002年4 - 5月、『エイジ・オブ・イノセンス』(バウホール・日本青年館) - メイ・ウェランド バウ・東上Wヒロイン[7][4]
- 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』 - ペルシャ王子、新人公演:アデルマ(本役:ふづき美世)『ザ・ショー・ストッパー』
- 2002年12 - 2003年1月、『聖なる星の奇蹟-いつか出会う君に-』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - ミア
- 2003年2 - 6月、『傭兵ピエール』 - ソフィー、新人公演:アニエス(本役:貴柳みどり)『満天星大夜總会』 トリプルエトワール
- 2003年8月、『鳳凰伝』 - ペルシャ王子『ザ・ショー・ストッパー』(博多座)
- 2003年10 - 2004年2月、『白昼の稲妻』 - ジルダ、新人公演:ベラ(本役:彩乃かなみ)『テンプテーション!』
- 2004年5 - 8月、『ファントム』 - フローラ、新人公演:ソレリ(本役:彩乃かなみ)
- 2004年10 - 11月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - メラニー[7]
- 2005年1 - 4月、『ホテル ステラマリス』 - 新人公演:サリー・ブランシェット(本役:貴柳みどり)『レヴュー伝説』
- 2005年5 - 6月、『Le Petit Jardin(ル プティ ジャルダン)』(バウホール) - セシル バウヒロイン[7]
- 2005年8 - 11月、『炎にくちづけを』 - サフェード、新人公演:レオノーラ(本役:花總まり)『ネオ・ヴォヤージュ』 新人公演ヒロイン[7][13]
- 2006年1月、『不滅の恋人たちへ』(バウホール) - ド・ラ・カルト侯爵夫人カトリーヌ/ルイーズ
- 2006年3 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE』 - テレサ
- 2006年8月、『コパカバーナ』(博多座) - ジンジャー
- 2006年11 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝!』 - お蝶『ザ・クラシック』[4]
- 2007年4月、『NEVER SLEEP』(バウホール・日本青年館) - ブリジッド・オトゥール 東上ヒロイン[7]
- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』 - シルヴィア『宙 FANTASISTA!』[7]
- 2007年10 - 11月、『バレンシアの熱い花』 - シルヴィア『宙 FANTASISTA!!』(全国ツアー)[7]
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - ジーン『Passion 愛の旅』[6][9][2]
- 2008年7月、『雨に唄えば』(梅田芸術劇場) - ゼルダ・サンダース
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - ヴィクトリア『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2 - 3月、『逆転裁判-蘇る真実-』(バウホール・日本青年館) - レオナ・クライド 東上ヒロイン[4]
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - ヘレン『Amour それは…』 退団公演、エトワール[6]
出演イベント
編集- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2000年12月、『アデューTAKARAZUKA1000days劇場サヨナライベント』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
- 2002年11月、『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 2004年3月、安蘭けいディナーショー『Sense』
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2004年9月、安蘭けいディナーショー『Sense』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
- 2006年9月、貴城けいコンサート『I have a dream』
- 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』
- 2009年5月、陽月華ミュージック・サロン『STAY GOLD』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集舞台
編集- 2010年3月、「CLUB SEVEN 6th stage!」(天王洲銀河劇場)
- 2010年6月 - 7月、「ROCK'N JAM MUSICAL Ⅲ」(紀伊国屋ホール)
- 2010年12月、SINK STAGE2「生命 over there…」(シアター風姿花伝)
- 2011年8月、SINK STAGE3 「鳥籠」(サンモールスタジオ)
- 2012年4月、「道化の瞳」(シアタークリエ・愛知県芸術劇場大ホール・金沢歌劇座・サンケイホールブリーゼ)
- 2012年8月、ミュージカル「パルレVol.3」(三越劇場)
- 2012年10月、SINK STAGE4 「欲望」(シアターKASSAI)
- 2012年12月、SCARECROWS16「雨」(萬劇場)
- 2013年7月 - 8月、「少女コゼット〜Les Miserables〜」(ルネこだいら・大ホール他全国ツアー)
- 2013年9月、abc★赤坂ボーイズキャバレー『裏』FINAL!『最後の充電』(博品館劇場)
- 2013年11月 - 12月、音楽座ミュージカル「ラブ・レター」(新宿文化センター大ホール・シアターBRAVA!・足利市民プラザ文化ホール・幸田町民会館さくらホール・町田市民ホール)
- 2014年5-7月、音楽座ミュージカル「泣かないで」(町田市民ホール・本特殊陶業市民会館ビレッジホール・東京芸術劇場プレイハウス・上野学園ホール・シアターBRAVA!)
- 2014年10 - 12月、音楽座ミュージカル「メトロに乗って」(町田市民ホール・新宿文化センター 大ホール・めぐろパーシモンホール 大ホール・大田区民ホール・アプリコ 大ホール・幸田町民会館さくらホール)
- 2015年6 - 7月、音楽座ミュージカル「ラブレター」(東京芸術劇場プレイハウス・町田市民ホール・日本特殊陶業市民会館・アステールプラザ 大ホール)
- 2015年10-11月、音楽劇「Sleeping Beauties〜夢をあやつるマムの女王」(三越劇場・兵庫県立芸術文化センター)
- 2018年11月、AiiA presents 舞台「刀使ノ巫女」(天王洲 銀河劇場)[14]
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d 美羽あさひ 公式プロフィール オーチャード。
- ^ a b c d e f g h 元宝塚・美羽あさひ結婚 デイリースポーツ。
- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2009年度版』 阪急コミュニケーションズ、2009年、134頁。ISBN 978-4-484-09505-9。
- ^ a b c d e f g h i j k l Memories of 美羽あさひ タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ プロフィール 美羽あさひオフィシャルブログ。
- ^ a b c d e f g h i 舞台『刀使ノ巫女』で学長役を演じる2人! 美羽あさひ&大湖せしる インタビュー 宝塚ジャーナル。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q The name of タカラジェンヌII 宙組 美羽あさひ 産経新聞ENAK。
- ^ a b 100年史(舞台), p. 311.
- ^ a b ゴージャス、シック&パワー 宙組の色合い深まる『Passion 愛の旅』 宝塚プレシャス。
- ^ 元宝塚娘役・美羽あさひ 第2子次女出産「姉妹のママ、楽しみます」 デイリースポーツ。
- ^ 100年史(舞台), p. 335.
- ^ 100年史(舞台), p. 312.
- ^ 100年史(舞台), p. 315.
- ^ “オリジナルアニメ『刀使ノ巫女』2018年11月に舞台化決定! 主要キャストを演じるのはSKE48メンバー5名、さらに全キャストも解禁”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年9月5日) 2024年9月21日閲覧。
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。