岡田誠司
日本の外交官
岡田 誠司(おかだ せいじ、1956年6月2日 - )は、日本の外交官。バンクーバー総領事、駐南スーダン特命全権大使を経て、駐バチカン特命全権大使[1]。
来歴
編集東京都出身。1975年茨城県立下館第一高校卒業。1979年明治大学法学部卒業。1981年、専門職職員として外務省入省。2006年外務省アジア大洋州局日韓経済協力室長。2009年在ケニア日本国大使館公使参事官。2010年在アフガニスタン日本国大使館公使参事官。バンクーバー総領事を経て、2016年外務省大臣官房参事官。2017年から駐南スーダン特命全権大使を務め[2]、国連世界食糧計画(WFP)を通じた総額2億円の無償資金協力の書簡交換などを行った[3]。2020年駐バチカン特命全権大使[4]。
同期
編集- 兼原信克(14年国家安全保障局次長兼務・12年内閣官房副長官補)
- 泉裕泰(19年日本台湾交流協会台北事務所長・17年バングラデシュ大使)
- 上月豊久(15年ロシア大使)
- 岡村善文(19年OECD大使・17年人権人道担当大使)
- 山田彰(17年ブラジル大使・14年メキシコ大使)
- 上村司(21年日本国政府代表(中東和平担当特使)、17年サウジアラビア大使)
- 佐藤地(17年駐ハンガリー大使・15年ユネスコ大使)
- 側嶋秀展(19年ミクロネシア大使・16年ザンビア大使)
- 香川剛廣(18年国際貿易・経済担当大使・15年エジプト大使)
- 石兼公博(19年国連大使・17年カナダ大使)
- 高岡正人(19年クウェート大使・16年モンゴル大使・13年シドニー総領事・12年イラク大使)
- 高木昌弘(21年駐ドミニカ共和国大使・20年クリチバ総領事)
- 冨田浩司(21年駐米大使・19年韓国大使・15年イスラエル大使)
- 川村裕(24年依願免職・20年ノルウェー大使・18年沖縄大使・14年コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使)
- 川村泰久(19年カナダ大使)
- 嘉治美佐子(19年クロアチア大使・14-17年ジュネーヴ代表部大使)
- 宮島昭夫(20年ポーランド大使・17年トルコ大使)
- 重枝豊英(15年リトアニア大使)
- 石井哲也(17年トンガ大使)
- 冨永純正(14年青年海外協力協会会長・11年コンゴ民主共和国大使)
- 奥克彦(イラク日本人外交官射殺事件犠牲者[5]、03年殉職のため大使の称号付与)
- 伊藤光子(15年世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長)
- 福嶌教輝(21年駐メキシコ大使・15年駐アルゼンチン大使)
- 福嶌香代子(19年ナッシュビル総領事)
脚注
編集- ^ 岡田誠司大使略歴 | 在バチカン日本国大使館
- ^ カナダ大使に石兼氏を起用 日本経済新聞2017/9/22 11:34
- ^ 南スーダンに対する国連世界食糧計画(WFP)を通じた無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換
- ^ 人事 外務省 - 毎日新聞
- ^ 葬儀では山田が同期を代表して弔辞を読んでいる。“【イラク情勢】棺の上にゆかりの品 「涙が止まらない」外務省同期生ら”. 朝日新聞 (2003年12月6日). 2014年3月26日閲覧。