日立木駅
福島県相馬市赤木にある東日本旅客鉄道の駅
日立木駅(にったきえき)は、福島県相馬市赤木字上原田(かみはらだ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[2]。
日立木駅 | |
---|---|
駅入口(2022年12月) | |
にったき Nittaki | |
◄鹿島 (6.7 km) (5.9 km) 相馬► | |
所在地 | 福島県相馬市赤木字上原田25[1][2] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 301.1 km(日暮里起点) |
電報略号 | ニキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
121人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)8月15日[2] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機あり)[2] |
歴史
編集- 1922年(大正11年)8月15日:鉄道省の駅として開業[2]。当時は相馬郡日立木村だった。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1962年(昭和37年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1975年(昭和50年)10月1日:荷物の扱いを廃止[3]。
- 1977年(昭和52年)3月1日:駅員無配置駅となる[4](駅前商店への簡易委託化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[3]。
- 1993年(平成5年):簡易委託を廃止し、無人化。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[5]。
- 2011年(平成23年)
- 2022年(令和4年)3月16日:福島県沖地震の発生により、ホームの一部が崩れる[7]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][8]。
駅構造
編集原ノ町統括センター(原ノ町駅)管理の無人駅で[2]、簡易Suica改札機と乗車駅証明書発行機が設置されている。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅であるが[2]、東日本大震災以降、3番線は使用停止中となっている。駅舎との間は跨線橋で連絡しており、ホーム上に待合室がある。
駅前に公衆電話、郵便ポスト、自動販売機(Suica対応)などが設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 上り | 原ノ町・小高方面[9] |
2 | 下り | 相馬・仙台方面[9] | |
3 | (使用停止中) |
- 3番線は柵が設置されているため、使用停止中である。
-
改札口(2022年4月)
-
待合室(2022年4月)
-
1番線ホーム(2022年4月)
-
2・3番線ホーム(2022年4月)
利用状況
編集「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 148 | [10] |
2001年(平成13年) | 145 | [11] |
2002年(平成14年) | 134 | [12] |
2003年(平成15年) | 123 | [13] |
2004年(平成16年) | 121 | [14] |
駅周辺
編集駅舎より海側(東)を中心に、集落が存在する。
- 施設
- 道の駅そうま
- 日下石川
- 二ノ宮神社
- 日立木郵便局
- 相馬市立日立木小学校
- 道路
- 福島県道34号相馬浪江線
- 福島県道121号日下石新沼線
- 福島県道164号鹿島日下石線
- 福島県道270号山上赤木線
- 福島県道271号磯部日下石線
- 国道6号 - 日立木駅より1キロメートルほど海側を通っている。
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d “駅の情報(日立木駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、22頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、436頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「「通報」●常磐線末続駅ほか3駅及び日豊本線海崎駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1977年3月1日、4面。
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『常磐線の運転計画について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2011年12月14日。オリジナルの2012年1月30日時点におけるアーカイブ 。2011年12月14日閲覧。
- ^ 「JR常磐線 ホームや橋が損傷 再開の見通し立たず」『NHK福島』2022年3月17日。オリジナルの2022年3月17日時点におけるアーカイブ。2022年3月18日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月1日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(日立木駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月5日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2024年10月28日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(日立木駅):JR東日本