江干区
江干区(こうかん-く)は中華人民共和国浙江省杭州市に存在した市轄区。江干とは、河畔、大きな川辺、河岸の意[1]。
中華人民共和国 浙江省 江干区 | |
[[|←]] 1949 - 2021 → | |
杭州市中の江干区の位置 | |
簡体字 | 江干 |
繁体字 | 江干 |
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拼音 | Jiānggān |
カタカナ転記 | チャンカン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 浙江 |
副省級市 | 杭州市 |
行政級別 | 市轄区 |
面積 | |
- 総面積 | 210.22 km² |
人口 | |
- 総人口(2005) | 40.4 万人 |
歴史
編集清末まで江干地区は銭塘県(江干郷)及び仁和県(江干郷・会堡郷)に分けられていた。1911年(宣統3年)、銭塘及び仁和県が廃止され杭州府直轄とされ、1912年(民国元年)2月には府制廃止にともない杭県が設置され、江干地区もその管轄とされた。1927年(民国16年)5月には杭州市が成立、同年10月には区制が施行された際に江干区を初めとする6区が設置されている。1930年(民国19年)8月、13区に行政改編された際に江干区は第8区及び第9区に分割され、1934年(民国23年)3月の行政区画整理に際し第8区及び第9区は第5区と改称されている。1949年(民国38年)5月3日、中国共産党が杭州市を実効支配すると第5区は江干区と改称されている。
行政区画
編集- 街道:凱旋街道、采荷街道、閘弄口街道、四季青街道、白楊街道、下沙街道、彭埠街道、筧橋街道、丁蘭街道、九堡街道
脚注
編集- ^ 『史記』巻69蘇秦列伝第9に「然按干是水旁之高地,故有「江干」「河干」是也。又左思『呉都賦』云「長干延属」、是干為江旁之地」との記載があり、「干」で河岸を意味するため、繁体字でも「干」となる。一部ネットでは「江幹区」と表現しているがこれは誤りである。