水乃ゆり
宝塚歌劇団星組に所属する娘役
水乃 ゆり(みずの ゆり、10月7日[1] - )は、元宝塚歌劇団星組娘役。
みずの ゆり 水乃 ゆり | |
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生年月日 | 10月7日 |
出身地 | 東京都葛飾区 |
身長 | 164cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2016年 - |
活動内容 |
2016年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2024年:宝塚歌劇団退団 |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2014年、宝塚音楽学校入学。
2016年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に102期生として入団[2][3]。入団時の成績は29番[2]。星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」で初舞台[1]。その後、星組に配属[4][2]。
2019年の「霧深きエルベのほとり」で新人公演初ヒロイン[3][4]。
2024年12月1日、舞空瞳退団公演となる「記憶にございません!/Tiara Azul」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5]。
人物
編集宝塚初観劇は小学生の時で、父の勧めで観た「ベルサイユのばら」[3]。華やかな輪っかのドレスや軍服に憧れ、いつかあの舞台に立ってみたいと、音楽学校受験を決意した[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集星組時代
編集- 2016年5 - 6月、『こうもり』『THE ENTERTAINER!』(東京宝塚劇場)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム)
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
- 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場)
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - 新人公演:エヴァ(本役:小桜ほのか)『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『うたかたの恋』 - グレタ/オフィーリア『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』(中日劇場)
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 新人公演:蓮華の精『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
- 2018年8 - 9月、『New Wave!-星-』(バウホール)[4]
- 2018年10月、『デビュタント』(バウホール) - ニコール[4]
- 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - ベティ・シュナイダー、新人公演:マルギット・シュラック(本役:綺咲愛里)『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』 新人公演初ヒロイン[3][4]
- 2019年5月、『アルジェの男』 - ヴィヴィアン『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』(全国ツアー)
- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS-食聖-』 - Yuri、新人公演:クリスティーナ・チャン(本役:舞空瞳)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
- 2019年11 - 12月、『龍の宮(たつのみや)物語』(バウホール) - 島村百合子/雪子
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 神の使い、新人公演:敏麗(本役:音波みのり)『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 神の使い『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)
- 2020年11月、『エル・アルコン-鷹-』 - ギルダ(少女)『Ray-星の光線-』(梅田芸術劇場)
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』[注釈 1]
- 2021年7月、『マノン』(バウホール・KAAT神奈川芸術劇場) - エレーナ
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - おとね、新人公演:天秀尼(本役:有沙瞳)『モアー・ダンディズム!』
- 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - レディ・マークビー
- 2022年4 - 5月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - アニス・メレル『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(宝塚大劇場)
- 2022年6 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - アニス・メレル、新人公演:レオニード・ド・ローウェル(本役:音波みのり)『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(東京宝塚劇場)
- 2022年9月、『ベアタ・ベアトリクス』(バウホール) - ジェイン・バーデン
- 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - カティア、新人公演:タマラ女王(本役:白妙なつ)『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
- 2023年3 - 4月、『バレンシアの熱い花』 - シルヴィア『パッション・ダムール・アゲイン!』(全国ツアー)
- 2023年6 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - トランプの女
- 2023年10 - 11月、『ME AND MY GIRL』(博多座) - ソフィア・ブライトン
- 2024年1 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - WATERRR『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
- 2024年8 - 12月、『記憶にございません!』 - 近藤ボニータ『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』 退団公演[5]
出演イベント
編集- 2024年5月、舞空瞳ミュージック・サロン『Dream in a Dream〜永遠の夢の中に〜』
脚注
編集注釈
編集- ^ B日程のみ出演。
出典
編集- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、114頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
- ^ a b c d e “新人公演で初ヒロインに抜てき/水乃ゆり”. 日刊スポーツ. 2019年5月27日閲覧。
- ^ a b c d e “フェアリーインタビュー 星組 水乃ゆり”. ウィズたからづか. 2019年9月21日閲覧。
- ^ a b “宝塚歌劇星組トップ娘役・舞空瞳が笑顔で本拠地にサヨナラ「痛いぐらい愛がいっぱい」”. スポーツ報知. (2024年9月22日) 2024年12月2日閲覧。