立雲峡
兵庫県朝来市にある峡谷
立雲峡(りつうんきょう)は兵庫県朝来市和田山町にある峡谷。円山川の川霧に覆われた幻想的な風情と雲海の美しさから名付けられたと云われる。
西の古城山の頂(標高353メートル)に天空の城と呼ばれる竹田城跡(国の史跡)、眼下には山間を縫うように流れる円山川と城下町竹田を望む、朝来山(標高756.4メートル)の中腹に位置する[1]。「おおなる池」、「竜神の滝」をはじめ、無数の奇岩・巨岩・滝が点在する景勝渓谷である[2]。同時に但馬吉野とも称される山陰随一の山桜の名所で、毎年桜の開花期にあわせて立雲峡桜祭りが開催される。 展望台は4か所[3]あり、いずれの展望台も竹田城跡を望むことができる。一帯は朝来群山県立自然公園に指定されている[4]。
所在地
編集兵庫県朝来市和田山町竹田。位置は、北緯35度17分9.22秒 東経134度50分25.69秒 / 北緯35.2858944度 東経134.8404694度。
施設
編集- 兵庫県立南但馬自然学校(東側山腹)
- 駐車場(24時間開放、環境整備協力金:高校生以上300円/人【2020年3月1日に200円から300円に変更】)
- トイレ(駐車場脇)
- 展望台 立雲峡テラス[3](第一展望台から徒歩1分、2021年9月に整備)、第一展望台(駐車場から徒歩約40分)、第二展望台(駐車場から徒歩約10分)、第三展望台(駐車場から徒歩約5分)
- 光の道天望所[3] 立雲峡テラスに設置されたモニュメント。2022年4月9日に公開された。
交通アクセス
編集周辺情報
編集脚注
編集- ^ 立雲峡 朝来市
- ^ 竹田城跡 立雲峡 朝来市(2018年8月9日閲覧)
- ^ a b c “竹田城跡に続く「光の道」完成 待ち遠しい雲海シーズン 兵庫”. 毎日新聞. 2023年7月2日閲覧。
- ^ ひょうごの環境 :: 朝来群山県立自然公園(2018年8月9日閲覧)
外部リンク
編集- 兵庫県立南但馬自然学校 | 兵庫県朝来市山県立自然公園にある「自然学校」(2018年8月9日閲覧)
- 竹田城跡をかっこ良く撮るための撮影スポット(2014年3月15日閲覧)
- 竹田城跡を立雲峡から眺めるという「裏」の楽しみ方がある【あいたい兵庫】 エアロプレイン(2013年4月23日閲覧)
- まるごと北近畿 - 立雲峡の桜(2013年4月23日閲覧)
- 但馬情報特急 - 立雲峡から竹田城跡を観る(2013年4月23日閲覧)