東姫路駅

兵庫県姫路市市之郷にある西日本旅客鉄道の駅

東姫路駅(ひがしひめじえき)は、兵庫県姫路市市之郷高田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である[1][2][3][4]。駅番号はJR-A84。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。

東姫路駅
駅舎
ひがしひめじ
Higashi-Himeji
JR-A83 御着 (2.4 km)
(1.9 km) 姫路 JR-A85
地図
所在地 兵庫県姫路市市之郷高田1046-26
北緯34度49分27.7秒 東経134度42分38.9秒 / 北緯34.824361度 東経134.710806度 / 34.824361; 134.710806 (東姫路駅)座標: 北緯34度49分27.7秒 東経134度42分38.9秒 / 北緯34.824361度 東経134.710806度 / 34.824361; 134.710806 (東姫路駅)
駅番号 JR-A84
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陽本線JR神戸線
キロ程 52.9 km(神戸起点)
大阪から86.0 km
電報略号 ヒヒ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,542人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 2016年平成28年)3月26日
備考 業務委託駅
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歴史

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当駅は市之郷遺跡の直上に作られた駅である。JR山陽本線播但線姫新線姫路駅付近)の連続立体交差事業による再開発・区画整理区域など、周辺市街地の土地利用を促進し、周辺住民の利便性や周辺公共施設へのアクセス性を向上させることを目的に設置された[5]。事業費は29億円であり、内訳は駅施設に27億円、駅前広場整備に2億円である[5]。駅施設費用のうち2/3は国庫補助金を含む形で姫路市が、駅前広場整備は全額姫路市が負担した[5]

駅名の由来は、全国的な知名度を有する「姫路駅」との位置関係を示すことで、当駅の所在地をイメージしやすくするためとしている[1]

年表

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駅構造

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東姫路駅のタッチパネル式案内板

12両編成対応(ホーム長:245 m、ホーム幅:3 – 4 m[5]。)の相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホーム西半分(6両編成分:123 m)には上屋が設置されている[5]。地上駅舎に自動改札3通路と券売機3台、上下ホームにエレベーターを1基ずつ設置。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及び提携ICカードが利用可能。みどりの券売機が設置されている。駅業務はJR西日本交通サービスへ委託されている業務委託駅で一部無人時間(インターホン対応)がある[11]姫路駅被管理駅)。駅出入口にタッチパネル式案内板が設置されており周辺地図や時刻表等の確認が出来る。また改札外にトイレ、改札内に駅スタンプが設置されている[10]

接近メロディ

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2007年3月18日以降に開業したJR京都線JR神戸線の新駅には、駅独自の接近メロディが導入されていたが、当駅には導入されておらず、JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質をアレンジした曲が流れる。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1   JR神戸線 上り 三ノ宮大阪方面[12]
2 下り 姫路相生方面[12]
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ

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日中時間帯(11 – 15時台)は1時間に2本(約30分間隔)が停車する。朝夕時間帯は本数が多くなる。

三ノ宮・大阪方面上りは、一部を除いて加古川駅新快速と乗換が出来る。列車種別は大半が西明石駅から快速であるが、22・23時台には西明石行普通列車が設定されている。

下り列車は原則として姫路止まりか網干行であるが、朝晩には上郡行や赤穂線直通播州赤穂行が少数ながら設定されている。

利用状況

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「兵庫県統計書[** 1]」によると、2021年度の1日平均乗車人員1,320人である。JR神戸線内の中で最も利用者が少ない。

開業以降の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2016年 809 [* 1]
2017年 1,084 [* 2]
2018年 1,256 [* 3]
2019年 1,413 [* 4]
2020年 1,243 [* 5]
2021年 1,320 [* 6]
2022年 1,542 [* 7]

駅周辺

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当駅は市川の西岸に位置している。

バス路線

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停留所名[13][14] 運行事業者 路線名・系統・行先
東姫路駅 神姫バス 26系統姫路駅(北口) / 下太田住宅

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  JR神戸線(山陽本線)
新快速
通過
普通(西明石から快速
御着駅 (JR-A83) - 東姫路駅 (JR-A84) - 姫路駅 (JR-A85)

脚注

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  1. ^ a b c JR神戸線(山陽線)御着・姫路間新駅 駅名の決定について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年10月2日http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/10/page_7724.html2015年10月5日閲覧 
  2. ^ JR西日本、神戸線の新駅は「摩耶」「東姫路」…来春開業”. レスポンス. 株式会社イード (2015年10月2日). 2015年10月5日閲覧。
  3. ^ JR西日本、神戸線に列車の回生電力を活用する新駅「摩耶駅」を2016年春に開業 飛び立つ白鷺の姿を演出した新駅「東姫路駅」も同時期に”. トラベル Watch. インプレス. 2015年10月5日閲覧。
  4. ^ JR西日本、兵庫県のJR神戸線新駅「摩耶」「東姫路」に決定 - 2016年春開業”. マイナビニュース. マイナビ (2015年10月2日). 2015年10月5日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 東姫路駅(御着・姫路間新駅)の設置について”. 姫路市. 2017年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月10日閲覧。
  6. ^ 『姫路市都市拠点整備』p.383
  7. ^ 平成28年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日http://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf2016年1月24日閲覧 
  8. ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年7月20日https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/07/page_8973.html 
  9. ^ a b JR時刻表2022年9月号索引地図
  10. ^ a b c 東姫路駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2022年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月29日閲覧。
  11. ^ 会社概要|事業エリア(2022年7月1日現在)”. JR西日本交通サービス. 2023年9月10日閲覧。
  12. ^ a b 東姫路駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月2日閲覧。
  13. ^ 姫路北部 運行系統図 神姫バス” (PDF). 神姫バス. 2024年4月21日閲覧。
  14. ^ 姫路南部 運行系統図 神姫バス” (PDF). 神姫バス. 2024年4月20日閲覧。

利用状況

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統計データ
兵庫県統計書

関連項目

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外部リンク

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