石井克政
日本の実業家
石井 克政(いしい よしまさ、1953年4月22日[1] - )は、日本の実業家。トヨタファイナンシャルサービス代表取締役社長、トヨタ紡織代表取締役社長、日本実業団陸上競技連合副会長などを歴任した。
人物・経歴
編集東京都出身。1976年一橋大学商学部を卒業し、トヨタ自動車販売に入社。トヨタ自動車海外事業室主査、ヨーロッパ部営業室室長、トヨタモーターマーケティングヨーロッパ出向、トヨタ自動車常務役員、専務取締役・営業企画本部長・欧州本部長を経て、2013年からトヨタファイナンシャルサービス代表取締役社長兼トヨタ自動車取締役[2]。
2015年、トヨタ紡織代表取締役社長に就任。海外経験が長く、海外事業強化やシート骨格事業再編などに取り組んだ[3]。2017年に、メキシコとアメリカの壁の建設を公約としたドナルド・トランプがアメリカ合衆国大統領に就任後、従業員の1割を占めるメキシコからの輸出制限への対応を検討し[4]、同年自動車用シート事業における提携を強化のためタチエスの株式を取得した[5]。
大学時代は、バスケットボールプレーヤーとして活躍し、トヨタ自動車アンテロープス顧問も務めた。孫が6人いる[6][7]。2018年トヨタ紡織取締役副会長、ATグループ取締役[8][9]、中部実業団陸上競技連盟会長[10]、日本実業団陸上競技連合副会長[11]。2019年トヨタ紡織シニアアドバイザー[8][9]。
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2017年版』(読売新聞東京本社、2017年)p.235
- ^ 「履歴書」トヨタ自動車
- ^ 「トヨタ紡織社長に石井氏」日本経済新聞2015/3/3付
- ^ 「トヨタ紡織・石井克政社長「雇用は社会に対する貢献の一つ」」ZAKZAK2017.03.02
- ^ 「トヨタ紡織、タチエスの株式を取得…自動車用シートで提携強化」レスポンス2017年7月1日(土) 06時00分
- ^ 「先言深語トヨタ紡織 石井克政社長」朝日新聞デジタル
- ^ アンテロープス」
- ^ a b 有価証券報告書-第110期(平成31年4月1日-令和2年3月31日ATグループ
- ^ a b 役員体制および組織の変更について2019年03月01日」トヨタ紡織
- ^ 当団体について中部実業団陸上競技連盟
- ^ 当団体について 一般社団法人 日本実業団陸上競技連合
関連項目
編集- 小山明宏 - 大学の同期、経営学者、元トヨタ紡織取締役
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