笠原町

日本の岐阜県多治見市の広域地名
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笠原町(かさはらちょう)は、岐阜県多治見市町名、およびかつて岐阜県土岐郡に存在した郵便番号は507-0901[3]。面積は13.45 km2[1]

笠原町
笠原町の位置(岐阜県内)
笠原町
笠原町
笠原町の位置
北緯35度17分56.24秒 東経137度9分37.04秒 / 北緯35.2989556度 東経137.1602889度 / 35.2989556; 137.1602889
日本の旗 日本
都道府県 岐阜県
市町村 多治見市
面積
 • 合計 13.45 km2
人口
2018年(平成30年)9月30日現在)[2]
 • 合計 9,790人
 • 密度 730人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
507-0901[3]
市外局番 0572 (多治見MA)[4]
ナンバープレート 岐阜

地理

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多治見市の南東部に位置する。北西に多治見市滝呂町・同市市之倉町、東に岐阜県土岐市、南に愛知県瀬戸市とそれぞれ隣接する。北東部一帯は台地状で、工場や住宅地が多い。町の中心部では笠原川が北西に流れ、その沿岸に水田や住宅地などが集中する。

  • 山:深山
  • 河川:笠原川

人口

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2018年(平成30年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
笠原町 4,069世帯 9,790人
世帯数
(世帯)
人口
(人)
出典
1971年(昭和46年) 2,991 12,687 [5]
1975年(昭和50年) 3,363 13,273 [5]
2010年(平成22年) 3,550 10,277 [1]

歴史

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かさはらちょう
笠原町
 
   
笠原町旗 笠原町章
廃止日 2006年1月23日
廃止理由 編入合併
笠原町 (2)多治見市
現在の自治体 多治見市
廃止時点のデータ
  日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
土岐郡
市町村コード 21541-4
面積 13.46 km2
(境界未定部分あり)
総人口 11,000
推計人口、2006年1月1日)
隣接自治体 多治見市、土岐市愛知県瀬戸市
町の木 いちょう
町の花 ツツジ
笠原町役場
所在地 507-8650
岐阜県土岐郡笠原町2082番地の5
外部リンク 笠原町 (Internet Archive)
座標 北緯35度17分56.8秒 東経137度9分34.4秒 / 北緯35.299111度 東経137.159556度 / 35.299111; 137.159556 (笠原町)
 
特記事項
  • 面積は、土岐市との間に境界未定部分がある
    ため、公式サイト掲載の参考値。
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沿革

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ここでは、1951年に廃止した笠原町を笠原町 (1)、2006年に廃止した笠原町を笠原町 (2) とする。

  • 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行により土岐郡笠原村が成立。
  • 1923年(大正12年)10月10日 - 町制施行により笠原町 (1) となる。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 笠原町 (1) が多治見市に編入する。
  • 1952年(昭和27年)4月1日 - 旧笠原町 (1) のうち、滝呂地区を除く区域が多治見市から分立、笠原村 (2) として成立する。
  • 1952年(昭和27年)8月1日 - 町制施行により笠原町 (2) となる。
  • 2006年(平成18年)1月23日 - 笠原町 (2) が多治見市に編入され、旧笠原町 (2) 域は多治見市笠原町となる。

変遷表

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明治以前 明治初年 - 明治16年 明治17年 - 明治22年 明治22年
7月1日
町村制施行
明治22年 - 大正15年 昭和元年 - 昭和14年 昭和15年 - 昭和25年 昭和26年 - 昭和49年 昭和50年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
土岐郡 多治見村 土岐郡 多治見村 土岐郡 多治見村 土岐郡 多治見町 土岐郡 多治見町 土岐郡 多治見町 昭和15年8月1日
市制 多治見市
多治見市 多治見市 多治見市 多治見市 多治見市
土岐郡 市之倉村 土岐郡 市之倉村 明治17年
土岐郡 多治見村に編入
明治29年2月24日
分立 土岐郡 市之倉村
土岐郡 市之倉村 土岐郡 市之倉村 昭和26年3月5日
多治見市に編入
土岐郡 笠原村 土岐郡 笠原村 土岐郡 笠原村 土岐郡 笠原村 大正12年10月10日
町制 土岐郡 笠原町
土岐郡 笠原町 土岐郡 笠原町 昭和26年4月1日
多治見市に編入
昭和27年4月1日
滝呂地区は多治見市に残留
昭和27年4月1日
分立 土岐郡 笠原村
昭和27年8月1日
町制 土岐郡 笠原町
土岐郡 笠原町 平成18年1月23日
多治見市に編入
可児郡 中之郷村 可児郡 中之郷村 可児郡 中之郷村 可児郡 豊岡村 明治34年6月26日
町制 可児郡 豊岡町
昭和9年8月1日
土岐郡 多治見町
に編入
昭和15年8月1日
市制 多治見市
多治見市 多治見市 多治見市
可児郡 長瀬村 可児郡 長瀬村 可児郡 長瀬村
可児郡 小名田村 可児郡 小名田村 可児郡 小名田村
可児郡 池田町屋村 可児郡 池田町屋村 可児郡 池田町屋村 可児郡 池田村 可児郡 池田村 可児郡 池田村 昭和19年2月11日
多治見市に編入
可児郡 廿原村 可児郡 廿原村 可児郡 廿原村
可児郡 小木村 明治7年9月
改称 可児郡 南小木村
明治8年6月
可児郡 諏訪村
可児郡 諏訪村
可児郡 三之倉村 可児郡 三之倉村
可児郡 大原村 可児郡 大原村 大原村 可児郡 小泉村 可児郡 小泉村 可児郡 小泉村
可児郡 根本村 可児郡 根本村 可児郡 根本村
可児郡 野中村 可児郡 野中村 可児郡 野中村
可児郡 北村 可児郡 北村 可児郡 北村
可児郡 大藪村 可児郡 大藪村 可児郡 大藪村 可児郡 姫治村 可児郡 姫治村 可児郡 姫治村 可児郡 姫治村 可児郡 姫治村 昭和35年4月1日
多治見市に編入




(下切については南部が多治見市に編入)
可児郡 大針村 可児郡 大針村 可児郡 大針村
可児郡 小木村 明治7年9月
改称 可児郡 北小木村
可児郡 北小木村
可児郡 下切村 可児郡 下切村 可児郡 下切村
昭和35年4月1日
(下切については北部が可児郡 可児町に編入)
昭和57年4月1日
市制 可児市
可児市 可児市

産業

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窯業の町として知られ、美濃焼モザイクタイルの生産で有名である。大正から昭和にかけて窯業関係の産業が主体で、機械化により、陶磁器の輸出が盛んであった。昭和初期に窯業関係の工場は企業整備された。第二次世界大戦中、工場では休業状態であったが、その後1950年代に入るとモザイクタイルの生産が発達し、町内でタイル工場が過半数を占めるに至った。現在でも、旧笠原町地区のみでモザイクタイルの生産量は日本一である。

施設

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交通

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1928年(昭和3年)に笠原鉄道(後の東濃鉄道笠原線)が新多治見駅笠原駅間で開通した。1978年(昭和53年)に笠原線は廃線となった。

道路

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一般国道では、東海環状自動車道(国道475号)が町内の南東部を通っているが、インターチェンジ等はない。

路線バス

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名所・旧跡・観光スポット

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かさはら潮見の森

出身有名人

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脚注

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  1. ^ a b c 政府統計の総合窓口
  2. ^ a b 人口・世帯数”. 多治見市 (2018年12月4日). 2018年12月8日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年12月3日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年12月3日閲覧。
  5. ^ a b 角川日本地名大辞典 21 岐阜県』 角川書店
  6. ^ 岐阜県:狐塚古墳[きつねづかこふん]”. 岐阜県. 2021年5月15日閲覧。
  7. ^ 岐阜県:妙土窯跡[みょうどかまあと]”. 岐阜県. 2021年5月15日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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