矢作建設工業
矢作建設工業株式会社(やはぎけんせつこうぎょう、英: YAHAGI CONSTRUCTION CO., LTD.)は、愛知県名古屋市東区に本社を置く東京証券取引所プライム市場上場の総合建設会社(ゼネコン)である。略称は矢作建設。名鉄グループに属する。
矢作建設工業本社(2014年7月) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 矢作建設 |
本社所在地 |
日本 〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵3丁目19番7号 北緯35度10分14.1秒 東経136度55分39秒 / 北緯35.170583度 東経136.92750度座標: 北緯35度10分14.1秒 東経136度55分39秒 / 北緯35.170583度 東経136.92750度 |
設立 | 1949年5月14日 |
業種 | 建設業 |
法人番号 | 6180001018506 |
事業内容 |
建設事業 不動産事業 等 |
代表者 |
代表取締役社長 髙柳充広 代表取締役副社長 名和修司 代表取締役副社長 山下 隆 |
資本金 | 68億8百万円[1] |
発行済株式総数 | 4460万7457株[1] |
売上高 |
連結 1111億10百万円 単体 940億52百万円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 |
連結 61億69百万円 単体 44億52百万円 (2022年3月期)[1] |
純資産 |
連結 575億32百万円 単体 498億33百万円 (2022年3月期)[1] |
総資産 |
連結 1,164億23百万円 単体 1,051億90百万円 (2022年3月期)[1] |
従業員数 |
1,324名〔連結〕 (2024年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[1] |
主要株主 |
名古屋鉄道 19.08% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.02% 矢作建設取引先持株会 5.95% りそな銀行 4.72% 三菱UFJ銀行 4.72% 山田商事 4.62% (2022年3月31日現在)[1] |
関係する人物 |
藤本和久(元取締役会長) 堀越哲美(元取締役) |
外部リンク | https://www.yahagi.co.jp/ |
概要
編集1949年5月創業。東海地方を中心に事業展開しているゼネコン。マンション建設や名古屋鉄道の軌道・高架化・駅舎などの鉄道関連工事を得意とする。また、建設事業だけでなく不動産事業も注力しており、子会社の矢作地所において、東海地方を中心に分譲マンションブランド「バンベール」シリーズの展開や、リソラ大府やソラト太田川などの商業施設の開発なども行っている。
また、防災減災分野にも強く、耐震補強工法の「ピタコラム」や「セスレット」に加え地山補強土工法の「パンウォール」などの独自技術を複数保有している。
2007年から2012年頃にかけては「ピタコラム」を中心とする耐震補強が事業の主力となっていたが、耐震補強市場の縮小に伴い2013年頃からは本業である土木・建築工事での拡大に注力し、建築工事では大型の物流施設や商業施設、土木工事では公共工事への取組みを強化している。
近年の実績としては、東海・北陸エリア最大規模となる物流施設「DPL名港弥富」をはじめ「イケア長久手」、「新東名高速道路新磐田スマートインターチェンジ工事」、「新東名高速道路御殿場インターチェンジ工事」などがある。また、不動産事業でも静岡県磐田市で工業団地を開発するなど不動産開発も強化している。
2020年度の売上高は過去最高の1066億円、営業利益は73億円、営業利益率6.9%と業界内でも高水準を維持しており高い収益力を持っている。なお、営業利益及び経常利益は2013年度から2019年度まで7期連続で過去最高を更新している。
沿革
編集- 1949年 - 矢作建設工業株式会社設立[1]。
- 1967年 - 名鉄建設株式会社と合併[1]。
- 1982年 - 名古屋証券取引所2部上場[1]。
- 1991年 - 名古屋証券取引所1部上場[1]。
- 1995年 - 東京証券取引所1部上場[1]。
- 2014年 - 子会社の株式会社ピタコラムが同じく子会社の株式会社ウッドピタを吸収合併[1]。
- 2019年 - スタイルリンク株式会社を子会社化し、分譲マンションのカスタマーサービス事業に参入[2][3]。
- 2022年 - 子会社の矢作ビル&ライフ株式会社が同じく子会社のスタイルリンク株式会社を吸収合併[1]。
- 2023年 - 東急不動産ホールディングスグループの株式会社学生情報センターより北和建設株式会社の全株式を取得し、完全子会社化[4][5]。
事業所
編集矢作建設グループ
編集- 矢作地所株式会社
- 矢作ビル&ライフ株式会社(2019年4月1日、矢作葵ビル株式会社より商号を変更)
- ヤハギ緑化株式会社
- 株式会社テクノサポート
- ヤハギ道路株式会社
- 北和建設株式会社
- 南信高森開発株式会社
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “有価証券報告書-第81期(2021/04/01-2022/03/31)”. EDINET. 2023年4月19日閲覧。
- ^ “矢作建設、スタイルリンクを買収 竣工後の業務代行”. 日本経済新聞 (2019年4月8日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “分譲マンションのカスタマーサービス事業への参入について”. 矢作建設工業株式会社 (2019年4月4日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “矢作建設工業<1870>、東急不動産ホールディングス<3289>傘下の北和建設を子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2023年1月24日). 2023年2月10日閲覧。
- ^ “株式取得(子会社化)に関する株式譲渡完了のお知らせ” (PDF). 矢作建設工業株式会社 (2023年3月31日). 2023年4月19日閲覧。
関連項目
編集- Maker's Pier - GCDS JAPANと子会社の矢作地所が事業者となり、設計・施工を当社が担当。