獄衣のない女囚
松本清張の小説
「獄衣のない女囚」(ごくいのないじょしゅう)は、松本清張の小説。『週刊文春』1963年7月15日号から10月14日号に「別冊黒い画集」第3話として連載され、1976年5月に短編集『高台の家』収録の1作として、文藝春秋から刊行された。
獄衣のない女囚 | |
---|---|
作者 | 松本清張 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ジャンル |
小説 推理小説 |
シリーズ | 別冊黒い画集 |
発表形態 | 雑誌連載 |
初出情報 | |
初出 |
『週刊文春』 1963年7月15日号 - 10月14日号 |
出版元 | 文藝春秋 |
刊本情報 | |
収録 | 『高台の家』 |
出版元 | 文藝春秋 |
出版年月日 | 1976年5月 |
シリーズ情報 | |
前作 | 熱い空気 |
次作 | 形 |
ウィキポータル 文学 ポータル 書物 |
1978年にテレビドラマ化されている。
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
東京・世田谷に左右2棟から成る独身者専用アパートがあった。このアパートは、片側が女性専用、もう片側が男性専用であった。男性側の住人は、概して若い好男子が多かったが、女性側は30歳を過ぎた中年女が多くを占めていた。
住人の一人・服部和子は、夜22時半過ぎに大浴場に入った。浴槽に浸かった和子の足の裏が、ぐにゃりとしたものを踏んだ。人間の絞殺死体であった。警視庁の赤塚刑事らは事件の捜査に乗り出すが、アパート住人に噂される同性愛や下着泥棒に翻弄されるうち、第2・第3の事件が発生する。アパート内に秘められた人間関係の真相とは。そして事件の黒幕は誰なのか。
登場人物
編集この節には内容がありません。(2020年1月) |
書誌情報
編集この節の加筆が望まれています。 |
テレビドラマ
編集松本清張シリーズ 虚飾の花園 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 松本清張『獄衣のない女囚』 |
脚本 | 高橋玄洋 |
演出 | 樋口昌弘 |
出演者 | 岡田嘉子ほか |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1978年10月14日 |
放送時間 | 20:00 - 21:10 |
放送枠 | 土曜ドラマ (NHK) |
回数 | 1 |
この節の加筆が望まれています。 |
「松本清張シリーズ・虚飾の花園」。1978年10月14日、NHKの「土曜ドラマ」(20:00-21:10)にて放映。高級マンション「リバーウエスト」を舞台とし、第一の死体がその屋上で発見されるストーリー。原作の松本清張が出演した。視聴率14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
- キャスト
- 栗宮多加子:岡田嘉子 (元外交官夫人)
- 村瀬妙子:奈良岡朋子 (教師)
- 南恭子:重山規子 (ファッションモデル)
- 服部和子:奈美悦子 (社長秘書)
- 山本菊江:小寺由紀 (殺人事件の被害者)
- 水森亜土
- 竹田かほり
- 赤塚刑事:内藤武敏
- 田村刑事:河原崎建三
- 織本順吉
- ファッション界の大物:松本清張(クレジットは無し)
- スタッフ
NHK 土曜ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
松本清張シリーズ
天城越え (1978.10.7) |
松本清張シリーズ
虚飾の花園 (1978.10.14) |
松本清張シリーズ
一年半待て (1978.10.21) |