沢田利吉
日本の実業家、政治家
(澤田利吉から転送)
沢田 利吉(澤田 利吉、さわだ りきち、1879年(明治12年)8月7日[1] - 1944年(昭和19年)2月14日[2])は、日本の実業家、政治家。憲政会・立憲民政党所属の衆議院議員。
沢田 利吉 さわだ りきち | |
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沢田利吉 | |
生年月日 | 1879年8月7日 |
出生地 | 北海道 |
没年月日 | 1944年2月14日(64歳没) |
所属政党 |
憲政会 立憲民政党 |
経歴
編集北海道で沢田義右衛門の三男として生まれる[3]。寿都郡黒松内村(現黒松内町)に在住し雑貨商を営む[4]。日本空罐問屋商業組合理事長、南尻別電気社長、北海道日日新聞社長、日本空罐統制社長などを務めた[2]。
政界では、黒松内村会議員、札幌市会議員、北海道会議員、同参事会員、地価調査委員、小作調停委員などを歴任[2]。
1924年5月の第15回衆議院議員総選挙で北海道第12区から憲政会所属で出馬し当選[2]。以後、第17回、第19回、第20回、第21回総選挙(翼賛政治体制協議会推薦)でも当選し、衆議院議員を通算五期務め、在任中に死去した[2]。この間、平沼内閣・商工参与官、鉄道会議議員を務めた[2]。
脚注
編集参考文献
編集- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 金子信尚編『北海道人名辞書』第二版、北海民論社、1923年。
- 人事興信所編『人事興信録』第9版、1931年。