選り抜き記事
耐食性の高い鋼の一種であるステンレス鋼の歴史は、ステンレス鋼の必須元素であるクロムの発見にさかのぼる。ルイ=ニコラ・ヴォークランが、1761年にシベリアの鉱山で発見された赤みがかかったオレンジ色の新種の鉱石を分析し、未知の金属を発見、クロムと名付けた。その後マイケル・ファラデーやピエール・ベルチェなどの合金鋼研究があったが、19世紀中に現在認められているようなステンレス鋼の発見・実用化には至らなかった。
20世紀に入ると、1900年代のレオン・ギレとフィリップ・モンナルツの優れた研究報告などによってクロム・鉄合金の基礎研究が深まり、ステンレス鋼の学術的基盤が確立した。続く1910年代、イギリスのハリー・ブレアリーやドイツのベンノ・シュトラウスとエドゥアルト・マウラーなどによって、ステンレス鋼が工業的・商業的に初めて発明された……
- ラブカは、カグラザメ目ラブカ科に属するサメである。ラブカ科の現生種は2種のみ。外見からウナギザメ(鰻鮫)と呼ばれることもある。大西洋・太平洋の大陸斜面、主に水深500–1,000メートルの海底で生活する……
- バヤズィト2世は、オスマン帝国の第8代皇帝(スルタン)。在位は1481年から1512年。1447年に第7代皇帝メフメト2世の長子として生まれた。「聖者(ヴェリー)」と呼ばれるほど信心深い敬虔なムスリムであった……
- 大西 瀧治郎は、日本の海軍軍人。海軍兵学校第40期生。神風特別攻撃隊の創始者。終戦時に自決。最終階級は海軍中将。1945年8月16日渋谷南平台の官舎にて大西は遺書を残し割腹自決した……