泉裕泰
泉 裕泰(いずみ ひろやす、1957年7月22日[1] - )は、日本の外交官。駐バングラデシュ特命全権大使を経て、日本台湾交流協会台北事務所代表。
経歴・人物
編集- 広島県出身[1]。
- 1981年 東京大学法学部卒業、外務省入省[2]。中国語研修を受けたチャイナ・スクール[3]。
- 1985年 カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究修士課程修了
- 1987年 経済局課長補佐
- 1989年 大臣官房領事移住部邦人保護課邦人特別対策室首席事務官
- 1991年 アジア局中国課首席事務官
- 1993年 大蔵省主計局法規課長補佐
- 1994年 大蔵省主計局主計官補佐
- 1996年 在英国日本国大使館参事官
- 1998年 在中華人民共和国日本国大使館参事官
- 2001年 総合外交政策局国際社会協力部人権人道課課長[4]
- 2003年 大臣官房在外公館課長
- 2004年 アジア大洋州局中国課長[3]
- 2006年 在中華人民共和国日本国大使館公使
- 2010年 上海総領事[5]
- 2013年在アメリカ合衆国日本国大使館次席公使
- 2016年外務省研修所長[6]
- 2017年 駐バングラデシュ特命全権大使[2]。
- 2019年日本台湾交流協会台北事務所代表[7]。
栄典
編集- 大綬景星勲章 - 2023年(令和5年)10月30日[8]
同期
編集- 兼原信克(14年国家安全保障局次長兼務・12年内閣官房副長官補)
- 上月豊久(15年ロシア大使)
- 岡村善文(19年OECD大使・17年人権人道担当大使)
- 山田彰(17年ブラジル大使・14年メキシコ大使)
- 上村司(21年日本国政府代表(中東和平担当特使)、17年サウジアラビア大使)
- 佐藤地(17年駐ハンガリー大使・15年ユネスコ大使)
- 側嶋秀展(19年ミクロネシア大使・16年ザンビア大使)
- 香川剛廣(18年国際貿易・経済担当大使・15年エジプト大使)
- 石兼公博(19年国連大使・17年カナダ大使)
- 高岡正人(19年クウェート大使・16年モンゴル大使・13年シドニー総領事・12年イラク大使)
- 高木昌弘(21年駐ドミニカ共和国大使・20年クリチバ総領事)
- 冨田浩司(21年駐米大使・19年韓国大使・15年イスラエル大使)
- 川村裕(24年依願免職・20年ノルウェー大使・18年沖縄大使・14年コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使)
- 川村泰久(19年カナダ大使)
- 嘉治美佐子(19年クロアチア大使・14-17年ジュネーヴ代表部大使)
- 宮島昭夫(20年ポーランド大使・17年トルコ大使)
- 重枝豊英(15年リトアニア大使)
- 石井哲也(17年トンガ大使)
- 岡田誠司(20年バチカン大使・17年南スーダン大使)
- 冨永純正(14年青年海外協力協会会長・11年コンゴ民主共和国大使)
- 奥克彦(イラク日本人外交官射殺事件犠牲者[9]、03年殉職のため大使の称号付与)
- 伊藤光子(15年世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長)
- 福嶌教輝(21年駐メキシコ大使・15年駐アルゼンチン大使)
- 福嶌香代子(19年ナッシュビル総領事)
脚注
編集- ^ a b “泉裕泰代表略歴”. 日本台湾交流協会. 2020年4月2日閲覧。
- ^ a b イタリア大使に片上氏 日本経済新聞2017/8/1 10:29
- ^ a b 「【ポトマック通信】なぜ、ワシントンの日本大使館から「チャイナスクール」が姿 ... 産経ニュース
- ^ 人間の尊厳を求めて「児童のトラフィッキング」撲滅に向けた日本の闘い総合外交政策局国際社会協力部人権人道課 泉 裕泰 課長に聞く外務省
- ^ 「泉裕泰上海総領事のごあいさつ - 」人民日報
- ^ 泉 裕泰 外務省研修所長 略歴
- ^ 対台湾窓口代表に泉氏アジア経済ニュース2019/10/14(月
- ^ “總統頒授日本台灣交流協會台北事務所泉裕泰代表「大綬景星勳章」” (中国語). 台北市: 中華民国総統府 (2023年10月30日). 2023年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月30日閲覧。
- ^ 葬儀では山田が同期を代表して弔辞を読んでいる。“【イラク情勢】棺の上にゆかりの品 「涙が止まらない」外務省同期生ら”. 朝日新聞 (2003年12月6日). 2014年3月26日閲覧。
参考文献
編集- 外務省研修所 所長紹介